






問:貴社の概要を教えてください。
シンガポールのベーカリー・チェーン「ブレッドトーク」社と、味の素ベーカリーの50:50 の合弁会社です。
味の素ベーカリーは、味の素が大手コンビニエンスストア向けの冷凍パン生地を供給するために設立した会社です。味の素ベーカリーの製造技術とブレッドトークの販売網を活かして中国展開を図るために合弁会社を作り、2012 年から上海で事業を始めました。工場は上海市内にありましたが、都市化が進んできたうえ手狭になったので、19 年12 月から現在の工場で生産を始めました。
問:嘉興を選んだ理由は?
選択したのはブレッドトーク側です。同社は近く、ABPan の隣接地に大きな工場を建設する予定です。ABPan で作った冷凍生地を隣のブレッドトークに送り、焼くなどの加工を加えて店舗網に配送します。この効率性を考えたものでした。


中国ではパン需要は高まっています。それを牽引したのが、店頭でパンを焼いて提供するスタイルでした。しかし、人手不足の影響もあって、工場で加工したパンを店に並べる傾向が強まってきました。ブレッドトークの最大のマーケットは上海。その周辺で工場候補地を探していましたが、嘉興に決めたのは、地元政府の熱意を感じたからだと思います。
問:嘉興工場の今後の展開は?
冷凍生地の需要は高まっています。増産体制を考えていくつもりです。ブレッドトークが進出すれば、嘉興に原材料供給など食品関連企業が集まってくる可能性があります。様々な取引も新たに始まって活気が出てきそうです。
当社としても、新工場では菓子パンなど冷凍生地のバラエティーを広げたい。さらに、ブレッドトーク以外の注文に応えられるようにもしていきたいと考えています。

問:貴社の概要を教えてください。
物流機器メーカーのオークラ輸送機の中国製造拠点として2010 年に設立されました。コンベア機器やピッキングシステムなど、物流センターの省力化・自動化を進める搬送システムがメーンです。
販売拠点のある上海に近く、多くの日系企業が進出している揚子江デルタ地域でこれからの発展が期待できる地域として嘉興を選びました。また、開発区の対応の良さも進出の決め手になりました。
中国への進出は2003 年です。上海に販売会社を設け、中国ローカルメーカーから機械などを仕入れて、「オークラ」ブランドとして日系企業に納めていました。その後、オークラのブランド力を高めるには、自社工場を作ったほうがよいと判断しました。オークラ輸送機として海外工場は嘉興が初めてでした。
問:顧客はどのような業界が多い?
食品・飲料、日用品業界向けが主力です。最近では、空港の貨物センターや物流業界の配送センター向けも増えています。基本は、日系や欧米企業の顧客が中心です。


嘉興工場からシンガポール、マレーシアのグループ営業拠点の顧客向けに、東南アジア方面へも物流設備の輸出を始めています。この工場で、システムアップし、試運転してから出荷しています。嘉興は港に近く、その面においても有利です。
問:嘉興拠点の役割は?
営業拠点は上海にあります。嘉興は製造部門だけです。部品の購入は現地調達が基本です。中国ローカルメーカーがほとんどですが、基幹部品は日系企業から仕入れています。
中国でもアフターサービス充実のために、メンテナンスにも注力しています。広州、天津にもメンテナンス要員を配置しています。
これまで中国事業は沿岸部の顧客がほとんどでしたが、最近では内陸部からも仕事が入りつつあります。今後の工場拡張を検討し始めたところです。

問:貴社の概要を教えてください。
嘉興のデベロッパー「大樹集団」と丸紅の合弁会社で、高速鉄道「嘉興南」駅のある国際商務区にて商業、養老施設及び住宅から成る不動産開発を行っています。
丸紅の海外不動産事業の歴史は1970年代まで遡り、中国においては85 年に上海で外国人駐在員向けの賃貸住宅事業を日系企業として初めて事業化したことを皮切りに、北京・天津・大連・長春・瀋陽などの都市で不動産開発事業に取り組んできました。嘉興には2018 年に進出しています。
問:嘉興の魅力は?
2018 年に上海市とその周辺都市で構成する「グレーター上海経済圏の域内一体化プロジェクト」が国家戦略に昇格しました。その中で嘉興が域内一体化に向けたモデル地区に指定されていることに注目していました。


