「お客様が求める『オフィスのあり方』が変わってきたと感じたのは、やはりコロナ禍以降です。リモートワークが浸透したことによる出社率の変化が大きな理由であることは間違いありません」
そう語るのは、野村不動産 都市開発第一事業本部の成 庭綸(ソン ジョンユン)氏である。
従業員満足度を高めるため、働く場所は自由に選ばせたいが、できることならオフィスに来て、活発なコミュニケーションを交わしてほしい。そんな思いから、出社したくなるようなオフィス環境を整えようとする企業が増えているそうだ。
「『従業員のモチベーションが上がるオフィス環境にしたい』というご要望もよく頂きます。オフィスビル全体としても、屋上テラスや、1階に入居企業が共同で使える貸会議室を設けるなど、付加価値の高い物件が求められる傾向にあります」と成氏は語る。
そうした付加価値の高い賃貸オフィスビルとして注目を集めているのが、野村不動産の「PMO(Premium Midsize Office)」だ。中規模サイズのオフィスビルでありながら、大規模なオフィスビルと同等の機能を備え、快適性、デザイン性を高めた設計になっているのが「PMO」の大きな特徴である。
では、その魅力はどこにあるのか? 東京都港区の「PMO新橋」に入居しているECコンサルティング会社、Proteinum(プロテーナム)の柳原洋子氏に聞いた。Proteinumは、EC事業を運営する企業向けに、Webサイト設計から集客・販売促進施策、分析まで、トータルなコンサルティングを展開している。創業5年目に当たる2025年、「PMO新橋」にオフィスを移転した。


「以前のオフィスはフロアが狭く、会議室が少ないのも不満でした。『PMO新橋』に移ってからは、これらの問題がすべて解消できたと考えます。しかも、自社サイトに載せるオフィスの写真の見栄えがよくなったことで、人材採用も順調に進められています」と柳原氏は語る。
採用強化にもつながるという「PMO」のオフィス環境。次のページでは、人材定着、企業イメージ向上につながるオフィスとはどのようなオフィスなのか? 具体的に見ていきたい。