起伏に富んだ海岸線が続き
南北の植物が自生する「日本の縮図」
新潟港からフェリーで佐渡の両津港へ。Jeep Wrangler Unlimited Sportとともに船に乗り海を渡ることで、旅の相棒であるという感覚が深まってくる。
日本海側最大の島である佐渡島(さどしま)は、海流の影響で新潟本土と比べて夏は涼しく冬は暖かいため、多種多様な植物が自生し島に多彩な表情を生み出している。また、一周約280キロメートルの海岸線には日本の海岸地形が揃っているといわれ、島を巡ると異なるランドスケープが次々と目に飛び込んでくる。
そんなドライブを最大限に楽しむことができるのが、Jeep Wrangler Unlimited Sportの「フリーダムトップ®︎ 3ピース モジュラーハードトップ」だ。簡単にルーフを取り外すことができるため、オープンエアな開放感あふれる走りで佐渡の大自然に触れることができる。
青空と心地よい海風を感じながら外海府海岸沿いの道を走ると、日本海に突き出した山とも見まごう巨大な岩、大野亀が見えてきた。風にそよぐ草原の緑や一枚岸壁、そして空と海のブルーが織りなす雄大な景色は、忘れることのできない強い印象を残す。
さらにノルウェーのフィヨルドを思わせる断崖が連なった尖閣湾、水平線に沈む夕陽が美しい七浦海岸……アルバムをめくるように変化する景観は、島がまるごと大地のテーマパークだと言っても過言ではないだろう。
世阿弥の書にも綴られた
「黄金の島」で受け継がれた文化
佐渡の歴史、文化を語る上で欠かすことができないのが金銀山だ。「今昔物語集」に「佐渡ノ国ニコソ金ノ花栄タル所」と記されていることからも、この地では古くから砂金採取が行われていたことがわかる。東西3000m、南北600m、深さ800mに広がる金鉱脈は1601年に開山したと伝えられ、江戸時代初期から佐渡奉行所が置かれ徳川幕府の財政を支えてきた。明治以降も日本最大の金銀山として拡大発展し、平成元(1989)年に資源枯渇のため操業を休止するまで400年近く営まれてきた。鉱山や鉱場の遺跡は、ユネスコの世界遺産の候補に挙がっているという。夢の跡に佇むと、採掘に携わった多くの人々の思いが胸を去来する。
かつて配流地だった佐渡には政争に敗れた貴族や知識人が流され、その中には室町時代を代表する能役者にして能作者であった世阿弥もいた。世阿弥が佐渡への道中や島の様子を綴った小謡(こうたい)集「金島書(きんとうしょ)」には「あら面白や佐渡の海、満目青山(まんもくせいざん)、なをおのづから、その名を問へば佐渡といふ、金(こがね)の島ぞ妙なる」と書かれている。そんな世阿弥との縁に繋がるのか、島をドライブしていると、あちらこちらで神社の境内に佇む能舞台を目にする。
※車両の撮影は特別に許可を得て行っています。
※車両の撮影は特別に許可を得て行っています。
佐渡で能が広まったのは江戸時代、佐渡奉行である大久保長安が能楽師の出身であった影響が大きいといわれている。長安が能楽師一行を招き、神社に奉納したことから佐渡の能は発展し、武士だけでなく島のさまざまな階層へと広がり庶民の間にも浸透した。能舞台の数は、明治時代の終わり頃から大正時代にかけての最盛時には約90あり、現在でも30あまり残っている。京都や江戸、金沢などでは貴族や武士のものであった芸能が、遠く離れたこの島で独自の進化を遂げたことは何とも興味深い。
伝統を次のステージへ。
未来へと続く鼓童の挑戦
公益財団法人 鼓童文化財団
専務理事
菅野 敦司氏
日暮れ時、佐渡で最初に神事能が奉納されたといわれる春日神社の境内の薪に火が灯された。能舞台と前庭に設えた大太鼓・小太鼓に向かうのは、佐渡を拠点に国際的な活動を行っている「太鼓芸能集団 鼓童」のメンバーだ。
