ニッチ分野トップリーダーの新成長戦略 事務処理はAIに任せ、人はチャレンジせよ

※ウェッズは1965年創業、東証スタンダードの上場企業

自動車用ホイール分野のトップリーダー、ウェッズの人材戦略がすごい。

深刻化する人材不足を受け、中堅中小企業経営者の間で危機感が高まっている。新卒学生不足と、若手と上層部をつなぐ中堅人材の「空洞化」が進む。大企業に比べ採用ハードルの高い中堅中小企業は「ヒト、モノ、カネ」の経営資源の中でも、「ヒト」こそが成長ドライバーとなるからだ。

ウェッズも例外ではない。新商品開発力と業界最大の営業部隊を有し、絶え間ないチャレンジで成長を続けてきた。近年はテレワークや年間休日120日以上の確保、勤怠管理の徹底など、ライフワークバランス実現に向けて働く環境整備に注力。しかし、人材不足を解消する根本的解決には、新たな一手が求められた。

ウェッズの代表ブランドの一つ「Kranze(クレンツェ)」。革新的なホイールを発表し続け、多くのファンを魅了してきた歴史がある。2025年10月に創業60周年を迎える(写真提供:ウェッズ)

ブレークスルーとなったのが、オリックスの高精度AI-OCR搭載文書管理サービス「PATPOST」の導入だ。

5万枚のFAX注文書処理をAIで自動化。転記を不要とすることで、作業を担当していた営業サポート担当60人を営業戦力にシフトできる。人材不足の中でも、取引のある約1万の販売店とのコミュニケーション強化が可能となった。

単なるツールの提供に留まらない。日本の中堅中小企業に寄り添い、様々な経営課題解決を支援してきたオリックスの豊富なノウハウと知見が、十分に生かされている。電子帳簿保存法対応、人材不足解消、業務プロセス改革など最新の経営課題解決に大きく寄与する。

1IDあたり月額980円から始める、AIを活用したデジタル化の真価とは。導入したウェッズ代表取締役社長の石田純一氏と、オリックス理事の長澤拓馬氏が対談。中堅中小企業こそ活用すべきAIについて具体的に語り合った。

※2025年1月17日取材日時点の法人プランにおける税抜価格