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今こそ、ミドルマネジャー育成プロセスの
見直しのとき

ビジネス環境がめまぐるしく変化する中で、企業は激しい競争にさらされている。生き残るには、いち早く変化を察知し、迅速かつ適切な戦略を実行しなくてはならない。

そのPDCAサイクルを高速で回すのに欠かせないのが、ミドルマネジャー(中間管理職)だ。経営戦略を現場へ的確に落とし込み、現場の状況を経営層へ伝える役割を担う彼らの存在が、組織全体の連携を強化し、競争力を高める原動力となる。

ところが、最近は20~30代を中心に、「管理職になりたくない」と考えているビジネスパーソンが急増している。リーダー育成をコアコンピタンスとし、累計10万人以上、直近3年間で約2万1000人のミドルマネジャーと接してきたリードクリエイトの常務取締役 吉田卓氏は「日本企業の多くは管理職クライシスに陥っている」と断言。その深刻さは年を追うごとに高まっているとし、「早急に手当てをしないと組織が崩壊しかねない」と警告する。

確かに、ミドルマネジャーが育たなければ、アッパーマネジメントを担える人材は不足していく。この課題を解決するには、企業を襲う「管理職クライシス」のメカニズムを理解し、ミドルマネジャー育成のプロセスを見直す必要がある。

その道筋と、経営層および人事セクションが持つべき視点について、次ページで解説する。

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