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“現場を知り尽くした”新レッツノートがひとり情シスのPC管理負荷を劇的に削減! 情シス課題を解決するハードとソフトの新戦略 パナソニック コネクト株式会社 フィールドSE 川野正隆氏インタビュー

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導入後もPC運用工数を削減できる新しいレッツノートの強さ

Q.互換性設計のその他のメリットを教えてください。

川野 企業では年に1~2回発生するWindows Updateや、アプリ更新のたびにマスターを作り直して評価する必要がありました。この作業もこれまでは12インチ用に1回、14インチ用にもう1回という二重の評価が必須だったのです。

この更新作業も互換性設計によって1回で済むようになりました。これにより、初期導入フェーズだけでなく、運用期間中でも情シスの工数を継続的に半分近くに圧縮できるようになったのです。まさに「導入時の瞬発力」と、「運用中の持久力」の両面で負荷を下げる仕組みを構築したといえるでしょう。

トラブル対応やユーザーの乗り換え時にもメリットがあります。例えば、12インチのPCで無線LANのトラブルが発生してドライバーが更新された場合、14インチに先行して同様の対策が打てますので、14インチでのトラブルの発生を未然に防げます。機種をまたいだ運用が柔軟にできることで、情シスをはじめとしてヘルプデスクのコール数を低減できるなどのメリットが広がることが期待できます。

働き方の変化によりPC導入・更新のサイクルが短縮される中、IT部門の人材不足はより深刻化しています。今回の互換性設計は、単に仕様を統一することだけではなく、情シスの負担を構造的に減らすためのレッツノートの回答と言えるかもしれません。顧客企業からは「ようやくレッツノートがやってくれた」という声が寄せられています。

情シスの強い味方「Panasonic PC Control Suite」に注目

Q.ほかにも情シス課題を解決する取り組みはありますか?

川野 レッツノートの情シス負担軽減への取り組みは、互換性設計だけでは終わりません。実は、より本質的に情シスの負荷を削減する革新的なツールを開発しました。導入したレッツノートの一元管理を行えるツール「Panasonic PC Control Suite」です。直感的なUIを使用しているので、IT系の業務に携わったことがなく、技術的な知識や経験がない方でも十分使いこなせます。

Q.「Panasonic PC Control Suite」の概要と、具体的な機能について教えてください。

川野 「Panasonic PC Control Suite」は、1つのアプリを指すのではなく、製品群の総称です。そのうちの1つである「Panasonic PC HUB」は個々に存在していた複数の設定ツールをまとめ、統合アプリケーションとして提供しています。これにより、いくつものインストーラーを個別に実行する手間が1回で済むようになったのです。

例えば、アプリが10個あったら10回インストールしなければなりません。それでは面倒ですよね。そこで、まずはアプリを単一にまとめて、1回のインストールで済むように変更する訳です。これだけでもキッティングの煩雑さが確実に減ることがわかります。

そして、本当に大きな変化はその次です。BIOS設定変更のAPIをPowerShell経由で制御可能な仕様としました。これにより、顧客の情シス環境から既存の資産管理ソフトを通じてコマンドを配布することで、全社員のレッツノートを制御できるようになりました。BIOSの設定変更やドライバー・ファームウェアのアップデートなども、Windowsの操作をしながらPowerShell経由で行えるため、作業効率が大幅に向上します。これは情シスにとって非常に大きいメリットになると思います。

図:導入から保守までの各ステップでIT管理者をサポートするツール 「Panasonic Control Suite」全体像

情シスのPC運用管理をサポートする7つのツール群の全体像。


対象機種:CF-FC6、SC6、FV5、FV4、SR4、QR4シリーズ、 CF-339シリーズ、 FZ-55G、55J、40E、G2N、G2Pシリーズ ※Windows 11のみ対応
詳細なツールごとの対象機種は公式サイトよりご確認ください。
(*1) 本アプリケーションで表示されるデバイスの状態や診断情報は、あくまでも参考情報であり、すべてのデバイスの異常を検出または特定することを保証するものではありません。また、本アプリケーションで実行可能な修復処理は、限定的なものであり、すべてのデバイスの異常を解消できることを保証するものではありません。

川野 コマンドを1つ打つだけで、社内のレッツノートを制御でき、これまで専用画面が必要だった作業が、Windowsを閉じずにバックグラウンドで動かせるのです。

ドライバーは年に数回変わり、毎回評価も必要になります。そこで、「Panasonic PC Control Suite」で所定のコマンドを仕込んでおけば、自動で更新作業が行われ、いつの間にか最新になっているのです。情シスは「更新しなければならない」という焦りから解放されるでしょう。また企業にとっても、「常に安全なPC環境が保たれる」という安心につながります。

また、OSの標準機能であるPowerShellをベースとした設計としたことで、既存の環境や他社ツールと競合しないという「親和性」を大切にしている点もポイントです。さらに、これらのPowerShellモジュールはMicrosoftのPowerShell Galleryに無償で公開をしています。 これにより、PowerShellからWindows標準のコマンドを実行するだけで、容易にインストールが可能です。

複数のPCメーカーが独自アプリのそれぞれの機能や特徴を出し続けると、お客様が覚えることが増えて逆に負担なのです。それを避けるための施策とも言えます。

ドライバーアップデート画面

ドライバーアップデートを設定中の画面。コマンドを一行入力するだけでドライバーのアップデートが開始される。

Q.小規模企業でも「Panasonic PC Control Suite」の効果は得られますか?

