VR(仮想現実)からMR(複合現実)へ Microsoft HoloLens から始まる産業革命 298人のアンケートから見えてきた期待と課題

“ Microsoft HoloLens ”は、VR(仮想現実)や AR(拡張現実)を超えた“ MR:Mixed Reality(複合現実)”を可能にするデバイスです。世界初の自己完結型ホログラフィック コンピューターであり、現実世界に高解像度ホログラムを投影し、操作することができます。日経BPコンサルティングでは、このデバイスに対する期待や活用用途についてのオンラインアンケート調査を実施。その速報をお伝えします。

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AR / MR / VR の違い

AR(拡張現実)は、視界を透過するゴーグルを用い、現実世界の情報に重ね合わせる形で、デジタル情報を表示します。VR(仮想現実)は、視界を覆う没入型のゴーグルを用い、完全にデジタル映像の世界に入り込みます。

“ MR:Mixed Reality(複合現実)”は一見 AR に似ていますが、現実世界の形状(部屋の形やテーブルの位置)などをデバイスが把握し、それらにデジタル映像をぴったりと重ね合わせることができます。

さらに利用者の動きにシンクロさせることができるため、“部屋の中央に表示させたホログラムを、部屋を歩き回りながら確認する”といったことが可能になるのです。

AUGMENTED REALITY 拡張現実  MIXED REALITY 複合現実  VIRTUAL REALITY 仮想現実

MR(複合現実)の可能性

Microsoft HoloLens を使えば、自分のデスクや会議室、研究室などあらゆる場所・空間で「あたかもそこに存在するように」ホログラムを見ることができます。さらに、ホログラムに対して拡大や縮小、回転、分解などの操作を行えます。現実世界とホログラムが融合した複合現実が、よりリアルな検討や議論を支援します。

設計や試作の現場で
完成イメージや動作をデジタルで確認
保守点検や監視の現場で
設備にマッピングして多彩な情報を表示
大型製品や建築物の設計で
実際のスケール感で確認しながら議論
内部構造が重要な学習・研修で
実物では見えない部分・情報を見せる
意匠や環境イメージの検討のため
室内・設備の壁面にホログラムを投影
博物館や美術館などの展示施設で
実物大の動くホログラムで新たな体験を

コラボレーション

Microsoft HoloLens がビジネスの可能性を広げるもう一つのポイントが、複数人によるコラボレーションです。1つのホログラムを取り囲むようにして、議論や検討ができます。もちろん、チームが世界中に分散していても同様のことが可能です。

複数人のチームで共通の3Dホログラムを見ながらコラボレーションが可能になります。

自由に動き、自在に操る

パソコンなどとの接続が不要なので、自由に動き回れます。視線やジェスチャ、音声コマンドで操作が可能なので、誰でもアプリケーションを使いこなせます。

直感的な操作方法

視線 ジェスチャ 音声コマンド

高度なサービスを可能にする

Microsoft HoloLens は、ビジネスユースに耐える性能を追求し、周囲の状況を把握するセンサー群から鮮明なホログラム映像を投射する仕組みまで、最先端のテクノロジーを惜しみなく投入。OSには Windows 10 を搭載しているため、様々なアプリケーションが開発できます。

新しいデバイスには新しいアイデアが必要です。そして、私たちマイクロソフトはそのアイデアの具現化を支援したいと考えています。

アンケート調査結果からは、企業の皆様からの Microsoft HoloLens に対する高い期待が伺えます。