広告費10倍売り上げ増も Uber広告なぜ効くのか?

「食べたい」瞬間に表示される
広告で大きな効果を実現

 Uberは日本において、モビリティ(アプリ配車)とデリバリーのプラットフォーム企業として広く認知されている。デリバリーの分野では「Uber Eats」によるレストランの食事配達だけでなく、小売企業の商品を消費者に届けるグローサリー&リテール事業も急速に成長している。そうしたUberに数年前、新たなビジネスが加わった。プラットフォームの特性を生かした広告事業である。

 この広告事業は2022年に米国でスタートし、日本では2024年から本格展開が始まった。Uber Eatsの加盟店であるレストラン向けのリスティング広告が最初のサービスだったという。Uber Japanで広告事業を統括する持田忠一郎氏は、次のように説明する。

 「ユーザーがUber Eatsアプリを開くと、リスティング広告を利用している店舗が上位に表示されます。ユーザーが『どのお店で注文しようか』と考えている最適なタイミングでレストランやファストフード店の広告が表示されるため、非常に高い効果が得られています」

 このリスティング広告は、現在もUberの広告事業における大きな柱となっている。けれども、リスティング広告の利用店舗が増えるにつれ、広告主にとってはアプリ上での差異化が課題となってきた。この状況を受け、Uberは新たな広告サービスの開発に着手した。次ページでは、ダイナミックに成長するUberの広告事業の実像に迫る。

持田 忠一郎 氏

持田 忠一郎 氏
Uber Japan株式会社
Uber Advertising
営業本部 本部長

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