日本初開催のフォーミュラEでも注目 - 自動車業界が挑む電動化とリサイクル対応を素材の技術革新で支援

グローバルな素材科学会社のダウ(本社:米国)は、電気自動車(EV)が抱える課題の解決や、その価値創造に向けた素材・ソリューションの開発に注力している。先日、日本で初開催され盛況を博した「ABB FIAフォーミュラE世界選手権」においても、レースに参戦している英国のジャガーTCSレーシングをチーム公式マテリアルサイエンスパートナーとして支援。EV向けの先進的な素材技術を積極投入しながら技術を磨いている。その成果は、市販するEVの進化に生かす考えだ。
Dow MobilityScience™
プレジデント
ジョン・ペンライス

温暖化対策としてのカーボンニュートラル達成に不可欠な電動化は、全世界の自動車業界が一丸となって取り組むべき開発テーマだ。世界のCO₂排出量のうち、15%近くが自動車から排出されているとも言われており、自動車の電動化は重工業や航空機・船舶など他の排出領域よりも低コストで高い削減効果が期待されている。 また、大量生産・消費・廃棄を前提とした従来の社会活動に代わる循環型社会への適応も、自動車業界は強く要請を受けている。再利用できなくなった車両から、より多くの部品や材料を取り出し、再生品として有効活用していくための製品づくりや、事業体制の見直しが求められる。

ダウのモビリティチームをけん引するジョン・ペンライス氏は、「より効果的で効率的な電動化を推し進めるため、また再利用しやすい素材や再生品の積極採用を後押しするため、素材レベルから刷新した、社会と時代の要請に応える自動車開発が求められています」と新たな視点、体制に基づくクルマづくりの必要性を訴えている。