
京セラ
2023/12/15
建設業界は今、2つの大きな課題に悩まされている。長時間労働と担い手不足だ。高齢化で労働人口が減少している日本では、多くの業界で労働力が不足しているが、建設業界は特に採用が厳しい。オフィスワークに比べ仕事がハードな上、労働者不足が原因で長時間労働をしている現場も多い。一方、都市開発や災害復旧工事などの案件も一定数あり、さらなる長時間労働を誘発するというジレンマに陥っている。
猶予されていた時間外労働の上限規制が適用される「2024年問題」にも直面する建設業界にとって、この悪循環を断ち切るためにはデジタル化による作業の効率化が急務だ。「力仕事が多く過酷な現場」というイメージもデジタル化によって大きく変えることができ、デジタル・ITが得意な若い世代にとっても魅力的な職場となる。そのためには、建設現場においてもスマホの大量導入が欠かせない。
そこで、次ページから、建設現場の作業効率化のためのシステムと、現場で使いやすい高耐久性スマホとアプリについて、実際に導入した企業の担当者へのインタビューを交え解説していく。高耐久性スマホは、泥や粉塵、衝撃に強く、現場でのバッテリー交換も容易なので、長時間使えるのが特長だ。