人的資本経営の本格化が求められる中、企業では動画研修の活用が進んでいる。企業研修といえば、従来は対面式が当たり前だった。ところがコロナ禍で対面研修の実施や派遣が難しくなったことから、動画研修への需要が高まり、そのトレンドが継続している。

日経ビジネス課長塾オンデマンド
編成担当
和田 一成 氏
日経ビジネス課長塾オンデマンド 編成担当の和田一成氏は、「受講者側は決まった時間に研修会場に出向くことなく研修を受けられて気軽ですし、企業の人事部門などの提供側もテーマや場所などを選定しなくて済むメリットがあります。使い放題の動画研修サービスが受け入れられている理由です」と説明する。

日経ビジネス課長塾オンデマンド
編成担当
和田 一成 氏
一方で、オンデマンド型の動画研修にも課題はある。集合型の研修ならば強制的に集合させてしまえばいいところ、動画研修は各自がパソコンやスマートフォンからログインして見に行く自発的行動が必要だ。「ついつい本業を優先して学びは後回しにしてしまい、気がついたら視聴期限が終わっていたという声も聞きます」(和田氏)。また、動画研修は「見て終わり」になりがちで、業務へ有効に反映できていないという声もある。
そうした中で、動画研修を活用できるように工夫を凝らしたサービスや、実際に活用して効果を上げている事例もある。次ページで詳しく見ていこう。