アナログ・デバイセズ 60周年企画 Vol.3 ロボット関連のエコシステム拡大へ 次世代ロボット開発の貢献へ 半導体メーカーの新たな挑戦

労働力人口の減少が強力な動機となって、自動建機や自動農機を含むロボットの活用が拡大している。
アナログ・デバイセズは、ロボットを構成するさまざまな半導体デバイスの拡充を図るとともに、プロダクショングレードのモジュールや基板の提供を拡大している。
インテリジェント化が進む次世代ロボットに向けて、ロボットメーカーの課題に応えていく。

 労働力人口の減少は大きな社会課題であり、あらゆる業界が人材の確保に頭を悩ませている。解決策の一つとして、ロボットを活用した自動化や省人化が進められており、その動きはさらに加速している状況だ。

 活用例として、生産ラインで溶接や組立を担う多関節ロボット、AMR(自律走行搬送ロボット)を含むモバイル・ロボット、造成などを自動化する自律型建機、農作業負担を軽減するロボット農機、高所点検や農薬散布を効率化する産業用ドローンなどが挙げられる。また、ヒューマノイド型ロボットの試験導入が一部の現場で始まっている。

 インテリジェント化、工場内ネットワークとの統合、エネルギー効率の改善、段取り替えに対応したフレキシビリティなど、ロボットにはさらなる進化が求められている中で、ロボット向けソリューションの取り組みを強化しているのがアナログ・デバイセズだ。

 「インダストリー分野を長年にわたって手掛けてきた強みを生かして、高信頼かつ高性能な半導体デバイスをロボット向けにも幅広く展開しています。さらに、これまでのようにデバイスを単体で供給するだけではなく、プロダクショングレードのモジュールや基板の提供を拡大するとともに、パートナーを交えてエコシステムの構築を進めています」と、同社でオートメーションの分野を統括する須藤徹氏は説明する。

須藤氏
アナログ・デバイセズ
オートメーション
カスタマーソリューショングループ
オートメーション グループ
ディレクター
須藤 徹