歯列矯正中の磨き残しを水流で洗浄 パナソニック ジェットウォッシャー ドルツ EW-DJ55
歯列矯正中のオーラルケアは 歯ブラシ+ジェットウォッシャー

近年、歯列矯正への関心が高まっているが、歯列矯正中はむし歯や歯周病のリスクが高まるため、
適切なケアが必要だ。歯列矯正中のオーラルケアのポイントについて、歯科医・歯学博士の照山裕子氏と、
新たなオーラルケアを提案するパナソニックの松下竜弥氏に話を聞いた。

歯列矯正中のオーラルケアは
注意点が多い

照山裕子

歯科医・歯学博士
東京科学大学(旧・東京医科歯科大学)
非常勤講師
BLOOM ORAL CARE Tokyo院長

照山 裕子

──厚生労働省の「令和6年歯科疾患実態調査」では、矯正歯科治療を受けている人の年齢層が、男性は10代から20代後半、女性は30代半ばまでと幅広くなっています。この背景には、歯列矯正への関心の高まりがあるのでしょうか。

照山 歯列矯正を検討される方は確実に増えています。以前は見た目の改善を目的とするケースが中心でしたが、近年はオーラルケアに対する意識の高まりに伴い、噛み合わせを改善して歯を長持ちさせたいという目的で治療を選択する方も増えてきました。一方で歯列矯正を始めると多くの患者さんが、口腔内を清潔に保つことの難しさを実感します。矯正器具を装着すると、歯と歯の隙間や歯ぐきの際、歯周ポケットなどに汚れがたまりやすくなりますが、歯ブラシでは磨きにくく、フロスも通しづらくなります。歯間ブラシの活用は有効ですが、自分の歯や歯ぐきのサイズに合わないものを使用したり、強い力で押し込んだりすると、「歯ぐき下がり」の原因になる恐れがあります。

歯列矯正を受けている人の年齢層が広がる

図:歯列矯正を受ける人の年齢 男性は10代と20代後半が中心 女性は30代半ばまで広がる
松下竜弥

パナソニック
ビューティ・パーソナルケア事業部
パーソナルビジネスユニット
国内マーケティング課
オーラル商品担当

松下 竜弥

──歯列矯正中のオーラルケアは注意点が多いのですね。

照山 特に気をつけたいのは矯正器具の周囲です。凸凹がある上に、プラスチック製の矯正器具には汚れが付着・定着しやすくなっています。せっかく歯並びが良くなったのに、治療後に器具を外すとむし歯が見つかり、詰め物や差し歯が必要になってしまうケースも少なくありません。また、成人矯正の場合はむし歯だけでなく、歯周病のリスクも高まります。歯ぐきを傷つけないためには、歯磨き中に適切なブラッシング圧を維持することが大切ですが、自分でコントロールするのは難しいため、適切なケアツールの活用をお勧めしています。

松下 弊社では歯列矯正中のオーラルケアとして、歯ブラシとジェットウォッシャーの併用を提案しています。ドルツのジェットウォッシャーの超音波水流注1・2は特許技術により細かな気泡を大量に含ませています。その気泡が弾ける力を使って効率よく汚れを落とすことができます。水圧に頼らず、高い洗浄力を発揮できるのが特徴です。

照山 歯ぐきへの負担を抑えながら、泡の力でしっかり汚れを落とせるのは、まさにテクノロジーの恩恵ですね。私も使用しましたが、水流が当たっても全く痛みはなく、とても使いやすいと感じました。

歯列矯正の課題

歯磨きだけでは口内トラブルのリスク
図:口内トラブル 歯ぐきの炎症

磨きにくい歯と歯ぐきの境目では、出血や腫れなどの炎症により、歯周病になりやすい。

図:口内トラブル 汚れが残る

矯正器具まわりのケアが不十分だと、汚れが残り、歯の表面が初期むし歯になるリスクも。

図:口内トラブル 歯垢が残る

歯間やワイヤーの下に汚れがたまり、歯垢が除去されないと、むし歯や口臭の原因になる。

注1:超音波水流ノズル使用時のみ。 注2:気泡が弾ける際の衝撃波により超音波が発生する水流。