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特集2019年11月8日公開

日経 xTECH EXPO 2019 パナソニックブースレポート

比嘉愛未さんと考える「働き方改革2.0」の実践方法レッツ

パナソニックは、2019年10月9日から11日まで東京ビッグサイトで開催された、ビジネスと技術の「クロス領域」で起こるイノベーションの最前線を伝える「日経 xTECH EXPO 2019」に出展。本稿では、パナソニックブースの展示とともに、働き方改革の専門家と実践者に加えて、女優の比嘉愛未さんも交えて「具体的に働き方改革をどう進めていくべきなのか」についてディスカッションした特別講演とパナソニックブースにて行われた比嘉愛未さんとのトークショーの模様をお送りする。

働き方改革の本質は一人ひとりの意識の改革

 「比嘉愛未と考える、働き方改革2.0 多様な個性でつくるこれからの組織と文化とは」と題し行われた特別講演。満員の来場者が講演の開始を今か今かと待つ中、モデレータを務める日経BP 技術メディア局長の河井 保博氏が登壇。河井氏に紹介され、働き方改革の専門家としてサイボウズ チームワーク総研 統括ディレクターである和田 武訓氏、働き方改革を実践するパナソニック コネクティッドソリューションズ社 常務CDO/CIOである榊原 洋氏がステージに並び、最後にスタイリッシュなワンピースに身を包んだ女優の比嘉 愛未さんが登場した。

ひときわ大きな歓声を集めて登場した比嘉愛未さん。満員の来場者を見渡し「これだけ多くの方にお集まりいただいてうれしいです」と語る。
ひときわ大きな歓声を集めて登場した比嘉愛未さん。満員の来場者を見渡し「これだけ多くの方にお集まりいただいてうれしいです」と語る。
写真左から株式会社日経BP  技術メディア局長 河井 保博氏、女優の比嘉 愛未さん、サイボウズ株式会社 チームワーク総研 統括ディレクター 和田 武訓 氏、パナソニック株式会社 コネクティッドソリューションズ社 常務 CDO/CIO 榊原 洋 氏。
写真左から株式会社日経BP 技術メディア局長 河井 保博氏、女優の比嘉 愛未さん、サイボウズ株式会社 チームワーク総研 統括ディレクター 和田 武訓 氏、パナソニック株式会社 コネクティッドソリューションズ社 常務 CDO/CIO 榊原 洋 氏。

 最初に話題となったのは、働き方改革の動向とそこで見られる課題だ。和田氏は「3年前にはプロジェクトベースだった働き方改革が、最近では具体化されています」と進化を指摘し、榊原氏はなかなか成果につながらない“働き方改革疲れ”と、うまく行っているところと、そうではないところに分かれる“2極化”を指摘した。

 100人100通りの働き方改革を提唱する和田氏は、働き方改革を成功させる鍵として“多様性への理解”を挙げる。「ポイントは人事制度とツールです。特定の人が利用できるというものではなく、全員がそれぞれの立場で使えるオープンなものがベースです」という和田氏の話に、比嘉さんは「難しく考え過ぎずに、一人ひとりに人事制度があっても良いというのは、今学びました。もっと自由で良いんですね」と目を輝かせた。

和田氏の説明に比嘉さんは「難しく考えなく、より自由で良いんだ」と納得した表情だった。
和田氏の説明に比嘉さんは「難しく考えなく、より自由で良いんだ」と納得した表情だった。

 こうした意識改革は働き方改革の原動力になる。100年の歴史がありながら働き方改革に取り組むパナソニックも同じだ。榊原氏は「これまでは技術ありきの提案でした。しかし、今大事なのはお客様の悩み事に応えること。時には競合と手を携えることも必要ですが、マインドやカルチャーを変えないと実現できません」と語る。働き方改革は意識改革でもあるのだ。

チーム力を向上させるコミュニケーションとは

 働き方改革を成功させる重要な要素として挙げられるのがチーム力の向上だ。チームとしての生産性が向上してこそ、ゴールとしての働き方改革が見えてくる。いろいろなスタッフが関わるドラマ番組や映画の制作もチームであることに変わりはない。