川野 十分効果を感じられます。PCが10台ほどの会社でも、情シスにとっては多くのメリットがあるでしょう。

ちなみに、「Panasonic PC Control Suite」は無償で提供しています。専用ツールを導入した瞬間から追加投資が必要になることが多い中で、レッツノート付属の無償ツールであることは中小企業にとって強い味方になると自負しています。情シスの作業を減らすため、互換性設計でハード設定のための工数を削らし、「Panasonic PC Control Suite」でソフト面の運用工数を削減する。私たちはこの両面からサポートしていきます。

Q. PowerShellというと操作が難しい印象があるのですが?

川野 確かにPowerShellではコマンドを使うので難しいイメージを持つかもしれません。しかし、汎用化されたコマンド群が用意されているので、基本的にはコマンドを選ぶだけです。一度「Panasonic PC Control Suite」を入れてしまえば、情シスも一般社員もその存在を忘れて業務に取り組めるほど負担は少ないです。

図:アップデート機能を使用することで手動でのアップデート工数を削減可能 「Panasonic PC Control Suite」活用事例

ひとり情シスでも社員PCの効率的な管理が可能になり、企業全体のセキュリティも向上。


※ 配信するには、クライアント管理ツールが別途必要です。

5000台以上の納品のうち1桁台しか故障しない驚きの頑丈さ

Q.レッツノートというと頑丈さが売りだと思います。直近の具体的なエピソードはありますか?

川野 今回、ある大手企業に5000台以上の新型レッツノートSCを導入しました。導入から5~6ヶ月経った今でも 故障件数は両手で数えるほどしかありません。落下による破損を含めてもその程度しか故障が発生していないことが驚きです。これは私が17年間SEとして現場の運用支援に携わってきた中でも見たことがないほど低い故障率です。

このエピソードは、レッツノートのコンセプトが現場でもしっかり活きていることを物語っています。顧客企業の経営層にも「問い合わせや修理依頼が激減した」「外注ヘルプデスク費用が下がった」と喜んでいただいています。

故障が少ないことは、情シスの負荷軽減に直結します。社員のPCが壊れたら、情シスは他の作業を一旦止めて急いで対応しなければいけません。PCを故障したままにしていたら業務停止につながりますからね。それをレッツノートの頑丈さによって防げるのです。

図:徹底的な「頑丈」の追求 狭額縁の弱点である側面方向を新構造で大幅強化

前モデルのSRではLCDモジュールの四隅で保持していたのに対し、SC/FCでは側面全体を保持。その他の取り組みとあわせ、MIL-STD-810H規格に基づいたパナソニック独自の評価をクリアしている。

情シスの方には、ひとりで悩まないでほしい

Q.顧客がレッツノートを導入した後、どのようなフォローアップがありますか?

川野 私はフィールドSEなので、導入したあと現場で何が起きているのかを必ず見ています。むしろレッツノート導入後のアセスメント(評価・課題分析)こそ大事だと思っているのです。

ハードはカタログ値だけでは実態を測り切れないものがあります。特にバッテリーやアプリの挙動は、顧客の環境によって全然違います。CPUが常に20~30%動いていた状態で使っていたら、当然バッテリーは長持ちしません。そのため、レッツノートを入れた後にどう使われているかを顧客と一緒に見て調整することが非常に重要なのです。

また、メーカーのSEが現場を見に行くスタイルは、他社にない強みだと考えています。というのも、顧客の声を設計部門へ直接伝えられ、的確に現場のニーズを製品に反映させられるからです。

本体の頑丈さと、導入時のお客様環境・実情に合わせた丁寧なアセスメント。この2つがそろって初めて、「情シスの業務を止めない」という価値が最大化されるのです。それがレッツノートの本当の強みと言えるかもしれません。

Q.最後に現場で頑張っている情シスの方々に向けてメッセージをお願いします。

川野 カタログやWebに載っているスペックだけでは、実際の現場で起きていることを語り切れません。企業ごとに事情も環境も全く違います。だからこそ、情シスの方にはひとりで悩まないでほしいと強く思っています。

私たちは、これまで本当に多くのお客様の使い方を見てきました。その経験やナレッジは、皆さんの現場にも確実に役立てられるはずです。困っていることがあれば、まずは声をかけていただきたい。現状を一緒に見て、最適な解決策を一緒に考えていく。それが私たちのスタンスです。

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