世界70 カ国以上で事業活動を展開しているアステラス製薬。アンメットメディカルニーズ(満たされない医療ニーズ)の高い疾患分野において、いまだ治療法のない患者、既存の治療法では十分な効果を得られない患者のため、革新的なヘルスケアソリューションの創出にグローバルで取り組んでいる。
事業の要と言える研究開発や、安全で有効性の高い医薬品を安定的に患者さんに届けるため、同社はデジタル技術を積極活用している。
「あらゆる業務にデジタル技術を活用することで、患者さんの『価値』を最大化することを目指し、デジタルトランスフォーメーションを推進しています」と語るのは、アステラス製薬のDX部門である「デジタルX」で、データベースの運用・管理を担当する于継川(う けいせん)氏である。
アステラス製薬のデジタルトランスフォーメーション戦略は、
の4つの柱で構成されている。
いずれも、重要なカギを握る要素の一つは「データ活用」だ。
「データ活用のための環境整備は、当社の各業務を支える“生命線”と言えます。データの可用性を一層高めるため、ミッションクリティカル(業務の遂行やサービスに必要不可欠であり、障害や誤作動などが許されない)なデータベース基盤をオンプレミスからクラウドへと移行しました」と于氏は語る。
複数のクラウドサービスを検討した結果、最終的に于氏が移行先として選んだのは「Oracle Database@Azure」。Microsoft Azure(以下、Azure)内で稼働するOracle Cloud Infrastructure(OCI) Oracle Databaseサービスだ。