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戸田覚がレッツノートJで実感! 驚くほど仕事がはかどるWiMAX

モバイルデータ通信の注目株であるWiMAX。最近は利用可能なエリアが大幅に拡充し、より“使える”サービスになってきた。WiMAXを内蔵したレッツノートをパートナーに、出張先でも快適に仕事をこなそうではないか。
これからはWiMAX内蔵パソコンが絶対オススメだ!

ビジネス書作家・IT製品評論家。テレビやラジオに加え、「日経ベストPC+デジタル」「日経PC21」などの雑誌、各種Web媒体の連載でおなじみ。単行本は累計100冊以上、仕事術に関する著作も多い。最近レッツノートJを購入して利用中。
WiMAXとは、UQコミュニケーションズが提供する高速モバイル通信サービスだ。高速なだけでなく、使用するデータ通信量により通信速度の制限を行う帯域制限もない。外出先でも快適にデータ通信ができる。
さらにWiMAX内蔵パソコンなら、出先での通信が非常にスムーズだ。いわゆるUSBタイプのレシーバーのように、パソコンに装着して周辺機器として認識されるのを待つ必要がなく、電源を入れてOSが起動し終わった頃には、ほぼ利用可能になっている。つながり方は無線LANとほぼ同じと考えればよいだろう。スタンバイからの復帰でうまく認識されないようなトラブルもなく、いつでもスマートに使い始められる。
レッツノートJシリーズは、もちろん、WiMAXを標準で内蔵している。僕は、ハイパフォーマンスモデルを愛用しているが、起動が非常に速く、電源オンからWebページを見るまでに30秒とかからないから、素早く作業ができる。メールをチェックするだけならスマートフォンを利用するが、フルキーボードに慣れている僕は、返信を書く際にはレッツノートを起動したほうが作業性がいい。

10.1型ワイド液晶搭載のコンパクトボディに標準電圧版のインテル® Core™ i5-2410M プロセッサー 2.30GHz (インテル® ターボ・ブースト・テクノロジー2.0利用時最大2.90GHz)を搭載、バッテリー駆動時間も約8.5時間を確保した高性能モバイル。
WiMAX内蔵パソコンは、アンテナが大きいために非常に感度が良く、スピードも文句なしだ。特にレッツノートJシリーズは、天板の液晶上部にアンテナを2個搭載。パソコンを開けた状態で最も高くなる位置にアンテナがあり、よりつながりやすいよう工夫されているのだ。アンテナが2つあるのにも意味があり、受信感度の良い方に自動的に切り替えながら通信してくれる。

日本各地、さまざまな場所で利用してみたが、電波が届いていれば最低でも2~3Mbpsで利用できるケースがほとんどだった。あくまでも個人的な印象だが、空港やターミナル駅など、電波がきちんと来ているところでは、4~5Mbpsで通信できるのが普通だ。
最近、利用機会が多いEvernoteやオンラインストレージなどのクラウドサービスは、データ容量が大きくなりがちだが、WiMAXなら通信の遅さを感じることはほとんどない。出先でも会社にいるときと同様の快適さで利用できるのだ。
僕の場合は、事務所や自宅では無線LAN、移動先ではWiMAXという使い分けをしているが、これも非常に簡単だ。ホテルや空港など、無線LANとWiMAX両方の電波が来ている場所でも、ソフトウエアでどちらを使うか決めればよい。いちいちアダプターを認識させて電波が来ていることを確認し……といった作業は一切不要だ。

ニーズに合わせて料金プランが選べ、コスト負担も少ない
WiMAXは利用に当たって“しばり”のないプランを選べるのがうれしい。1日だけ利用して600円(税込)という「UQ 1Day」プランも用意されているので、出張の時のみ利用することもできるのだ。使う月と使わない月の差が激しいなら、最低380円(税込)からの「UQ Step」を選べばいいし、徹底的に使い倒すつもりなら、1年間の継続利用で月3880円(税込)の「UQ Flat年間パスポート」も用意されている。
さらに、自宅ではA4ノートで利用し、外出先ではモバイルを使ったり、モバイルルーターを併用したいときにも契約は1つでOK。1契約で最大3台の機器を登録しておき、切り替えて使えるのだ。
出先でパソコンを使う場面が急増!

僕がレッツノートJシリーズでWiMAXを利用するようになって実感するのが、パソコンを使う場面がとても増えることだ。レッツノートJシリーズは小型で軽量、バッテリー駆動時間も長いので、肌身離さず持ち運ぶことができる。これだけでも、パソコンの利用機会が増えるのだが、さらにWiMAXは、つながってもWebを表示するだけで待たされる遅いデータ通信とはひと味違う。大量のメールが届いていたり、大きなファイルが添付されていても、ストレスは一切なし。空港や新幹線の待ち時間で、素早くダウンロードして返信できる。先日の出張でも、大阪空港で大量のメールをダウンロードしておき、機内で内容をチェックして返信を書いて、着陸時に電源をオフ。羽田に着いたら、電源を入れて返信したのだが、ほとんど作業待ちの時間は発生しなかった。レッツノートJシリーズとWiMAXがあれば、ちょっとしたスキマ時間をも有効に活用できてしまうのだ。

新幹線でも、駅に着いてから発車するまでの間に、大量のメールを送受信できる。もっとも、「UQ Wi-Fi」を利用すれば、東海道新幹線N700系(東京~新大阪間)や成田エクスプレスの車内無線LANを無料で使えるので、うまく使い分ければいいだろう。UQ Wi-Fiとは、UQ WiMAXの料金プランの契約ひとつにつき、1契約申し込みできる公衆無線LANサービスのことだ。WiMAX利用者なら無料で使うことができるので、ぜひ活用したい。
米国ではホテルの館内LANより高速だった
昨年も全国各地に出張しているが、都市部やターミナル駅で使えなかったことは一度もなかった。建物の中ではやや電波が悪いケースが見受けられたが、ちょっと位置を変更すればOK。福岡、名古屋、大阪、京都で問題なく利用できた。
UQコミュニケーションズのWebページでは、地番までの住所を入力してピンポイントで電波状況を検索できる。地方に出張したり、取引先でのプレゼンなどで使う際には、現地で利用できるかどうかの目安になるだろう。

僕の場合は、ホテルを選ぶ際に、WiMAXの電波が来ている地番であることを確認しておく。これでつながらなかったケースは1度だけ。このときには、ちょうど空いていた道路側の部屋に変更してもらったら、問題なく利用できた。安くはないホテルの有料LANを月に数回利用するなら、WiMAXの利用料金が捻出できてしまうのだ。
驚いたのが、米国でも簡単・快適に利用できたこと。日本での利用とほぼ同じ感覚で通信できた。米国Clearwire社のWiMAX1日利用サービス「CLEAR Free Day. Pass」が、UQ WiMAXユーザーならメールアドレスなどを入力してログインすれば無料で利用可能なのだ。1日15ドルもするホテルの館内LANよりも高速に使えるのには思わず笑ってしまった。





