

組織横断的なコラボレーションで専門領域を掛け合わせながらプロジェクトを遂行し、伴走型支援を包括的に提供するPwCコンサルティング合同会社(以下、PwCコンサルティング)。これを実現する同社のビジネスの仕組み、そして様々なバックグラウンドのメンバーが協働するインクルーシブなカルチャーとは――グリーントランスフォーメーション(GX)の組織横断型チームが取り組んだ脱炭素の新規事業案件を例に取り、現役コンサルタント2人が同社ならではの強みや業務を通した成長サイクルなどについて語った。

――細淵さんは中途採用、歌丸さんは新卒採用でそれぞれ入社されています。入社の経緯や現在の仕事についてお聞かせください。
細淵2019年4月に、大手外資系コンサルティングファームから転職しました。前職ではIT/業務コンサルタントとして働いていましたが、もともと企業戦略に興味があったことから転職を決意し、PwCコンサルティングに入社。現在は戦略コンサルティング部門(クロスバリューアンドストラテジー)に所属しています。
PwCコンサルティング合同会社
マネージャー
細淵 由佳氏
歌丸海外の大学院を修了後、19年10月に新卒でPwCコンサルティングに入社し、エネルギー部門に所属しています。大学と大学院で環境経済や産業エコロジーを学び、就職先には官公庁や第3セクターも検討しましたが、幅広くソリューションを提供でき、自分も成長できる場としてコンサルティング業界を選びました。PwCコンサルティングを選んだのは、カルチャーに共感したのとグローバルの連携が強みだと感じたからです。
――PwCコンサルティングは、採用メッセージとして「やさしさが生む、強さがある。」を掲げています。日々の業務の中で感じるやさしさと、そこから生まれる強さについてお話しください。
細淵各個人のキャリアを考慮しながら、プロジェクトへのアサインを検討してもらえる点で“やさしさ”を感じます。もちろん、案件の状況によりますが、自分がどのようなキャリアを描きたいか、そのためどのような案件に入りたいかという意向を聞いてもらえるという点は、コンサルティングファームでは珍しいのではないかと感じます。私の場合は、転職理由でもあった「戦略案件に携わりたい」ということと、近年関心の高い脱炭素関連のプロジェクトに携わることを希望し、その機会を与えられています。また、入社後、最初にアサインされたのは、前職の経験や知見を活かせる領域のプロジェクトだったため、スムーズな立ち上がりができました。
PwCコンサルティング合同会社
シニアアソシエイト
歌丸 愛依子氏
歌丸私は「個々の挑戦・意向を最大限後押ししてもらえる」という点でしょうか。PwCコンサルティングでは声を上げて自分の考えを伝えることが推奨されており、個々の挑戦を応援してもらえるカルチャーが根付いています。私自身、キャリア形成の観点でアドバイスをもらいながら、個人的に関心の高い脱炭素関連のプロジェクトを比較的多く担当させてもらえています。成果を出さなければいけないというプレッシャーもありますが、私の場合はモチベーションがそれを上回っています。また、以前よりストレッチしたタスクや役割に挑戦する際にも、上長が挑戦を後押ししてくれますし、必要に応じフォローしてもらえます。そのため、心理的安全性を担保しつつ個々の挑戦と成長が促され、結果的に組織全体としてのスピーディーな成長につながっていると感じます。
細淵仮に挑戦してうまくいかなかったとしても、その場合はチームとして周りのメンバーがサポートしてくれるので、安心して手を挙げやすい雰囲気があると感じます。「少しストレッチした目標ではないか」と感じても、自分の現時点でのレベルを測る良い機会になるので、積極的に手を挙げて挑戦する機会を獲得し、その中で最善を尽くすことは有意義であると考えています。
歌丸上司や先輩からフィードバックを頂ける機会が仕組みとして整備されていることもありがたく感じています。実際に細淵とプロジェクトで一緒になった際には、フェーズごとに建設的なフィードバックを受け、日々の業務についてもアドバイスを頂いていました。現在の課題を明確化し、次のアジェンダとして取り組むことができる点も魅力に感じます。

――成長の機会やキャリア形成といった観点ではいかがでしょうか。
細淵プライベートと両立しながらキャリアを形成しやすい雰囲気であると感じています。例えば、子どもの保育園の送迎等で定時時間内に途中抜けしなければならない場合も、お互いの状況を配慮し合えるカルチャーがあります。
各自の学びという点では、トレーニングの機会が充実しています。生成AIの活用など先進技術の概要や実ビジネスにおけるユースケース、他にも地政学などトレンドを捉えた事例をそれぞれの専門チームがオンラインセミナー形式で共有してくれますし、オンライン上のトレーニングコンテンツを受講することも可能です。各部門でも専門的な知見の底上げを目的としたトレーニングも実施しています。
歌丸キャリア形成の観点で特徴的だと思うのが、公募制の異動支援プログラム「OEP(Open Entry Program)」です。PwCコンサルティングは、日ごろから組織横断的なコラボレーションが盛んなので、自分の専門性とは異なる、他の業界や業種を担当する部署の業務に触れる機会が少なくありません。異なる業務に本格的に挑戦したいと思ったときに、OEPを活用すれば転職せずに社内やメンバーファーム間でのキャリアチェンジが可能で、実際に私の同期でも数人が異動や転籍を経験しています。この制度は部門や他法人とのコネクションを広げる機会にもつながっていると感じます。
細淵希望者が受けられる女性向けのリーダーシップ研修も特徴的だと思います。もともとは女性が管理職に上がる際の不安を取り除くための研修でしたが、好評だったことから対象職位を拡大し、女性管理職を対象にした研修も追加され、ポジティブなステップアップトレーニングとして定着しています。
また、PwCコンサルティングはインクルージョン&ダイバーシティ(I&D)にも力を入れています。年齢や性別といった属性ではなく、個々のバックグラウンドやケーパビリティが尊重されているのは日々実感しますし、様々な育業に関する制度を活用する職員や、フルリモートワーク制度を活用し地方で働く職員がいるなど、多様で柔軟な働き方ができるのも魅力だと感じています。