 河井氏に「チームとして意思疎通を図ったり、共感性を高めるために、どのような工夫をしているのでしょうか」と聞かれた比嘉さんは「一番大事なのはコミュニケーションをとること」と即答する。

 「現場だけでなく、皆で食事に行ったり普段の会話を大切にしています。そこで本質や本心を深く知ることで、チームとしての絆が深まります」と比嘉さん。それに賛同した和田氏は「そのためにもその人ごとに話しやすい場を用意することが大事になります」と話し、比嘉さんも「場は必要ですね。そこは大事」と深く同意する。

ドラマや映画などの制作現場での共演者やスタッフとのコミュニケーションの重要さについて語る比嘉さん。
ドラマや映画などの制作現場での共演者やスタッフとのコミュニケーションの重要さについて語る比嘉さん。

 それに加えて時代の変化でコミュニケーションのあり方も変わる。榊原氏は「昔は上司が部下より仕事を知っているのは当たり前。でも変化の早い時代では違ってきます」と上司と部下の関係性の変化を説明。

 「上司より若い現場担当の社員の方がSNSや最近のトレンドには詳しい。企業としてはいろいろな人材、さらには外部のお客様、パートナーなども巻き込んでコミュニケーションや情報のシグマを大きくしていくことが大事。そこではICTも必要だしICTを使わないコミュニケーションも必要だ」(榊原氏)と語った。このシグマを大きくするポイントはコミュニケーションがオープンであることだ。

組織におけるコミュニケーションの変化について説明する榊原氏。
組織におけるコミュニケーションの変化について説明する榊原氏。

 それを受けて和田氏が強調したのは「宛先以外の人は見ることができない情報伝達ではなく、誰もがアクセスできる情報共有へのシフト」だ。フリーアドレスなどで情報格差をなくすことがポイントになる。比嘉さんは「タテ型ではなく、輪になって円滑に回っていくというのはわかりやすい。理想を抱くことは大事です。一人ひとりが思っていれば絶対そういう未来になっていきますよ」とエールを送った。

和田氏は、コミュニケーションをオープンにすることで、情報格差をなくすことが重要だと指摘した。
和田氏は、コミュニケーションをオープンにすることで、情報格差をなくすことが重要だと指摘した。

仕事に集中することで効率を上げていく工夫を

 個人の生産性も働き方改革を成功させる重要な構成要素だ。個人が効率的に仕事をしてこそ、チームや企業としての生産性も向上する。「いつでもセリフを覚えられるように、台本を持ち歩いたりしているのでしょうか」と河井氏に尋ねられた比嘉さんの答えは、意外にも「ノー」だった。

 比嘉さんは「昔は不安だったので台本を持ち歩いていましたが、最近はあえてやめました。台本を持ち歩いていた方が、効率が悪いことに気づいたんです。今は、これから一時間は台本だけに向き合う、と決めて臨んでいます。オンオフを切り替えることで、集中力が増して効率が上がり、バランスよく生活できるようになりました」と話した。

比嘉さんは台本の覚え方を例に、仕事の効率化について自身の経験を話してくれた。
比嘉さんは台本の覚え方を例に、仕事の効率化について自身の経験を話してくれた。

 榊原氏は「私も集中するために意識して定期的にオフにすることにしています。ただ、疲れていると集中できません」と話し、レッツノートの新機能である「きもちスキャン」を紹介した。内蔵カメラで心身の疲労度を測定することで、仕事にメリハリを促すものだ。「疲れていることを自覚することは大事です。休むことで効率が良くなることは多いですね。私も是非使ってみたい」と比嘉さん。

 最後に比嘉さんは「働き方改革を成功させるには、一人ひとりの考え方や意識を変えることが大事だとわかりました。私も役者としても新しいことにチャレンジして、新しい自分をお見せできるようにしていきます」と抱負を述べた。

500人を収容する会場は立ち見客が出るほどの盛況だった。
500人を収容する会場は立ち見客が出るほどの盛況だった。

※記事は執筆時の情報に基づいており、現状と異なる場合があります

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