日経 xTECH Special

Panasonic connect

ビジネスモバイル最強化計画

レッツノート/タフパッドで企業力UP !最新モバイル活用シーン・事例を完全網羅!

特集

10年間の進化の過程と、未来への想い ユーザーとともに歩むマイレッツ倶楽部
2012年6月18日公開

10年間の進化の過程と、未来への想い ユーザーとともに歩むマイレッツ倶楽部

パナソニックの「レッツノート」直販サイト、マイレッツ倶楽部が、今年、10周年を迎えた。変化が目まぐるしいパソコン業界にあって、限定モデルやカスタマイズモデルの販売と、充実したサポートサービスを提供し、ユーザーの高い信頼を獲得してきた。この10年間で、商品やサービス内容はどのように進化したのか? 次の10年に向けた展望と併せ、同社営業部門の担当者に、日経BP社パソコン局プロデューサーの根本勝氏が訊いた。

リテラシーの高いお客様のこだわりに対応。
"自分仕様PC"の提供でファンを拡大

米田 弘史 氏(よねだ・ひろし)<br> パナソニック株式会社<br>ITプロダクツビジネスユニット<br>国内営業グループ
米田 弘史 氏(よねだ・ひろし)
パナソニック株式会社
ITプロダクツビジネスユニット
国内営業グループ

根本 10周年おめでとうございます。マイレッツ倶楽部の誕生は2002年3月とのことですが、まずは立ち上げの経緯について教えてください。

米田 私自身が関わるようになったのは「CF-Y2」※1を発売した2004年3月からですが、マイレッツ倶楽部発足時はちょうど、B5サイズで軽量設計の「CF-R1」※2発売のタイミングで、当時は国内で無線LANが立ち上がったばかりの時期でした。無線LAN搭載のモバイルパソコンはまだ市場になかったため、それならば、他社に先駆けてマイレッツ倶楽部で無線LAN搭載モデルを発売しようということになりました。全くの手探り状態でしたが、お客様から予想以上の反響をいただきました。

根本 マイレッツ倶楽部には、ここでしか買えないモデルがあったり、店頭モデルに比べて、CPU性能やHDD、メモリの容量をアップできたり、カラー天板やジャケットが選べるなど、多彩なカスタマイズメニューが揃っていますね。

米田 レッツノート・ユーザーは、パソコンに対するリテラシーが高く、ビジネス・ユースがメインのため、一般的な店頭モデルでは満足されない方が多いようです。その点、マイレッツ倶楽部を利用されれば、好みや用途に応じてカスタマイズし、こだわりの"自分仕様PC"が手に入れられます。そんな魅力が高く評価されているのだと思います。

根本 2002年当時のモバイルパソコンの仕様はHDDが20GB、メモリで128MBが標準でしたから、マイレッツ倶楽部限定モデルは、HDDが40GB、メモリも256MB、CPUもインテルPentium III-Mプロセッサと、2倍以上もハイスペックになっていましたね。

※1 [CF-Y2]●14.1型SXGA+液晶(1400×1050ドット)、ドライブ内蔵ながら世界最軽量約1499g●DVD-ROM & CD-R/RWオープントップ式(シェルドライブ)搭載●標準バッテリーで約7.5時間駆動●マグネシウムボディのタフ設計●CPU:低電圧版Pentium M(1.2GHz)、メモリ:256MB(最大512MB)、HDD:40GB、USB2.0対応
※2 [CF-R1]●B5サイズ10.4型液晶搭載●約960gの軽量設計●標準バッテリーで約6時間駆動●マグネシウムボディのタフ設計●CPU:Pentium III-M(700MHz)、メモリ:128MB(最大256MB)、HDD:20GB、USB2.0対応●Internet Innovative PC Award受賞

"ディテール"へのこだわりも捉え、多彩なカラーバリエーションを用意

根本 ハイスペック以外にも、カラー天板やジャケットを好みで選べる点もレッツノートの特徴ですね。マイレッツ倶楽部限定カラーも用意されている。このカラーバリエーションという発想はどのようなきっかけなので生まれたのでしょうか?