「太鼓は、数ある楽器の中でもおそらく最も古く、また世界中に存在する楽器ではないでしょうか。ここ佐渡でも厄を払い豊年を祈る『鬼太鼓』と呼ばれる芸能が集落ごとに伝えられてきました。私たち鼓童は、この佐渡を拠点に太鼓を中心とした音楽創作活動を行うグループとして1981年に設立しました。日本のみならず世界各地の伝統芸能を学んで創作活動に取り入れ、自分たちならではの表現で伝統芸能を守り育みながら、地域活性化への貢献活動も行っています」と語るのは、公益財団法人 鼓童文化財団 専務理事の菅野敦司氏。日本の原風景が残り、春夏秋冬の四季の変化に富んだ佐渡は、創作活動にさまざまなインスピレーションを与えてくれるという。「時には森の鳥たちが太鼓の音に反応して鳴くこともあります。自然とのセッションですね」と菅野氏は微笑む。
日没とともに、鼓童のパフォーマンスが始まった。夜空の下、エネルギッシュな演奏による心地よい高揚と緊張感が、神社の境内を支配していく。音を聞きつけた近隣の人々が神社の境内へと集まってきた。パワフルな演奏に興奮しリズムに合わせて飛び跳ねる子どもたちの姿に、太鼓芸能が世代を超えて誰にでも伝わる言葉のいらないシンプルな強さを持った芸術であることを実感する。
1981年に行われたベルリン芸術祭でのデビュー以来、世界50ヶ国以上で公演し高い評価を得てきた鼓童。海外での活動が多いながらも、ベースはあくまで佐渡にあると菅野氏は語る。現在30名強の鼓童のパフォーマーの中に、佐渡出身者は一人もいないという。それでも佐渡の人たちとともに地域に根ざし、美しい自然やその土地ならではの文化を吸収しながら創作活動に取り組んでいる。
鼓童の活動は舞台パフォーマンスだけにとどまらず、太鼓と芸能を楽しみながら行うフィットネス・プログラム「エクサドン」の取り組みにも力を入れている。佐渡にある汐彩クリニック森本芳典院長の発案により、佐渡市との共同事業として開発され、「エクササイズ(運動)」+「佐渡」+「ドン(太鼓の音)」を合わせたその名の通り、太鼓を叩いて体を動かすプログラムだ。インストラクターや仲間と一緒に体を動かすことによる健康増進や認知症予防の効果が期待できるという。
佐渡の自然を愛し、地域の人との交流や地元の活性化も大切にしながら、伝統をベースにした新しい未来を創造し続けている鼓童の活動は、1941年に誕生した初代モデル、WillysのDNAを受け継ぎ、進化を続けてきたJeepのスピリットとも通じ合う。その先の新しい道を開拓する喜びを胸に。Jeepの旅はまだまだ続いていく。
公益財団法人 鼓童文化財団 専務理事
菅野 敦司氏
1982年より鼓童に参加。鼓童のマネージャーとして35ヶ国を訪ねる。1988年より佐渡で毎年開催されている、国際芸術祭「アース・セレブレーション」の総合プロデューサーを務める。
スポット紹介
新潟・佐渡の
魅力に触れる旅
四方を日本海に囲まれ、豊かな自然の中で独自の文化を育み、受け継いできた新潟県・佐渡。
伝統を背景に、次なる歴史を築く島でのかけがえのない出会いから、新たな世界の扉を開いて。
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大野亀
海に突き出た、頂上まで切り立った標高167メートルの一枚岸壁は圧巻。初夏にはカンゾウの花が咲き乱れる。
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千畳敷
弁天崎沖合に広がる景勝地。海上にかかる通称「眼鏡橋」があり、迫り来る日本海の波や岩礁の様子を眺めながら散策できる。
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史跡 佐渡金山
当時の採掘の様子が見られる宗太夫坑(そうだゆうこう)や操業休止まで使用された道遊坑などが見学できる。
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北沢浮遊選鉱場跡
日本で最初に金銀鉱石の浮遊選鉱法を採用し、昭和の佐渡金山の大量生産を支えた鉱石処理場の跡。夜にはライトアップされ幻想的な光景に。
