DX化を含む組織変革において、多くの企業が直面するのが「経験不足」という壁だ。戦略を描く人材、実行を推進する人材、その両方が不足する中、社内だけで変革を進めることは容易ではない。
こうした課題に対し、ハイレベルなプロ人材を紹介し、戦略から実行まで伴走する支援が登場。パソナJOB HUBの「ProShare」は、領域ごとのプロがチームの一員として関与し、企業の変革を支える。ウエインズトヨタ神奈川は、ProShareを活用し営業活動のDX化とマーケティング戦略のプロトコル化を実行中。ProShare導入の経緯と効果について、同社執行役員でありDX推進&情報システム管掌である宮石真希子氏に話を伺った。
ウエインズトヨタ神奈川は、神奈川県内トヨタ・LEXUS正規販売店。新車・中古車販売に加え、災害協定やJリーグ・Bリーグチームのサポートなど幅広い領域で地域連携と文化振興に貢献している。
ーまず、貴社が抱えていた課題についてお聞かせください。
当社は従業員数4000人を抱える企業ですが、IT関連の業務にかかわるメンバーの大半が機器のセットアップ・社内サポートの業務にあたり、企画や設計という上流工程を実施できる人材を戦略的に採用・育成できていませんでした。さらに経産省のレポートにある「2025年の崖」によって採用戦争が過熱し、採用姿勢をとってもすぐには充足せず、IT人材の空洞化が起きていました。よって、プロジェクトの立ち上げから遂行、クローズまでの基本的なプロトコルも整備されておらず、長らく外部ベンダーにERPを含め主要なシステムの構築を完全委託。多種多様なシステムを各事業部で導入した結果、全体像が把握できないほど膨れ上がっていました。
また当社では、営業マーケティング領域において新規顧客の獲得にも課題がありました。ただし、自動車ディーラーにおけるマーケティングは長らくメーカーの施策頼りであり、自社で企画・設計をすることはありませんでした。そこで、DX化とマーケティング戦略のプロトコル化に向け、複数領域でプロ人材を活用し、組織変革を進めることにしたのです。
大手通信事業者で研究開発やサービス企画、国際ビジネスに従事後、経営コンサルタントとして技術経営を支援。半導体ベンチャーCEOや外資系ネットワーク機器企業CTOなどを歴任。現在は研究機関や企業で技術顧問を務める。
コンサルティングファームや事業会社で、金融機関向けシステム構築や大規模プロジェクトをリード。基幹システム開発からアジャイル開発まで幅広く経験し、数百人月規模のプロジェクトでマネジメントを担ってきた。
コンサルティング会社や広告代理店で、マーケティング改革や企業価値向上を支援。戦略立案から施策実行、組織マネジメントまで一貫して担当し、複数業界でデジタルマーケティング領域の変革を推進してきた。
中小企業の経営支援やスタートアップ支援に従事し、マーケティングやDX施策の実行を担当。事業立ち上げや資金調達支援、投資・育成など、事業成長に関わる幅広い領域で経験を有する。
同社では、課題に対し、「人を増やす」のではなく、外部プロ人材を活用するという選択をした。その取り組みは、当初の想定を超えた形で進んでいくことになる。
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