

ベトナムのITベンダーであるVTIはこのほど、システムの保守・運用を専門に手掛ける部隊「メンテナンスハブ」を組織した。主なターゲットは、レガシーシステムの保守や運用の人材不足に悩む日本企業だ。保守・運用サービスはベトナムの首都ハノイにある拠点から、24時間365日体制で提供する。メンテナンスハブを立ち上げた理由やサービスの概要、今後の展開などについて同社のダオ・ティ・トゥ・ヒエン最高開発責任者に聞いた。(聞き手は大和田 尚孝=日経BP 総合研究所 イノベーションICTラボ所長)

株式会社VTI
最高開発責任者
ダオ・ティ・トゥ・ヒエン氏
——VTIの本社拠点の体制を教えてください。
開発部隊に技術者が約1000人います。このほど立ち上げた、保守・運用をメインに担当する「メンテナンスハブ」の技術者は約100人です。
メンテナンスハブはレガシーシステムを抱える日本企業向けに保守や運用などのサービスを提供します。ハノイの技術者たちが24時間365日体制でサービス提供に当たります。クラウドなど先端技術を活用することで、リモートからのサービス提供が可能です。
——メンテナンスハブは、日本企業が自社で保有し、稼働させているレガシーシステムの保守・運用を引き継ぐための組織ということでしょうか。
はい、それが1つの役割です。実はもう1つ役割があります。弊社が顧客から開発を受注した情報システムについて、稼働後の保守・運用も受注するケースです。