片田 知己氏/西口 仁氏

待望のSAP S/4HANA移行サービスを低価格・短納期で提供 「SAPの2027年問題」にもう悩まない! i-KOU!®が中堅成長企業を支援

SAP ECC 6.0のメインストリーム・メンテナンスが2027年末で終了する「SAPの2027年問題」に向けて、SAPのパートナーであるNTTデータ グローバルソリューションズは、i-KOU!(イコウ)サービスで中堅成長企業のSAP S/4HANAへの移行を豊富な実績と低価格・短納期によって「安心・安全」に支援している。

ついつい対応が先送りに!?差し迫ってきたSAPの2027年問題」とは

SAPが提供するERP(Enterprise Resource Planning)システムは日本国内だけでおよそ2000社が導入していると言われている。財務・会計、販売管理、在庫管理、人事・給与管理などの処理を担っており、企業経営や日々の業務にとって不可欠な存在だ。

その従来バージョンであるSAP ECC 6.0のメインストリーム・メンテナンス(標準サポート)の期限が、少しずつ近づいている。2027年12月31日で終了することから、これは「SAPの2027年問題」、あるいは単に「2027年問題」と呼ばれている。

全社レベルのDXを推進するためにも、性能が高く、機能も新しい現行のSAP S/4HANAにバージョンアップすることが望ましい。一方で、SAP ECC 6.0は2030年末までは延長サポートを受けられることもあって、対応を先送りにしているユーザー企業は3割近くに上るとのデータもある※1

SAP S/4HANAへのバージョンアップに悩む企業に向けてNTTデータ グローバルソリューションズ(以下、NTTデータGSL)が提供するサービスが「i-KOU!」(イコウ)である(図1参照)。

図1

図1 NTTデータGSLが提供するSAP S/4HANAの移行サービス、i-KOU!の概要。移行プロジェクトだけではなく、コンサルティングから保守までをワンストップで担当できることが強みだ。出典:i-KOU!リーフレット

「どこから着手していいか分からない、費用や期間を把握しづらいなど、とくに中堅成長企業において対応に悩まれているお客様も少なくありません。そうしたお客様をご支援したいと考えて開発したサービスです」と同サービスのプロジェクト責任者を務めるNTTデータGSLの片田知己氏は説明する。

NTTデータ グローバルソリューションズ 片田 知己氏

NTTデータ グローバルソリューションズ
第二事業本部 ゼネラルビジネス事業部
第一統括部 統括部長

片田 知己

i-KOU!を提供するゼネラルビジネス事業部でプロジェクト責任者を務める。SAP ERPシステムのミドルウエアコンポーネントであるSAP Basisで20年以上の経験、プロジェクトマネジメントで10年以上の経験を持つ。

i-KOU!はその名の通り、SAP ECC 6.0からSAP S/4HANAへの移行を支援するサービスである。個別対応になりがちな移行プロセスを体系化かつ標準化して提供するとともに、費用や期間の目安を明確にしたことが特徴だ。

*1 JSUG(ジャパンSAPユーザーグループ)発表「SAP S/4HANAの導入・活用に関する会員企業の意識調査2023」において。導入中・検討中と答えた50.8%の企業のうち、「具体的な計画はあるが、まだプロジェクトは始まっていない」と「検討中であるが、具体的な計画はない」の合計値。

現状把握を行う「アセスメント&PoCサービス」をまず実施

i-KOU!は2020年1月に提供が開始された。メインストリーム・メンテナンスの終了が2025年末に設定されていた頃である(なお、2020年2月に2027年末までの延長が発表されている)。

「これまで20社ほどの中堅成長企業のお客様に対して移行プロジェクトを進めてきました。当社が持つSAP S/4HANAのシステム構築ノウハウや、年間4件以上の実プロジェクトで得たノウハウを基にサービスのブラッシュアップを図るとともに、費用や期間の明確化に努めてきました」とNTTデータGSLの西口仁氏は説明する。

NTTデータ グローバルソリューションズ 西口 仁氏

NTTデータ グローバルソリューションズ
第二事業本部 ゼネラルビジネス事業部
GB Sales Team マネージャー

西口 仁

i-KOU!を提供するゼネラルビジネス事業部で、顧客接点となる営業担当を務める。SAPのさまざまなソリューションに関して10年以上の営業経験を持つ。

i-KOU!の具体的なサービスは次の通りだ。同サービスは2つのステップで構成されている。ステップ1に位置付けられるのが、現状把握を目的とした「アセスメント&PoCサービス」である(図2参照)。

アセスメント&PoCサービスでは、標準トランザクションの中から影響のある機能を抽出し代替案を提案する「標準機能診断」、年月とともに増大しがちなアドオンの移行可能性や改修工数の把握を行う「アドオン機能診断」、本番環境の一部をクラウドベースのSAP S/4HANAにコンバージョンして移行手順や課題を抽出する「事前検証環境構築」の3つのメニューが用意されている。

費用は、標準機能診断が150万円から、1500本までのアドオン機能診断が250万円から、事前検証環境構築が500万円からとなっている。フルセットで実施する場合は各メニューの合計よりも安く800万円から提供されるので、よりお勧めと言えるだろう。

また、アセスメント&PoCサービスと同時に、構想策定、ITロードマップ作成、新機能検証などを行うサービスもオプションとして用意されている。

図2

図2 i-KOU!のステップ1に相当するアセスメント&PoCサービスの概要。標準機能診断、アドオン機能診断、事前検証環境構築で構成され、すべてを利用した場合の費用は800万円からとなっている。SAP ECC 6.0からSAP S/4HANAだけではなく、SAP S/4HANAの旧バージョンから最新バージョンへの移行も対象である。出典:i-KOU!リーフレット

このアセスメント&PoCサービスで得られた結果を基に、具体的な移行計画の立案や予算化(経営層の承認)などを進めていく流れになる。

同アセスメントは、SAP ECC 6.0から、SAP S/4HANAへの移行だけでなく、その先に訪れるSAP S/4HANAのMajor Upgradeにも対応しているので将来も安心である。