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東芝光触媒「ルネキャット」導入レポート石巻グランドホテル「除菌・消臭効果のおかげでまっさらな状態の客室にお客様をお迎えできます」

※記事中の情報につきましては、すべて取材時点のものとなります。
東芝の先端技術が生み出した画期的な光触媒「ルネキャット」。
その優れた除菌・消臭効果が、清潔・快適さを必要とする宿泊施設での競争力強化に役立っている。今回は、石巻グランドホテルの事例を紹介する。

東芝の「ルネキャット」は、可視光応答型の光触媒だ。紫外線がなければ反応しない従来の光触媒や、原因物質を包み込むことで臭いを消す一般的な消臭剤とも異なり、室内の照明下でも臭いの元を炭酸ガスと水に分解し、除菌効果も発揮する。布製品や壁紙、天井などに一度塗布すれば、寝室や厨房でも長く効果を発揮する。従来品とは一線を画す、東芝ならではの技術だ。

自信を持てる消臭効果。客室稼働率がアップ

常に、想像力を働かせて万全を期す。見えない臭いへの備えや除菌が宿泊施設には必要不可欠です。  後藤 宗德 氏 石巻グランドホテル 代表取締役社長

「ルネキャット」の画期的な効果は、衛生的で快適性が求められる施設やサービスの現場で大いに活用されている。宮城県石巻市の石巻グランドホテルもその1つだ。

「『ルネキャット』を使い始めたのは、東日本大震災の年の7月でした」と常務取締役の小野寺夢津子氏。東日本を襲った津波は、石巻駅前に位置するホテルにも甚大な被害をもたらした。「ルネキャット」は、復興工事の最中に紹介されたのがきっかけだった。

「客室やロビー、宴会場、レストランの壁や天井など、考えられるところは全て塗布しました」(小野寺氏)。

効果は、すぐに実感することができたという。その夏、石巻市は津波によるヘドロや水産物の臭いに覆われていた。そこで、社有車の中に「ルネキャット」を塗布すると、車内の臭いが気にならなくなったという。「これはすごい」ということで、改めて他の社有車にも「ルネキャット」を使うことにした。

もちろん、客室でも効果があった。以前は、宿泊されたお客様が帰った後の香水・タバコ等の残った臭い対策に、オゾン脱臭機を使っていたが、それでも消えないことがあった。自信を持ってお客様に提供できる状態でない時は、客室を稼働させないようにしていたが、「ルネキャット」の導入以降、そのようなことは、ほとんどなくなった。

使用開始から約4年。「使用前は、毎日のように使っていたオゾン脱臭機も、年に数回しか使っていません」と小野寺氏は話す。前のお客様の痕跡を残さず、まっさらな状態の客室にお客様を迎えるのが、ホテルの使命。「1度塗布すれば効果が持続する『ルネキャット』を使うことで、スタッフも自信を持って、お客様を迎え入れることができます」(小野寺氏)。

1983年開業の石巻グランドホテルは、宿泊はもちろん、結婚式や宴会の場としても利用される都市型ホテルだ。2011年8月のリニューアルオープン以降も、「『ルネキャット』のおかげで、塗料類の臭いを気にすることなく修繕を重ねています」と、小野寺氏。

見えない臭い対策や除菌効果。厨房の衛生管理を強化

結婚式や宴会の利用も多いホテルでは、厨房の天井や壁にも「ルネキャット」を塗布している。

「衛生管理には細心の注意を払っています。それでも、万が一を考え『ルネキャット』を使うことに迷いはありませんでした」と、代表取締役社長の後藤宗德氏は話す。

「想像力を働かせる」が、後藤氏の経営理念だ。サービスに完成形はない。ベストを尽くしていると思っても、安心せず、本当に大丈夫かと自問し、さらに改善できるかを考える、そのためには想像力が必要だということだ。

後藤氏は、「目に見えない臭いの原因物質対策や除菌に、1度の塗布で効果が持続する『ルネキャット』を使うことで、万全を期したい」と衛生管理についても想像力を働かせ対応している。

※1 粒子が露出する面に菌・臭いの原因物質が当たった際、除菌・消臭効果が得られます。空気中の全ての有害物質を除去するわけではありません。効果は、空気の対流状況によります。 ※2 「ルネキャット」が残留している限り、効果は持続。内装壁・壁紙に塗布した場合、約500回の乾拭きで9割以上光触媒が残存、消臭効果を維持(東芝マテリアル実験)。 ※3 光の照度は250ルクス程度必要。 ※ルネキャットは、経口毒性、皮膚に触れたときの皮膚一次刺激性、アレルギー性など、光触媒工業会の安全評価基準をすべての項目において満たしています。
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