個性の時代の
時計選び

服装の自由度が高まるビジネスシーン
自分らしさを表現する時計を選ぶ

2010年代に入るとビジネスシーンにおけるカジュアル化が進んだ。もちろんスーツスタイルが主流なのは変わりないが、ジャケット&パンツにノーネクタイというスタイルが急激に増えたのだ。

そして、20年からのコロナ禍である。このパンデミックがビジネスでのカジュアル化をさらに加速させた。在宅勤務を余儀なくされたことでリモートワークが進み、会議や打ち合わせをWEBで行うことが日常化。ラフなカジュアルウエアを着る機会が圧倒的に増えた人も多い。コロナ後もその影響は大きく、現在も週2日だけ出勤などというビジネスパーソンも少なからず存在する。

お洒落に気を使う人ならば、そんなスタイルの変化に腕時計をどのように対応させていけばいいのだろうか、と当然考えるだろう。でも、現状のモデルに満足しているのならば、とくに変える必要はない。

なぜなら、フォーマルウエアを着用する時以外、腕時計には明確なドレスコードがないからである。よくスーツにはドレスウォッチが、カジュアルウエアにはダイバーズなどスポーツウォッチが合う、などと巷間言われているし、雑誌などでもそういった提案を見ることが多々ある。でも、それは定義ではなく、たんなる提案である。

たとえばスーツにスポーツウォッチに分類されるパイロットウォッチを合わせても、特に違和感はないし、おかしいと思われることもないのだ。近年は技術の進歩もあり、スポーツウォッチでも薄型のモデルが多くラインアップされるようになり、実用性や見栄えの上で懸案だった、スーツの袖口問題もほぼ解決されている。

そうなると、どれだけ自分の個性(スタイル)にあった腕時計をチョイスするか、ということが重要になる。ドレスウォッチをカジュアルウエアに合わせてもいいし、先述したようにスーツにスポーツウォッチだってフィットする。大切なのは、自分らしさを表現できる時計選びをする、ということだ。とはいえ、数多ある世の腕時計の中から、それをチョイスするのは非常に難しい作業でもある。

ただ、どれを着けてもビジネスシーンにフィットするであろう個性的な5つのコレクションを持つIWCには、その答えがあるような気がする。