
グロービス
2026/1/8
近年、企業の間では、経営戦略と連動する人事のあり方について検討されている。実際、経営幹部として経営に深く携わるCHRO(最高人事責任者)というポジションが定着しつつあること、HRBP(人事ビジネスパートナー)や戦略人事といったキーワードが取りざたされることも多くなるといった状況がある。
しかし、人事のあり方は業種や企業規模など、様々な要因によって異なるため、明確な答えが出せずにいる企業も少なくないだろう。とりわけ大企業では、事業部ごとに人事の考え方に差が出てくることもあり、会社全体の一律な人事施策ではカバーし切れないケースもある。
こうした簡単には解けない人事の課題に向き合い、戦略人事やリーダー育成を支援するグロービス(東京・千代田)の協力のもと、従来とは全く異なった人事人財を育成するための研修プログラムをスタートさせたのが、農業機器メーカー大手のクボタだ。農業機器をメインに扱いながら、資源や水など幅広いソリューションへとビジネスを拡大している同社にとり、事業に資する人事を実行することは今後の変革において必須だからだ。
次のページから、クボタが戦略人事についてどう考え、人事を強化するためのどのような研修プログラムを生み出したのかをひも解いていきたい。