New Future 日経ビジネス 電子版SPECIAL

N e w F u t u r e

Vol.18 デジタルとの融合で
「一人十色」の時代に向き合う
明治安田の挑戦

リアルでの人と人との信頼関係があってこそ
デジタルの価値が高まる

中野現在、MYリンクコーディネーターの活動をデジタルでサポートする「MYパレット」の導入を進められており、私たちアクセンチュアも開発に協力させていただいています。「MYパレット」を活用することで、お客さまの情報をより簡単に入力できるようになり、情報の量が増大します。この情報を分析し、MYリンクコーディネーターに適切なアドバイスをすることで、業務や活動が高度化する仕組みです。

根岸「一人十色」の方程式を解くには、お客さまにMYリンクコーディネーターがどう寄り添えるかがカギを握ります。この関係性を私たちは「Shoulder to Shoulder(ショルダー トゥ ショルダー)」と呼んでいます。「Face to Face(フェイストゥフェイス)」で向き合うのではなく、お客さまと同じ方向を向いて寄り添っているイメージです。デジタルを活用しながら、そこに我々ならではの「温かさ」を加えていきたいですね。

 こうした活動をする際に、MYリンクコーディネーターには活動をサポートする「デジタル秘書」が必要で、それが「MYパレット」なのです。多様化したお客さまのニーズに応えるためには、お客さまの情報を瞬時に把握する必要があります。AIがデータを分析して、お客さまにどのようなご提案を差し上げればよいかといったアドバイスができる仕組みも検討中です。

図1

図1:「MYパレット」のイメージ “わたしのデジタル秘書”

 将来的にはこのデジタル秘書がアバターとなって、デジタル空間でお客さまをサポートするようになればといいと思っています。しかし、ここでも肝となるのが、リアルでの関係性です。現実世界で、お客さまとMYリンクコーディネーターが信頼関係を持っているからこそ、このアバターが生きてくるのです。これは数学で言うところの「定理」のようなものだと思います。個人的には、デジタル秘書が3Dホログラム(3次元の立体画像)となってお客さまに寄り添えるようになればいいと思っているんですよね。

中野一方で、お客さまとの接点が減ってしまっている中で、どのようにつながりを増やしていけばいいのでしょうか。

根岸健康増進や地域活性化の取り組みを通じて、地域社会のみなさまとの絆、つながりを深めていきたいと思っています。こうした取り組みを進めていくには、我々の力だけでは難しいので、様々なステークホルダーのみなさまとの「共創」が重要になっていきます。今、こだわりを持ってやっているのが自治体との「共創」です。地域の活力と持続性を高めるには、自治体が中心になるほうがいいと思っています。

図2 図2

図2:MYリンクコーディネーターとお客さまとの接点を増やす

中野ここでも、MYリンクコーディネーターの役割が重要になってきますね。これは、MYリンクコーディネーターという職業の社会的な魅力が上がることにもつながると思います。

根岸そうなのです。まさにここにこだわっています。MYリンクコーディネーターがお客さまや地域にとって必要な存在になることで、職業としての魅力度が高まると思っています。お客さまや地域の方々から「いい仕事してるね」と感謝される。そんな存在になって欲しいのです。

 ここで大事になってくるのが「品格」です。「品格」は言葉で表すのが難しいので、MYリンクコーディネーターのイメージキャラクターで表現したいと思っています。「環 亜希(たまきあき)」さんに加えて、そのお母さんである「環 綾香(たまきあやか)」さんが当社のCMに登場しました。我々が考える「品格」のイメージを、こうしたキャラクターから感じ取っていただけるとうれしいです。

アンケートへの
ご協力をお願いします ▶
Next 「自立と自律」のためにデジタルを使いこなす
New Future

本サイトは、パートナーとともに、
日経BPが企画・制作しているWebメディアです。

運営会社:日経BP
www.nikkeibp.co.jp

パートナー:アクセンチュア株式会社
https://www.accenture.com/jp-ja/