米田 2002年に発売した「CF-R1」で、天板がマグネシウム合金でしたが、その両サイドの中に無線LANのアンテナがあり、電波を通すためにそこのカバーだけ樹脂で別パーツになっていました。そこから、その日のファッションや気分に合わせて天板の色替えができたらもっと楽しいのに、といった話がスタッフから出たのがきっかけです。さらに、丸型ホイールパッド周辺のリングもカラーパーツに変更できる仕様にしました。また、レッツノートの生産工場は神戸にあって、店頭モデルと違う"自分仕様PC"ができる、ということを広くアピールしていく狙いもあって、その後、カラーバリエーションを増やしていきました。今ではあたり前のカラーバリエーションも、マイレッツ倶楽部が原点だったんじゃないでしょうか。

根本 そういえば、ある女性ライターがオレンジ色のレッツノートを自慢げに私に見せ、この色が気に入ったから購入した、というようなことを話していました。スペックも重要ですが、毎日使う愛機という視点で考えると、デザイン的なディテールもかなり重要ですよね。なかなかデータでは気づきにくいお客様のこだわりまで商品づくりに反映されていることにも感心させられます。

米田 マイレッツ倶楽部はWebだけの展開ですが、商品を購入されたお客様以外の声を聞く機会がありません。そこで、2005年以降は、東京と大阪でレッツノートに直接触れていただくイベントを開催させて頂き、そこで得られたさまざまなお客様の生の声を活用しています。 2005年から2006年には最大14色を展開。全ラインナップを会場に並べると、それを目にしたお客様はとても興味深そうに手に取っておられました。

根本 "売れるカラー"というものがあると思いますが、その絞り込みはどのように行っているのでしょうか。ハイスペックの志向とは全く別のベクトルですよね。

米田 毎年、旬の色と定番色をデザイナーからの提案をベースに模索しています。デザイナーは流行色を調べ、斬新な色を提案してくるので、我々の想定とは全く違う色が出てきて戸惑うこともしばしば(笑)。社内の色々な階層・年代の意見を聞きながら候補を絞り込んでいくと、黒とか、濃い青とか、深みのある赤といった定番色が見えてきます。

"マイレッツ倶楽部限定モデルのハイスペックが、やがて市場のメインストリームに

根本 ハイスペックへの対応については、どのようなご苦労がありますか。HDDひとつとっても、容量が大きくなれば消費電力も増え、放出熱への対応も違ってきます。ベースとなる店頭モデルのラインから外れるものも出てきそうですね。

米田 現在、ハイスペックと言われ、リテラシーの高いお客様が使っているパソコンも、いずれは一般市場に落ちてきて、それがメインストリームになります。たとえば、2年前なら4GBのメモリがハイエンドでしたが、いまやノートパソコンで4GBは標準です。8GBのモデルも珍しくありません。そうした意味もあって、マイレッツ倶楽部では、その時その時で考えられる最高のスペックをお客様に提供できるようにしています。

根本 つまり、いまマイレッツ倶楽部で販売されている限定モデルのスペックが、やがて店頭モデルにも反映されてくる。そんな傾向を頭に入れておけば、モバイルパソコンの次の世代の方向性がある程度予測できることになりますね。

米田 つまり、いまマイレッツ倶楽部で販売されている限定モデルのスペックが、やがて店頭モデルにも反映されてくる。そんな傾向を頭に入れておけば、モバイルパソコンの次の世代の方向性がある程度予測できることになりますね。

※3 [CF-SX2シリーズ]12.1型ワイド液晶モデルに高解像度パネルを搭載。厚さ25.4mmの薄型ボディ、標準バッテリーで約18時間駆動。これまでの堅牢性を維持しながら、よりスタイリッシュかつ携帯性を重視したモバイルパソコン。

サービスサポート体制をより強化し、差別化のもう一つの柱に

根本 次に、お客様とのコミュニケーションについてお伺います。マイレッツ倶楽部のお客様は、レッツノートを十分知り尽くしているヘビー・ユーザーの方が多いようですね。そうしたお客様に対するサービスサポートで、どのような部分に注力していますか?

