「まとめ買い」や「食品ロスの削減」など食に関する新たなニーズの顕在化で、冷蔵庫に求められる要素も大容量化、冷凍室の大型化へと変化している。時代のニーズに合わせて進化する東芝冷蔵庫「VEGETA(ベジータ)」の新モデルを、日経BP 総合研究所客員研究員の品田英雄が深掘りする。
共働き世帯を支える技術の進化が満載!
東芝ライフスタイル
キッチンソリューション事業部
企画部 冷蔵庫商品企画担当
主務
佐藤 英行 氏
キッチンソリューション事業部
企画部 冷蔵庫商品企画担当
主務
佐藤 英行 氏
品田 コロナ禍で私たちの生活スタイルも大きく変わりました。在宅時間の増加で冷蔵庫の役割の大きさに気づかされ、昨今のインフレによる物価上昇では安くまとめ買いしたものを保存するために、冷蔵庫の重要性が増しています。
佐藤 共働き世帯の増加で、まとめ買いのニーズは確実に大きくなっています。今回の東芝冷蔵庫「VEGETA XFSシリーズ(以下、XFSシリーズ)」の開発でも、まとめ買いに対応する大容量化と、冷凍食品需要に応える大型冷凍室の設置がポイントでした。一方、家庭のキッチンの大きさは変わらないため、設置寸法は維持しながら、容量を拡大する必要がありました。具体的には極限までの薄壁化、冷却ユニットの極小化、ダクトのスリム化といった弊社独自の「高容積技術」で、商品をゼロから設計し直しています。
日経BP 総合研究所
客員研究員
品田 英雄
客員研究員
品田 英雄
品田 設置寸法の維持と大容量化は矛盾する要望だと思いますが、大変だったのでは?
佐藤 技術的な難しさはありましたが、普段あまり表面化しない冷蔵庫のユーザーニーズが〝大容量〟という形で分かりやすく出ていたので、それに応えるというやりがいがありました。

「まとめ買い」ニーズの高まりに応えて、大容量の643L、595L、543Lの3サイズを展開。従来モデルと幅・奥行を変えずに容積効率をアップさせるため、背面と側面の真空断熱材の被覆割合を限りなく増やして薄壁化を実現。庫内を冷やす冷却ユニットの極小化と庫内ダクトのフラット・スリム化も、内容積のアップに大きく貢献している。
543Lモデルは薄型ニーズにも対応
大容量でありながら薄型ニーズにも対応した543Lモデルは、マンションなど冷蔵庫を置くスペースが限られる住居での使用も考慮。奥行が一般的なシステムキッチンと同じ650㎜というサイズなので、出っ張らず取り出しやすくキッチンにスッキリ設置できる。