交通インフラの整備に伴う移動時間の短縮、都市インフラの整備、情報格差の縮小及びE コマースの普及等を背景に、生活コストが安い周辺都市、特に上海に近い嘉興における住宅需要が拡大していくものと予測していましたが、それが今現実のものになりつつあると感じています。
新しく嘉興に移り住んできた方々は、余裕のある暮らしを手に入れ、世界遺産に登録されている京杭大運河の水景や、きれいに整備された緑化に癒され、嘉興での生活に満足しているものと思います。
問:嘉興でのプロジェクトは?
既に商業施設は開業しており、住宅部分の第1 期も竣工済みです。販売は好調に推移しており、改めて嘉興人気の高さを感じています。嘉興の住宅相場は上海の1/4 から1/3 程度なので上海や杭州など他都市からの購入者も多く、注目度の高さを示しています。
機会があれば第2、第3 のプロジェクトというように不動産開発を継続していきたい。それだけのポテンシャルのある街と考えています。

問:学校の概要を教えてください。
当校は嘉興市教育局の管轄になります。設立は1962年。当時は、嘉興は紡績やアパレル、さらに家庭用電気機器などの産業が盛んで、その職業教育を目的としていました。中学校を卒業した生徒が入学します。基本コースはここで6 年間学びます。5 つの系統があり、19 の専攻に分かれています。
入学者数は毎年増えており、最近では年間2000 人ほどが入学しました。在校生は6600 人いますが、95%以上は地元の子供たち。今後は7000 人以上になる計画です。
問:卒業後の進路は?
95%以上が地元に就職します。やはり嘉興は住みやすい。だから地元を選択する生徒は多い。求人も多く、去年は卒業者数の3 倍以上の求人がありました。嘉興の産業が発展していることを実感しています。
問:カリキュラムの特長は?
嘉興の産業発展に貢献できる高度人材を育てるのが目的です。そして嘉興の産業もどんどん高度化しています。そこで、カリキュラムでは、AI(人工知能)やロボット、スマート製造などを新たに加えました。
日本の「匠」の精神は学ぶべきところが多いです。2 年前からは、当校の院長が著した『工匠精神』という副読本で勉強させています。海外のものづくりには学ぶべきところが多い。米国のスピード、ドイツの品質管理、そして日本の「匠」です。最後の最後まで品質を追求し続けるという姿勢は、日本から学ぶべきことだと思っています。
学校の方針は「匠首文化」「精益求精」。匠の精神を追求していくことです。ここで育った学生はきっと企業にとって貴重な存在になる。学校が保証します。



問:貴社の概要を教えてください。
シンガポールのベーカリー・チェーン「ブレッドトーク」社と、味の素ベーカリーの50:50 の合弁会社です。
味の素ベーカリーは、味の素が大手コンビニエンスストア向けの冷凍パン生地を供給するために設立した会社です。味の素ベーカリーの製造技術とブレッドトークの販売網を活かして中国展開を図るために合弁会社を作り、2012 年から上海で事業を始めました。工場は上海市内にありましたが、都市化が進んできたうえ手狭になったので、19 年12 月から現在の工場で生産を始めました。
問:嘉興を選んだ理由は?
選択したのはブレッドトーク側です。同社は近く、ABPan の隣接地に大きな工場を建設する予定です。ABPan で作った冷凍生地を隣のブレッドトークに送り、焼くなどの加工を加えて店舗網に配送します。この効率性を考えたものでした。
中国ではパン需要は高まっています。それを牽引したのが、店頭でパンを焼いて提供するスタイルでした。しかし、人手不足の影響もあって、工場で加工したパンを店に並べる傾向が強まってきました。ブレッドトークの最大のマーケットは上海。その周辺で工場候補地を探していましたが、嘉興に決めたのは、地元政府の熱意を感じたからだと思います。
問:嘉興工場の今後の展開は?
冷凍生地の需要は高まっています。増産体制を考えていくつもりです。ブレッドトークが進出すれば、嘉興に原材料供給など食品関連企業が集まってくる可能性があります。様々な取引も新たに始まって活気が出てきそうです。
当社としても、新工場では菓子パンなど冷凍生地のバラエティーを広げたい。さらに、ブレッドトーク以外の注文に応えられるようにもしていきたいと考えています。



