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特集

紛失!盗難!その時どうする?セキュリティ対策も万全のインテル®vPro™テクノロジ
2009年7月9日公開

紛失!盗難!その時どうする?セキュリティ対策も万全のインテル®vPro™テクノロジ

山田祥平のパワフルモバイルのススメ③

レッツ商事の営業部では、無事、レッツノートの本格導入を終わらせた。これで一段落、と安心していた情報システム部の渡辺部長と田中さん。ところが、ある朝、営業部の佐々木部長が血相を変えて情シスに駆け込んできた。


構成・文/山田祥平(やまだしょうへい)

フリーランスライター。パソコンを中心とした先進技術を追い続け、既に20年を超える。著書に「仕事ができる人はなぜレッツノートを使っているのか?」(朝日新聞出版)など。

会社のPCをなくしたのに、なんで落ち着いていられるの?


佐々木「た、た、たいへんだぁ!!!」



田中「あ、営業部の佐々木部長。朝一番にどうしたんですか?顔が真っ青ですよ」



佐々木「あわわ、レッツが宴会のコンプライアンスで、ノートが電車でタクシーなんだ」



渡辺「ほら、お茶でも飲んでちょっと落ち着け」



佐々木「落ち着いてなんかいられないよ。レッツノートが盗まれちゃったんだ。昨夜は取引先と食事をしながらの会合があって、その後帰宅したんだが、朝、起きて、レッツノートがカバンの中にないことに気が付いたんだよ」



田中「レッツノートは軽いからカバンの中になくても気が付かなかったりしますよね。ふふふ」



佐々木「『ふふふ』じゃないよ!誰かが勝手にオレのレッツノートをいじって、会社の機密情報にアクセスしたら大変なことになるんだぞ!」



田中「大丈夫ですよ。レッツノートのセキュリティは強いんです。BIOSにもハードディスクにもパスワードが掛かっていますし、TPMによる暗号化もされています」



佐々木「??????」



田中「……えっと、まず、BIOSは起動直後に動くプログラムです。そこにパスワードを掛けているので、正しいパスワードを入力しない限り、レッツノートを起動しようとしても、OSすら立ち上がらないんです。光学ドライブなどから、ほかのOSを立ち上げようとしたって駄目です。さらに、ハードディスクパスワードも設定しているので、ハードディスクもロックされています」


レッツノートのBIOSセットアップで「セキュリティ」のメニューを開いたところ。ここでBIOSやハードディスクにパスワードを設定することができる。下の方にある「内蔵セキュリティ(TPM)」はハードディスクのデータを強力に暗号化する機能。「AMT設定」では、インテル® vPro™ テクノロジーの中核技術であるAMTのセットアップを行い、その管理機能を有効にする。
レッツノートのBIOSセットアップで「セキュリティ」のメニューを開いたところ。ここでBIOSやハードディスクにパスワードを設定することができる。下の方にある「内蔵セキュリティ(TPM)」はハードディスクのデータを強力に暗号化する機能。「AMT設定」では、インテル® vPro™ テクノロジーの中核技術であるAMTのセットアップを行い、その管理機能を有効にする。
法人向けのレッツノートには、非接触ICカードリーダー内蔵モデル(写真上)や指紋認証センサー内蔵モデル(写真下)がラインアップされている(一部機種を除く)。購入は1台から可能だ。
法人向けのレッツノートには、非接触ICカードリーダー内蔵モデル(写真上)や指紋認証センサー内蔵モデル(写真下)がラインアップされている(一部機種を除く)。購入は1台から可能だ。

佐々木「でもオレ、レッツノートを使ってて、パスワードなんて入力したことなかったぞ?」



渡辺「その替わり、社員証をかざしてただろ?営業部に入れたレッツノートは全部、非接触ICカードリーダーを内蔵したモデルなんだ。だから、面倒なパスワード入力をしなくても、レッツノートにICカード社員証をかざすだけでOK。簡単だろ」



田中「その上、ハードディスクの中に保存したデータは暗号化されています。その暗号を解く鍵は、TPMという専用のチップの中に厳重に保管されています。仮に、BIOSパスワードを回避するためにハードディスクが取り出されたとしても、解読するための鍵がないから、データを読み出される可能性は限りなくゼロに近いんです」



渡辺「だから、情報の漏洩(ろうえい)に関しては問題ないと考えていい。まあ、コンプライアンス的には、パソコンの紛失があったことを公表する必要があるから、始末書は避けられんな。ワハハ」



田中「でも、念のため、佐々木部長のレッツノートを会社のアクティブディレクトリから削除して、社内のネットワークから閉め出しましょう」



佐々木「とほほ」



田中「……あれ? おかしいな。佐々木部長のレッツノート、社内にありますよ」



佐々木「なんでそんなことが分かるんだ」



田中「社内のLANに、佐々木部長のパソコンが存在しているんです。これ、営業部のIPアドレスですから。レッツノートは全て最新のインテル® vPro™ テクノロジーというものに対応しているので、電源が入っていなくても、ネットワークにつながっていれば、レッツノートの状態が分かるんです。スゴイでしょ?」



渡辺「新しいvPro™に対応したレッツノートでは、セキュリティ対策ソフトのバージョン管理や、OSのセキュリティパッチの導入などができるのはもちろん、OSがフリーズした時の強制再起動や、ハードディスクのフォーマット、OSの再インストールまで、リモートでできるんだ。vPro™のおかげで、われわれ情報システム部は、かなりラクをさせてもらってるよ」



佐々木「そういや最近、お前たち情シスの姿を営業部で見かけないな。ヘルプデスクに電話すると、レッツノートが勝手に動いて自分で問題を解決しているように見えたが、お前たちが裏で糸を引いていたとは……」



田中「陰謀みたいに言わないでください!さあさあ、営業部に、佐々木部長のレッツノートを探しに行きますよ」







佐々木「あっ、本当だ!あった、あった。無くしたと思ったレッツノートがあったよ」



渡辺「何だよ、ちゃんと佐々木の机に載ってるし、セキュリティロックまで掛かってるじゃないか」




佐々木「ああ、思い出した!酒が入る席だから、昨夜はレッツノートを会社に置いて帰ることにしたんだ」



田中「よかったですね、始末書を出す前に気が付いて。はー、朝から疲れちゃった。今夜はおいしいお酒が飲みたいなぁ。もちろん佐々木部長のおごりで」




佐々木「うっ……。ほ、本当はおごりたいんだけど、反省のために、酒は自粛することに決めたんだ、たった今……」


ワンポイントアドバイス

今回のキーワード

企業向けにクライアントパソコンの管理基盤を提供する、インテル®のテクノロジー。ハードウエアベースでの柔軟なリモート管理、強固なセキュリティ対策を可能にする。レッツノートは現行モデルは最新のvPro™ テクノロジー インテル® Centrino® 2を採用している(一部機種を除く)。vPro™の中核技術であるAMT(アクティブマネジメントテクノロジー)は、不揮発メモリーにセキュリティソフトの更新状況をはじめとした資産情報を記憶するとともに、NIC(ネットワークインタフェースカード)を通じてWindowsが起動していなくても資産情報を取得したり、Windowsの起動や強制再起動などのリモートコントロールを可能にする。また、Windowsとは独立した管理用OSがバーチャルマシンモニター上で起動し、Windowsやパケットの監視を行う。Windowsがクラッシュしたり、マルウエアによって改変されたりした場合でも、バーチャルマシンモニターには影響がないため、スムーズな遠隔支援やセキュリティの確保が行える。

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