
グロービス
2023/4/25
時代が急激に変化する中、自律型人材の育成が急務だ。これまでのように上司の指示を待ち、それをこなすだけの人材の多い企業は、今後、淘汰されることになるだろう。若手・中堅社員の成長機会を提供し、主体的なキャリア形成を支援することで、仕事へのエンゲージメントを高める取り組みが求められているのだ。
しかし、日本企業では、職場内訓練(OJT)と研修を中心に社員を育成する企業が多く、主体的に学ぶ機会があまりなかった。またキャリアに関しても、企業側が配属を決め、社員はそれに従うという流れが当たり前だったため、突然、主体的にキャリアを考えろと言われても戸惑う社員も多いのかもしれない。
こうした慣行を打ち破るべく、日本の大手総合商社である伊藤忠商事は若手・中堅社員に向けた公募制の新たな「学びの場」として「ITOCHU MBA=IMBA」の提供を始めた。すでに2回の公募を実施しているが、1回目が約100人、2回目は約70人の社員が手を挙げたという。応募が殺到しているのは、これまでの研修プログラムとは一線を画しているからだ。その秘密を、次のページで紹介しよう。