問:貴社の概要を教えてください。
物流機器メーカーのオークラ輸送機の中国製造拠点として2010 年に設立されました。コンベア機器やピッキングシステムなど、物流センターの省力化・自動化を進める搬送システムがメーンです。
販売拠点のある上海に近く、多くの日系企業が進出している揚子江デルタ地域でこれからの発展が期待できる地域として嘉興を選びました。また、開発区の対応の良さも進出の決め手になりました。
中国への進出は2003 年です。上海に販売会社を設け、中国ローカルメーカーから機械などを仕入れて、「オークラ」ブランドとして日系企業に納めていました。その後、オークラのブランド力を高めるには、自社工場を作ったほうがよいと判断しました。オークラ輸送機として海外工場は嘉興が初めてでした。
問:顧客はどのような業界が多い?
食品・飲料、日用品業界向けが主力です。最近では、空港の貨物センターや物流業界の配送センター向けも増えています。基本は、日系や欧米企業の顧客が中心です。
嘉興工場からシンガポール、マレーシアのグループ営業拠点の顧客向けに、東南アジア方面へも物流設備の輸出を始めています。この工場で、システムアップし、試運転してから出荷しています。嘉興は港に近く、その面においても有利です。
問:嘉興拠点の役割は?
営業拠点は上海にあります。嘉興は製造部門だけです。部品の購入は現地調達が基本です。中国ローカルメーカーがほとんどですが、基幹部品は日系企業から仕入れています。
中国でもアフターサービス充実のために、メンテナンスにも注力しています。広州、天津にもメンテナンス要員を配置しています。
これまで中国事業は沿岸部の顧客がほとんどでしたが、最近では内陸部からも仕事が入りつつあります。今後の工場拡張を検討し始めたところです。



問:貴社の概要を教えてください。
嘉興のデベロッパー「大樹集団」と丸紅の合弁会社で、高速鉄道「嘉興南」駅のある国際商務区にて商業、養老施設及び住宅から成る不動産開発を行っています。
丸紅の海外不動産事業の歴史は1970年代まで遡り、中国においては85 年に上海で外国人駐在員向けの賃貸住宅事業を日系企業として初めて事業化したことを皮切りに、北京・天津・大連・長春・瀋陽などの都市で不動産開発事業に取り組んできました。嘉興には2018 年に進出しています。
問:嘉興の魅力は?
2018 年に上海市とその周辺都市で構成する「グレーター上海経済圏の域内一体化プロジェクト」が国家戦略に昇格しました。その中で嘉興が域内一体化に向けたモデル地区に指定されていることに注目していました。
交通インフラの整備に伴う移動時間の短縮、都市インフラの整備、情報格差の縮小及びE コマースの普及等を背景に、生活コストが安い周辺都市、特に上海に近い嘉興における住宅需要が拡大していくものと予測していましたが、それが今現実のものになりつつあると感じています。
新しく嘉興に移り住んできた方々は、余裕のある暮らしを手に入れ、世界遺産に登録されている京杭大運河の水景や、きれいに整備された緑化に癒され、嘉興での生活に満足しているものと思います。
問:嘉興でのプロジェクトは?
既に商業施設は開業しており、住宅部分の第1 期も竣工済みです。販売は好調に推移しており、改めて嘉興人気の高さを感じています。嘉興の住宅相場は上海の1/4 から1/3 程度なので上海や杭州など他都市からの購入者も多く、注目度の高さを示しています。
機会があれば第2、第3 のプロジェクトというように不動産開発を継続していきたい。それだけのポテンシャルのある街と考えています。



問:学校の概要を教えてください。
当校は嘉興市教育局の管轄になります。設立は1962年。当時は、嘉興は紡績やアパレル、さらに家庭用電気機器などの産業が盛んで、その職業教育を目的としていました。中学校を卒業した生徒が入学します。基本コースはここで6 年間学びます。5 つの系統があり、19 の専攻に分かれています。
入学者数は毎年増えており、最近では年間2000 人ほどが入学しました。在校生は6600 人いますが、95%以上は地元の子供たち。今後は7000 人以上になる計画です。
問:卒業後の進路は?
95%以上が地元に就職します。やはり嘉興は住みやすい。だから地元を選択する生徒は多い。求人も多く、去年は卒業者数の3 倍以上の求人がありました。嘉興の産業が発展していることを実感しています。
問:カリキュラムの特長は?
嘉興の産業発展に貢献できる高度人材を育てるのが目的です。そして嘉興の産業もどんどん高度化しています。そこで、カリキュラムでは、AI(人工知能)やロボット、スマート製造などを新たに加えました。
日本の「匠」の精神は学ぶべきところが多いです。2 年前からは、当校の院長が著した『工匠精神』という副読本で勉強させています。海外のものづくりには学ぶべきところが多い。米国のスピード、ドイツの品質管理、そして日本の「匠」です。最後の最後まで品質を追求し続けるという姿勢は、日本から学ぶべきことだと思っています。
学校の方針は「匠首文化」「精益求精」。匠の精神を追求していくことです。ここで育った学生はきっと企業にとって貴重な存在になる。学校が保証します。

