“水のカーテン”が生み出す清しさに癒されて
仲間と共に初夏の名瀑へ
富士山を右手に眺めながら東名高速道路を走ること数時間。駐車場にクルマを停めて外に出ると、初夏の輝くような日差しが頬を照らした。今日は思っていたより暑くなるかもしれない。念のため帽子をかぶり直して目的地へと続く階段を降りると、たちまち涼しい風が鼻先をくすぐった。「ここを撮影地に選んだのは正解だった」と、思わずにやける。
静岡県・富士宮市にある白糸の滝は、高さおよそ20メートル、幅150メートルの絶壁から富士山の雪解け水がまるで白糸のようにいく筋も流れ落ちることから、その名がつけられた。国の名勝及び天然記念物に指定されており、2013年には「富士山-信仰の対象と芸術の源泉」の構成資産として世界文化遺産に登録された。週末にはたくさんの観光客が訪れる名瀑だ。今日はここで「写真教室」と称して、知人数人に長時間露光を使った撮影方法を教える予定だ。私は何度目かの訪問だが、同行者の中には初めて目の当たりにしたという人も少なくない。優美ながら迫力がある“水のカーテン”と、水しぶきが生み出す空気の清しさに、しばしの間、時を忘れたようにたたずんだ。
PHOTOGRAPH BY YOSUKE KASHIWAKURA
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滝は長時間露光のテクニックを習得するのにうってつけの場所だ。単にピントを合わせて撮影するだけだと、水が止まったように見えてしまう。だがカメラを三脚で固定し、光量を調節するNDフィルターをレンズに取り付けてシャッタースピードを遅くすると、躍動的な水の動きが撮れるのだ。撮影した写真を改めて見ると、滝が持つ神聖さ、神秘性を強く感じる。
説明だけ聞くと簡単に思えるかもしれないが、ピントを合わせてからフィルターをつけるなど、それなりのテクニックが必要になる。参加者と一緒に滝の前を何度も移動し、ああでもない、こうでもないと言いながら構図を探った。
PHOTOGRAPH BY YOSUKE KASHIWAKURA
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気づくと日が傾いていた。到着から3時間、参加者全員で白糸の滝の撮影に没頭していた。これから近くのキャンプ場に移動して、暗くなったらプロジェクターを使って写真の講評会を行うつもりだ。近くのコンビニでビールやツマミをたっぷりと買い込み、キャンプ場へと急いだ。
タイヤ付きで移動も手軽に
静かで頼れる“相棒”を手に入れた
今回宿泊する富士宮市の「VOLCANO白糸オートキャンプ場」は、白糸の滝からクルマで約5分と、アクセスの良さが魅力だ。早朝に湖畔に映り込む「ダイヤモンド富士」が拝める田貫湖や朝霧高原内の牧場にもほど近く、大人から子どもまで満足できる宿泊地だろう。いうまでもなく、キャンプ場内からも雄大な富士山の姿が堪能できる。
テントを張って荷物を搬入すると、先ほどまでの涼しさが嘘のように汗が吹き出してきた。木々に囲まれた場所とはいえ、大人が何人も集まって狭い場所に固まっていると、さすがに暑さを感じる。こんなこともあろうかと、家から扇風機を持ってきて正解だった。夜が更けて過ごしやすい気温に落ち着くまで、これでしのげればいいだろう。旅の“相棒”として持参した「Jackery ポータブル電源 2000 Plus」をトランクから降ろす。新モデルは耐震性能が高いゴムホイール製のタイヤとアルミ合金製のハンドルがついていて、キャリーケースのような高い操作性が特徴だ。
PHOTOGRAPH BY YOSUKE KASHIWAKURA
扇風機を繋いで電源を入れると、たちまち涼しい風がテント周辺に流れた。涼を求めて集まった参加者たちが、興味深そうにJackery ポータブル電源 2000 Plusに見入っている。つい自慢したくなって、持参したミニ冷蔵庫を取り出した。「これでキンキンに冷やしたビールを飲もう」。そう告げると、歓声が上がった。アウトドア用冷蔵庫はそこそこ値が張るし、意外と活用頻度が低い。自室でドリンクを冷やすために使っていたミニ冷蔵庫を外に持ち出してポータブル電源につなぐというのは、我ながら名案だと思った。
PHOTOGRAPH BY YOSUKE KASHIWAKURA
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撮影を終えた全員のカメラ、スマホを充電して、しばし休憩する。気温が下がってきたので扇風機を止めると、あたりがシンと静まり返った。2000 Plusは作動音が42db以下と、静音性に優れている。家の中で家電製品を使っているほうが、よほどうるさく感じるくらいだ。チェアに腰掛けて目をつぶり、鳥のさえずりに耳をすませる。あれはミソサザイだろうか。誰かがビールのプルタブを上げる音が聞こえた。
