第1回推進委員会報告
日経BPが主催し、7月24日現在、11社が参加しているニューロダイバーシティ&インクルージョンフォーラムは、第1回目の推進委員会を7月24日に開催しました。
ニューロダイバーシティ&インクルージョンフォーラムは、第1回推進委員会を2024年7月24日に協賛企業11社とともに開催した。推進委員会では、野村総合研究所によるオープニングトーク、先進事例としてモルガン・スタンレー、EY Japanの2社からニューロダイバーシティへの取り組み事例が共有された(詳しくは関連サイト)。
ディスカッションでは、まず、ニューロダイバーシティという言葉の定義について確認し、このフォーラムでは「一人ひとりの脳の多様性を指す」ことで合意した。すなわち、精神疾患の診断がある場合に限らず、各人の個性を大切にすることがこのフォーラムの立ち位置となる。また、海外では、神経発達症(発達障害)を持つ人をニューロダイバージェント(もしくはニューロマイノリティ)と呼び、それ以外をニューロティピカル(もしくはニューロマイノリティ)と呼ぶことが多いが、このフォーラムでは二元論で語ることの弊害を考慮し、これらの呼称は用いないことで合意した。
さらに、ニューロダイバーシティを推進するために必要な要素を盛り込んだ宣言(ニューロインクルーシブ宣言)を年度末までにまとめることに参加者一同の合意を得た。宣言の具体的な内容については、今後、議論を深めるものの、一人ひとりの脳の多様性を受け入れる企業風土を醸成し、個々の従業員が持っている力を100%発揮し社業に貢献できる仕組みに必要な要素を検討していく予定だ。また、そのためには、精神疾患への差別(スティグマ)やアンコンシャスバイアスへの気付きを促進し、それらをなくす努力が必要である点を参加者と共有した。