永久凍土の大地に広がるノースウエスト準州。
様々な民族や大自然が生み出す魅力を紐解いていく。

カナダ北西に広がる永久凍土の地

北緯60度以北に広がるノースウエスト準州。
日本からは飛行機で約17~18時間。
バンクーバーから2.5時間、エドモントンから2時間というロケーション。

5つの地域からなるノースウエスト準州

5つの地域と州都イエローナイフ。
それぞれに魅力的な文化・自然があります。

あらゆる民族が織りなす豊かな文化

多様な民族・言語・文化が共存する州です。
主要な3つの先住民族が人口の約50%を占め、
チペワイアン語、クリー語、トリチョ語など11の公式言語があります。

平均年齢はわずか32歳で、カナダの平均をはるかに下回っています。
なんと人口のほぼ4分の1は15歳未満。65歳以上の人は20人に1人です。

1年のほぼ半分が冬
気温がマイナス30℃以下になることも

冬は長く、1年のほぼ半分(11月~4月頃)を占めます。
冬は午後4時頃には暗くなる一方で、夏は日照時間が20時間以上に。
7~8月はかなり蒸し暑く、なんと史上最高気温が39.4℃を記録したことも。
しかし普段は室温程度で、昼夜を通して外で活動するには最高の気温です。

また、カナダで一番の晴天率の高さを誇り、1年のほとんどの期間、鮮やかな青空が広がります。
オーロラを楽しむにはベストな環境といえます。

大自然を駆け回る野生動物たちに出会う

ノースウエスト準州には6つの国立公園があり、澄んだ川、高くそびえる山々、
迫力満点の滝などの大自然を味わうことができます。
ジャコウウシ、カリブー、グリズリー、バイソンなどの野生動物と出会うことも。

関東地方(東京、埼玉、神奈川、千葉、茨城、栃木、群馬)の約1.4倍の面積。約44,610㎢を誇る、カナダ最大の公園。西半球で最も大きな陸上動物である、希少なウッドバイソンを保護するために設立されたこの公園では、広大な林、北米で最大の淡水内陸河川デルタ、世界的に有名なソルトプレーン(塩類湖底)といった風景を楽しむことができます。
お勧めのアクティビティはハイキング。1キロ未満の簡単なものから、野原や森のトレイルを通る14kmの難易度の高いものまで、多くの種類を楽しめます。野生動物は、オオカミ、ツキノワグマ、世界でここにしか残っていないアメリカシロヅル、そしてバイソンなどに出会うことができます。

ナハニ国立公園は、約3万㎢に及ぶ巨大な公園。ユネスコの世界遺産に登録されており、冒険好きにとっては憧れの地です。4つのそびえ立つ渓谷に囲まれたナハニ川は、クマ、ドールビッグホーン(野生の大型羊)、カリブーなどが生息する高山地帯を流れています。公園内にあるヴァージニア滝は、なんとナイアガラの滝の約2倍の高さ。迫力満点の大自然を目の当たりにすることができます。
他にも硫黄温泉に入りながら山々を眺めたり、ハイキングをしたり、カヌーやボートで川下りの体験をしたり――豊富なアクティビティを何日間も楽しむことができます。

夜空に煌めく
美しい光のパフォーマンス

ノースウエスト準州はオーロラ鑑賞のメッカ。
3日間滞在すれば95%以上の確率でオーロラを見ることができるといいます。
澄み切った夜空と超低湿度という気候がオーロラ観測に完璧な条件を作り出しているのです。

冬に見るイメージが強いオーロラですが、同州では夏・秋にも楽しむことができます。
凍てつく寒さの中、凍った湖の上に出現する冬オーロラ(11月~5月中旬)と、
湖に反射して広がる夏・秋オーロラ(8月~10月)はどちらも一見の価値ありです。

ネイティブクラフトに親しむ

様々な民族が暮らすノースウエスト準州では、伝統的な刺繡を施したブーツや手袋など美しい工芸品に触れることができます。
白夜中に行われる「グレート・ノーザン・アーツ・フェスティバル」ではカナダ全土の先住民アーティストの作品や、イヌイットのダンスなどを楽しみましょう。

PHOTOGRAPH BY JOEL SARTORE/NATIONAL GEOGRAPHIC

長い冬の終わりを告げる可憐な花

ノースウエスト準州の州花、チョウノスケソウ。バラ科の植物で、クリーム色の8つの花弁を持つ不思議な花。冬でも葉は緑色を保っています。1957年、著名な植物学者で北極圏の探検家でもあるA.E. Porsild博士により、州花として選ばれました。1年の半分が冬である同州では、雪景色が白い花のカーペットに変わる日を皆待ち望んでいるのです。

PHOTOGRAPH BY NORTHWEST TERRITORIES TOURISM

ノースウエスト準州観光局

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