米田 商品への信頼に応えるため、レッツノートの製造・修理はすべて神戸工場で行っています。カスタマイズで最短3日、修理なら最短3泊4日でお手元にお届けできます。また、ご希望のユーザー様向けに、愛機のクリーニングから、バッテリーチェック、HDDチェック、一般動作確認までを行い、診断書を付けてお返しするレッツノート・クリニックもご用意しています。その際に、カラー天板やキーボードの交換のご希望があれば、併せて対応しています。

根本 そのほかに、お客様とのやり取りの中から生まれたサービスはありませんか?

米田 お客様ニーズの多様化に対応し、オフィスソフト、日本語入力システム、アンチウィルスソフトなどのお役立ちソフトウェアのプリインストール、オンラインストレージサービスや盗難・紛失時に安心な遠隔データ消去サービスの同時購入、ネームプレートの無償貼付サービスなどをご用意させて頂き、お客様のご要望に応じて選択できるようにしています。また、マイレッツ倶楽部ではすべてのレッツノートに無償で3年保証が付いていますが、お客様からの要望が多いことから、水漏れ、落下といった不慮のアクシデントによる故障にも対応できる3年間特別保証(有償)もご用意しました。これまではハードウェアを中心に差別化を図ってきましたが、サービスメニューもさらに充実させ、差別化のもう一つの柱にしたいと考えています。

コアなファンからモバイル初心者まで、パソコンの魅力をより多くの人に

根本 ウルトラブックの登場など、パソコンのモバイル化がいまや当たり前のようになっていますが、その先駆けとして道を切り拓いたのがレッツノートだと思います。そして、パソコンをふだんから持ち歩く人ほどこだわる要素も多い、というのがこの10年間の傾向でした。モバイルも進化していく中、次の10年に向けてマイレッツ倶楽部としては、お客様とどのように関わっていきたいと考えていますか?

米田 レッツノート・ユーザーは、これまでハイスペックを追求するお客様の割合が非常に高かったのですが、最近はモバイル初心者も増えてきて、マイレッツ倶楽部としても、新たなサービスやサポートなどの必要性を痛感しています。お客様の裾野が広がるにつれて、マイレッツ倶楽部に寄せられる質問も、初期設置や無線LAN設定、あるいは、ソフトウェアやプリンターの使い方に関するものが増えています。

根本 御社の本筋と違うものも多く、現場対応の負担も増えていきますね。

米田 それでもレッツノートを入り口にモバイルパソコンの世界に深く興味を持つようになり、こだわりの愛機を意識されるようになれば、市場全体の活性化が期待できます。そのためにも、ソフトウェア会社やサービス会社などとも連携を図り、サポートメニューやサービス内容を充実させ、より幅広いお客様のご要望に応えていければと考えています。

 また、「タフブック」シリーズもマイレッツ倶楽部で取り扱っております。本来は工事現場などで使用するための法人向けモデルなのですが、個人ユーザーの方が入手するには、こちらから購入することが可能です。

根本 最後に、10周年関連の告知をお願いします。

根本 勝氏(ねもと・まさる)<br>日経BP社パソコン局 プロデューサー
根本 勝氏(ねもと・まさる)
日経BP社パソコン局 プロデューサー

米田 記念キャンペーンや記念モデルも企画中ですので、どうぞご期待ください。それと、マイレッツ倶楽部限定のプレミアムエディションとして、「CF-SX2」を発売しています。Core i7搭載12.1型ノートパソコンで、お客様から要望の多かった指紋認証センサー、Webカメラなどの機能が満載のモデルです。

根本 なるほど、キャンペーンや限定モデルなど、いろいろ楽しみですね。本日はありがとうございました。

※記事は執筆時の情報に基づいており、現状と異なる場合があります

・Microsoftとそのロゴ、Windows、Windows ロゴ、Office ロゴは、米国Microsoft Corporationの米国およびその他の国における登録商標です。
・Intel、インテル、Intelロゴ、その他のインテルの名称やロゴは、Intel Corporationまたはその子会社の商標です。
・その他記載されている会社名、製品名は各社の商標または登録商標です。

レッツノートとタフブックで
あなたのビジネスを加速する!