巨大な基幹システム
「GAIA.fin」を構築した
NTTデータグループ
デジタル技術で業務変革を推進する
「Project GAIA」
豊かで調和の取れた社会づくりを目指し、世界50カ国以上で事業を展開するNTTデータグループ。デジタル技術を活用したビジネス変革や社会課題の解決に向け、コンサルティングからシステム開発、運用まで、多様なサービスを提供している。
国内大手SIerとして、公共や金融、大企業向けなど、大規模かつクリティカルなシステムの開発を得意としているのが同社の大きな強みだ。また近年は、急速なデジタル化やクラウドシフトの進展を受け、顧客の大規模なDXプロジェクトを支援する取り組みを加速させている。
「長年培ってきた大規模開発の経験とノウハウに加え、デジタルやクラウドに関する最新の知見を積極的に取り入れながら、お客様のビジネス変革や社会課題の解決に貢献するサービスを提案し、開発から実装、運用までをトータルにご支援しています」
そう語るのは、同社 コーポレート統括本部 ITマネジメント室長の水内祥晃氏である。
コーポレート統括本部 ITマネジメント室長
水内 祥晃 氏
顧客や社会全体としてのデジタル化が急速に進む中、NTTデータグループも、自社のDXを積極的に推し進めている。そのプロジェクトの一つとして、2019年に始動したのが「Project GAIA」(プロジェクト ガイア)だ。
「業務・IT・行動・意識を変え、顧客価値の創出と社員の幸せを実現する」ことをミッションに掲げ、社内ITシステムにデジタル技術を適用して業務改革を促すことを目指す全社プロジェクトである。
「業務の効率化だけでなく、データ活用による経営管理の高度化、柔軟な働き方への対応など、ビジネスのあり方や、従業員の意識、行動にまで影響を及ぼすような変革を目指しています」と水内氏は説明する。
そして、「Project GAIA」の中でも中核プロジェクトと言えるのが、財務・会計を司る基幹システム「GAIA.fin」(ガイア フィン)の開発だ。
従来、独自開発してきた基幹システムを、NTTデータグループは今回、ServiceNowのアプリケーション開発プラットフォームであるApp Engineを使って開発した。ServiceNowを活用したシステム開発としては、世界最大規模だという。
なぜNTTデータグループは、SaaSであるServiceNowを使って基幹システムを構築するという大英断に踏み切ったのか?