PHOTOGRAPH BY YOSUKE KASHIWAKURA
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長寿命のポータブル電源と手持ちの家電で
エコを意識した旅を
あたりがすっかり闇に包まれたころに、プロジェクターを使って先ほど撮影した写真を投影した。白糸の滝の面白さは、見る人によってその表情を変えるところだ。引きで全体を撮る人もいれば、水が打ちつける岩をクローズアップして撮る人もいる。こんな視点もあったのかと気付かされることも多かった。
講評会といってもアウトドアなので堅苦しさは一切なく、どんどんビールが進むのもまた楽しい。そろそろコーヒーに切り替えようと誰かが言い出して、電気ケトルのスイッチを入れた。2000 Plusは定格出力が3000Wもあるので、一般家庭にある電化製品のほぼすべてが使える。電気ケトルの消費電力は沸騰時に1000Wを超えるが、そのために冷蔵庫やパソコンの電源を抜くといった作業が不要なのもありがたい。同じ容量のエクストラバッテリー、Jackery Battery Pack 2000 Plusを使って容量を拡張できるので、寒くなってきたころの撮影ではますます活躍してくれるだろう。
PHOTOGRAPH BY YOSUKE KASHIWAKURA
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見上げると、満天の星空だった。ランタンのほんのりとした明るさの下、夜景撮影の準備に取り掛かる。ネイチャーフォトグラファーとして日頃から自然風景や環境について考えることは多いが、こうして澄み切った夜空を撮っていると、ますますその想いが強くなった。環境を守るためには、賢くモノを選ぶことも一つの手立てだと私は考えている。私はよく撮影旅行に出るが、最初のころは手頃なキャンプ用家電をあれこれ買い込んでしまい、倉庫に眠らせることも少なくなかった。2000 Plusは最大10年使えるポータブル電源だ。長寿命の2000 Plusと手持ちの家電と組み合わせて使いこなす。これは十分エコと言えるのではないだろうか。
コーヒーの香りが漂ってきた。仲間と楽しく過ごしながら、好きなことに没頭する瞬間ほど心が豊かになることはない。それを支えてくれる頼れる相棒、2000 Plusと一緒に、今度はどこへ旅に出ようか。
PHOTOGRAPH BY YOSUKE KASHIWAKURA

Jackery Battery Pack 2000 Plus
| 定格容量 | 2042Wh |
| サイズ&重量 | H47×W33.1×D23.1(19kg) |
| 電池 | リン酸鉄 |
| 2×DC 拡張ポート |
32.2V‐50.4V 電流制限97A |
| DC入力ポート | 4ポード合計1400W |
| 充電方法 | ソーラーパネル充電、シガーソケット充電に対応。Jackery ポータブル電源 2000 Plusを介してAC充電。 |
Jackery ポータブル電源 2000 Plus
| 定格容量 | 2042Wh |
| 定格出力 | 3000W |
| サイズ・重量 | H47.5×W35.2×D36.9 (27.9kg) |
| サイクル | 4000+ |
| 電池 | リン酸鉄 |
| 保証 | 3+2年 |
| 満充電時間 | AC 2時間 ソーラーパネル200W×6枚 2.5時間 |
| 拡張性 | エクストラバッテリー最大5個追加可能 2000×6=約1.2KWh |
ジャクリ最新発売のJackery ポータブル電源2000 PlusがソーラーパネルJackery SolarSaga 200とセットとしても販売されています。
Jackery Solar Generator 2000 Plusまた7/14(金)まで特別のキャンペーンを実施いたします。
①Jackery ポータブル電源 2000 Plus単品を15%オフご購入頂けます。ソーラーパネル100Wを1枚プレゼントします。
②Jackery ポータブル電源 2000 Plus 1台+Jackery SolaSaga 200/Jackery Bettery Pack 2000 Plusをセットで20%オフご購入いただけます。
柏倉 陽介
(かしわくら ようすけ)
1978年、山形県生まれ。主な撮影分野は自然風景、人物、野生動物、環境保護など多岐にわたる。ナショナル ジオグラフィック国際フォトコンテストやレンズカルチャーアースアワード、ワイルドライフフォトグラファーオブザイヤーほか数多くの国際写真コンテストに入賞。作品は国連気候変動枠組条約締約国会議やロンドン自然史博物館、米国立スミソニアン自然史博物館などに展示されている。
柏倉陽介公式サイト