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京町通り
金銀山が盛んだった時代、相川金銀山と佐渡奉行所を結んだメインストリート。通りのシンボル「時鐘楼(じしょうろう)」は今も当時と同じように時を告げる。
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佐渡太鼓体験交流館
太鼓に関するさまざまな体験ができ、「たたこう館」の愛称で親しまれている。樹齢約600年のケヤキ原木製の大太鼓を使った太鼓体験プログラムが人気。
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スライドショーで巡る新潟・佐渡
新潟・佐渡の旅ギャラリー
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廻船業の拠点として発展した江戸寛文期の面影を残す宿根木集落。写真の三角家は内部を期間限定で公開している。 -
宿根木海岸ではワカメやアワビ、サザエなどの漁に実際に使用されているたらい舟の体験乗船が可能。船頭さんの愛犬アスティと一緒に乗ることができる日も。 -
沢崎海岸に広がる万畳敷。「万畳敷」とは海中に隠れた巨大な一枚岩のこと。潮の満ち引きと天候によって、透明度の高い海面に青空や夕焼けが水鏡のように映し出される。 -
ワイルドな表情のセブンスロットグリルや、先代モデルのCJシリーズから継承した丸型のヘッドライトがJeepらしさを主張。 -
スペアタイヤを搭載した後ろ姿。鮮やかなヘラヤライエローとブラックのコンビネーションが視線を集める。 -
ルーフを簡単に取り外して走行できるのもJeep Wrangler Unlimited Sportの醍醐味。専用工具と取り扱い説明書が付いているのも嬉しい。 -
車体後部の荷台には、ルーフを外した際のボルトを収納できるスペースが設けられており、快適な旅への配慮を感じさせる。 -
初代JeepのWillysから、そのDNAを脈々と受け継いできたWrangler。4×4走破性の実現に加え、先進テクノロジーを搭載し安全性も向上。進化を続けるブランドの誇りがロゴに込められている。 -
Jeepの中でも特に優れた4×4性能を持つモデルのみに与えられるTrail Rated®バッジ。地球上で最も険しいといわれる米国ネバダ州のルビコントレイルでの独自のオフロード性能試験に合格した証。 -
運転中でもスマートフォンを便利かつ安全に使うことができるApple CarPlay*1とAndroid Auto*2に対応。
※一部の機種、アプリケーション、サービスは利用できない場合があります。
*1:Apple CarPlayは米国およびその他の国で登録された Apple Inc.の商標です。*2:Android AutoはGoogle Inc.の商標です。 -
マニュアルで切り替えるパートタイム4×4に加え、自動的に前後輪に駆動力を分配するフルタイム 4×4システムを採用。 -
車体をイラスト化した隠れアイコンがひそんでいる。こんなJeepの遊び心も、次の旅への冒険心を喚起する。

- サイズ(全長×全幅×全高):4,870×1,895×1,840mm
- エンジン型式: V型6気筒DOHC
- 総排気量:3,604cc
- 最高出力: 209kW(284ps)/6,400rpm[ECE]
- 駆動方式:後2輪・4輪駆動・オンデマンド方式4輪駆動
(選択式) - 全国メーカー希望小売価格: 5,110,000円(税込)
※記載の価格は2020年7月29日現在のものです。
※車両の撮影は特別に許可を得て行っています。
商品に関するお問い合わせは、Stellantisジャパン株式会社まで
ジープフリーコール:0120-712-812(9:00〜21:00、無休)









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