

労働力人口の減少を背景に、日本の雇用や人材活用、組織マネジメントに大きな変化が起きている。雇用が流動化する中、企業はより良い人材を求める一方、個人は自らの価値観を大切にするようになり、働き方の多様性がますます広がりを見せているのだ。働く人とそれを求める企業とのマッチングが、より重要になっているといえるだろう。
こうしたニーズをとらえ、着実に成長を続けているのが、「はたらいて、笑おう。」をグループビジョンに掲げる総合人材サービス大手のパーソルグループである。パーソルテンプスタッフの人材派遣サービスの「テンプスタッフ」、パーソルキャリアの転職・人材紹介サービス「doda」をはじめ、ビジネスプロセスアウトソーシング事業のパーソルBPO、IT関連の請負・派遣事業のパーソルクロステクノロジー、障がい者の就労支援を中心としたパーソルダイバースなど、‟はたらくWell-being”創造カンパニーとして「人の可能性を広げる」多様な事業を展開する。
こうした事業を展開する上で目を引くのが、最新テクノロジーの積極的な活用だ。その目的は、多様な価値観を持った個人に向き合い、一人ひとりが求める働き方・生き方をこれまで以上にきめ細かにサポートするためだという。事実、同社は経営の方向性として「テクノロジードリブンの人材サービス企業」に舵を切り、アマゾン ウェブ サービス(AWS)の活用をはじめとした経営革新に取り組んでいる。
テクノロジーの組織実装の必要性とそのポイントについて、パーソルグループを統括するパーソルホールディングス社長の和田 孝雄氏と、代表執行役員社長の長崎 忠雄氏が語り合った。