日経ビジネス電子版 Special
アフラック×アクセンチュア
DXを推進して生成AIの活用も視野に入れる

「生きる」創るアフラックデジタル業務変革

「『生きる』を創るリーディングカンパニー」への飛躍に挑む保険大手のアフラック。その実現に向け、同社は業務・サービスの自動化や、顧客・従業員のエクスペリエンス向上をもたらすデジタルプラットフォーム、ServiceNowを採用した。導入・活用を支援するアクセンチュアの時枝宏亘氏、新井秀和氏が、そのプロジェクトについてアフラックの篠永将輝氏、赤川寛子氏に聞いた。

「生きる」を創る
リーディングカンパニーへ

アクセンチュア 時枝氏(以下、時枝氏):ServiceNowの導入にあたって様々なサポートをさせていただきましたが、本日は改めてお話をお聞かせいただければと思います。アフラックは、日本で事業を開始してから間もなく50年になりますね。

篠永氏
アフラック生命保険株式会社
システムツール開発部
ワークフローシステム課長
篠永将輝

アフラック 篠永(以下、篠永氏):当社は、がんがまだ「不治の病」と言われていた1974年に創業し、日本で初めてのがん保険を発売しました。以来、「がんに苦しむ人々を経済的苦難から救いたい」という思いを脈々と受け継ぎながら、今日に至っており、2024年に創業50周年を迎えます。

アクセンチュア 新井氏(以下、新井氏):創業50年となるとかなり長い歴史になりますが、アフラックは未来に向けて常に新しいチャレンジを続けている印象をサポートさせていただく中でも感じました。2024年に向けた中期経営戦略が進行中だとうかがっていますが、改めてその内容について教えてください。

篠永氏:創業50周年である2024年に向けて、「Aflac Vision2024」を策定しました。従来の「『生きるための保険』のリーディングカンパニー」から、「『生きる』を創るリーディングカンパニー」へと飛躍することを目指し、その実現に向けて現在、2024年をゴールとする中期経営戦略(2022~2024年)を進めています。

 具体的には、「多様な人財の力を引き出す人財マネジメント戦略」「『生きる』を創るエコシステム戦略」「持続的成長に向けたファイナンス戦略」「ステークホルダーへ新たな価値を提供するデジタルトランスフォーメーションとアジャイル戦略」「積極的で機動的な業務執行を促進する強固なガバナンスとERM戦略」の5つを重点戦略としています。

時枝氏:5つの戦略を遂行するため、様々なデジタルソリューションを活用しておられますね。アクセンチュアが導入・活用を支援させていただいているServiceNowも、2017年に初めて導入されて以来、広く活用されております。

アフラック 赤川氏(以下、赤川氏):社内業務はもちろんのこと、保険業務についてもServiceNowを活用しながら、業務効率の改善やエクスペリエンス向上を図ってきました。今後も活用の幅をどんどん広げていく予定です。

時枝氏:今回はぜひ、そのあたりの具体的な活用事例を詳しくお聞かせください。アクセンチュアでは、ServiceNowを活用した業務の最適化実績を世界で実施しており、その数は3000社に及びますが、特にアフラックの事例では社内業務やお客様向けのサービスで課題を感じている読者の皆さんにも、いろいろ役立つヒントがあるのではないかと思います。