
――I&Dや組織横断型のコラボレーションをベースに、PS部門で取り組んでいることを教えてください。
草野PS部門が提供できるインクルーシブな価値を広く知っていただくため、部門内のマーケティングチームとして情報発信に取り組んでいます。これは、社会課題解決へのアプローチや価値創出のアイデアについて日常的に業務で行われている議論の過程を記事として表現しています。議論に参加するのは、テーマドリブンで構成された15のイニシアチブチームから集めた専門性を持ったメンバーたち。テーマも子育て支援やスポーツ、教育や人材など、かなり幅広いものとなっており、テーマを横断した新たな価値創出に向けて、インクルーシブなプロセスで議論が行われている様子をご確認いただけます。
――皆さんは、それぞれどのようなプロジェクトや案件に携わっていますか。
草野私は現在、福岡に住んでおり、地域の自治体や大学、住民、民間企業といった多様なステークホルダーと協働しながら、新たな価値創出に挑戦しています。地域から新たな価値創出を達成するためには、産学官連携での事業創出が自然に発生し、社会実装されるメカニズムを構築することも必要であり、インクルーシブなカルチャーの醸成をリードしながらその実現を目指しています。直近では、九州大学と人材サービス企業との共同研究で、地方における人材供給エコシステム実現の道を探っています。地方は大都市に比べると人的リソースの面で不利なので、地域企業の持続的な成長を支えるプラットフォームづくりにも貢献できればと考えています。
本田私は、企業の枠を超えた業界横断的な相互連携の推進に取り組んでいます。例えば公共交通では、仕様の違いが効率化を妨げているケースがあります。これを業界共通の課題と捉えれば全体最適が可能ですし、サービスを提供する企業と利用者の双方のメリットとなる価値を生むことができます。これも、多様な専門知識を持つメンバーが結集し、新しいテクノロジーやトレンドを取り入れたインクルーシブな検討ができる当社だからこそ可能な支援だと思っています。
手嶋正式なプロジェクトではありませんが、プロボノ活動を紹介したいと思います。プロボノとは、職業上のスキルや経験を提供する社会貢献活動のことです。企業などが社会課題の解決に取り組む際、事業として利益が生み出せない場合があります。そのようなときに、PwC Japanグループの各法人から様々な専門性を持ったメンバーが集まり、プロボノという形で支援を提供し、事業化の可能性を探ります。アイデアを持ち寄り、インクルーシブな議論を繰り返しながらアイデアを共創させたり、取捨選択を判断したりする必要があります。そういう意味ではPwCならではの持ち味を発揮できる取り組みだと感じています。

――PwCコンサルティングのカルチャーや実際に担当されたプロジェクトを通して、自身が成長した点はどこですか。
草野もともと大切にしてきた「デザイン思考」に加え、共通のビジョンを共有した上でそれぞれの取り組みによって同じ方向を目指す「コレクティブインパクト」や、すぐに答えが出ない課題を早急に判断せず未来に持ち越す「ネガティブケイパビリティ」の経験値を増やすことができました。これらの3つはインクルーシブな価値創出において重要です。また、これらを通して、「ファシリテーション能力」は鍛えられていると感じます。
本田変化が激しく不確実性が高い環境下においてプロジェクトを進めるには、柔軟な思考や迅速なアップデートが必要です。当社には専門性の高い人や幅広くアンテナを張っている人が多いので、自分を高めようという原動力になりますし、チームメンバーやクライアントとの協働を通して多角的な視点で解決策を模索できるようになったと思います。
手嶋公共案件はスパンが長いので、寄り添う気持ちを持って継続的に支援する必要があります。そういった環境の中で、クライアントをはじめとする様々な関係者に共感するインクルーシブな考え方が自然と身に付きましたし、良い関係性を構築できるようになってきたと思います。関係性が構築できると、会議一つでも積極的に参加し、発言してくださるので進めやすいと感じています。
――最後に、これからPwCコンサルティングを目指す人たちにメッセージをお願いします。
草野経験や専門性はあくまでもパラメーターの一つで、多様な背景や内発的動機を持った一人ひとりのメンバーがお互いを尊重し合いながら価値を共創することが重要です。インクルーシブなカルチャーの中で社会における新しい価値の定義とその実現にチャレンジしたい方をお待ちしています。
本田当社は、新しい挑戦や変革に対する好奇心と野心を共有している会社です。多様なバックグラウンドを持つプロフェッショナルが結集して、助け合い、感謝し合える文化が根付いているので、実現したいことに真面目に取り組みたい方がバリューを生み出せる環境が整っています。
手嶋当社は、産休や育休、時短など、男女問わず活用できる制度が整っていますし、キャリアコーチ制度を通じて経験豊富な先輩に相談することもできます。また、女性目線で言うと、結婚・出産とキャリアの両立やタイミングで悩んだりすることもありますが、女性のリーダーシップ研修というものがあり、自分に合ったキャリアイメージを構築できるのもありがたいと感じています。プライベートとのバランスを取りつつ、主体的に社会課題解決に取り組んでいきたいと考える方には最適な環境だと思います。
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