AIによる自律型セキュリティーで
三層防御を実現する
三層防御を実現する
SentinelOne Japan株式会社
アジア太平洋・日本地区担当
シニアソリューションエンジニア
アジア太平洋・日本地区担当
シニアソリューションエンジニア
アレクサンダー キダーサ氏
新たな運用モデルとして、SentinelOneが提唱するのが「自律型セキュリティーインテリジェンス(Autonomous Security Intelligence)」(以下、ASI)である。
AIネイティブなプラットフォームがマシン速度の攻撃に対してリアルタイムに反応し、自動で防御する。これにより、現場の運用負荷を大幅に下げつつリスクを低減。セキュリティー担当者やアナリストは判断と指揮に専念できるようになる。
同社によれば、自律型セキュリティーの成熟度はレベル0~4の5段階ある(図1)。ASIを推進することで、プロアクティブな自律的対応が可能になるレベル3、レベル4に到達することができるという。
図1自律型セキュリティー成熟度モデル
セキュリティー強化目的でAIを活用する場合も、部分的なAI支援(レベル2)に留まってしまうケースが多い。ASIを推進することで、人とAIが協調する自律型セキュリティー(レベル3)やより高度な自動化(レベル4)も可能になる
「昨今の攻撃は非常に巧妙で、一見しただけではサイバー攻撃か正規のメールか見分けがつきません。実在の人物のアカウントを窃取して、なりすまし攻撃を仕掛けてくることもあります。このような手口に対峙するため、Singularity Platformはエンドポイントおよびアイデンティティーの保護を重視しています」とキダーサ氏は話す。
加えて、AI自体のセキュリティーやガバナンスも強化することが可能だ。エンドポイント、アイデンティティー、AIセキュリティーの「三層」を包括的に守れることが、Singularity Platformの最大の特徴といえるだろう。
侵入した脅威の横移動も
AIによって自律的に防ぐ
AIによって自律的に防ぐ
三層のうちエンドポイント保護を実現するエージェントが「Singularity Endpoint」である。
アーキテクチャーはマイクロソフトのベストプラクティスに従い、ユーザーモードとカーネルモードにコンポーネントを分離して設計されている。カーネルに影響を与えないライブセキュリティーアップデートを可能にすることで、常に最新の脅威に対抗できるようにしている。
リアルタイムなファイル分析、動的行動モデルに基づく振る舞い分析によって、エンドポイントデバイスとそのワークロード上の疑わしいパターンや悪意のあるパターンを検知。検知後はワンクリックで修復、ロールバックを行える。「ネットワークの遮断や脅威の隔離、影響を受けたすべてのエンドポイントの修復などをわずか数秒で行えます」とキダーサ氏は説明する。
自律型エージェントのため、オフライン環境でもデバイスを守ることが可能。収集したデータは最長7年間保持して、インシデントの把握や脅威ハンティングに役立てるという。
「また、エンドポイントと並んで重要なのがアイデンティティーの保護です。従来はActive DirectoryやEntra IDの設定ミス、過剰権限の変更などを速やかに把握することが難しく、認証情報を悪用した攻撃に気付けないことがありました」(キダーサ氏)。その点、アイデンティティー保護を担うエージェント「Singularity Identity」は、IDを継続的に監視し、過剰な権限設定や設定ミスを検出することが可能だ。
侵入した脅威の偵察活動や横移動も未然に防ぎ、認証情報を守る。万一、認証情報が窃取された場合も、特定した上で多要素認証などの条件付きアクセスを適用し、悪用を防ぐという。
「攻撃の初動から認証情報の窃取、権限昇格、横移動まで、すべてのフェーズで挙動を検知して対処することでビジネスインパクトを極小化します。『守れているつもり』ではなく、『本当に守れている』状態を実現できるのです」とキダーサ氏は強調する。
アーキテクチャーはマイクロソフトのベストプラクティスに従い、ユーザーモードとカーネルモードにコンポーネントを分離して設計されている。カーネルに影響を与えないライブセキュリティーアップデートを可能にすることで、常に最新の脅威に対抗できるようにしている。
リアルタイムなファイル分析、動的行動モデルに基づく振る舞い分析によって、エンドポイントデバイスとそのワークロード上の疑わしいパターンや悪意のあるパターンを検知。検知後はワンクリックで修復、ロールバックを行える。「ネットワークの遮断や脅威の隔離、影響を受けたすべてのエンドポイントの修復などをわずか数秒で行えます」とキダーサ氏は説明する。
自律型エージェントのため、オフライン環境でもデバイスを守ることが可能。収集したデータは最長7年間保持して、インシデントの把握や脅威ハンティングに役立てるという。
「また、エンドポイントと並んで重要なのがアイデンティティーの保護です。従来はActive DirectoryやEntra IDの設定ミス、過剰権限の変更などを速やかに把握することが難しく、認証情報を悪用した攻撃に気付けないことがありました」(キダーサ氏)。その点、アイデンティティー保護を担うエージェント「Singularity Identity」は、IDを継続的に監視し、過剰な権限設定や設定ミスを検出することが可能だ。
侵入した脅威の偵察活動や横移動も未然に防ぎ、認証情報を守る。万一、認証情報が窃取された場合も、特定した上で多要素認証などの条件付きアクセスを適用し、悪用を防ぐという。
「攻撃の初動から認証情報の窃取、権限昇格、横移動まで、すべてのフェーズで挙動を検知して対処することでビジネスインパクトを極小化します。『守れているつもり』ではなく、『本当に守れている』状態を実現できるのです」とキダーサ氏は強調する。
AI自体がはらむリスクも
包括的に保護する
包括的に保護する
そして、AIセキュリティーを担うのがSingularity Platformに実装される「Prompt Security ソリューションスイート」(以下、Prompt Security)だ。
昨今は、あらゆる業務シーンでAIが使われており、その利用形態もどんどん多様化している。これがAIセキュリティーを難しくしている要因だ。AIが、新たな脆弱性や意図しない情報漏洩の温床になるリスクがある。
「Prompt Securityは、ユーザーの利便性を損なわず、AIイノベーションを安全・確実、かつ大規模に実現できる環境の実現を複数の製品によってサポートします。人とAIの接点をとらえるセンサーによって、1万5000以上のAIサイトのアプリケーション層トラフィックや、PC内のローカルAI、複雑なエージェント型ワークフローなどを監視し、異常や不審な挙動を検出します」とキダーサ氏は紹介する。
一般的なSASE、CASBソリューションはネットワーク上のデータしか監視できず、可視化の限界があるという。その点Prompt Securityは、ネットワーク外のMCP(Model Context Protocol)の動作や自律的に動くAIエージェントも監視・管理できる。クラウド上やオンプレミスで稼働するAIの利用状況、エージェント型AIシステムなども管理・統制することが可能だという。
「自社開発のAIアプリケーションを含めて、AIの『使う』『動かす』『創る』をすべてカバーすることで、セキュリティーとガバナンスを大幅に強化できます」とキダーサ氏は話す。
一連の高度な機能は、過去10年以上にわたってSentinelOneがAI領域で培ってきた知見・経験に基づいて具現化されている(図2)。2013年にAIを活用したランサムウエア対策と自動修復を実現して以来、独自のエージェンティックAIフレームワークや、エージェント型AIセキュリティーアナリスト「Purple AI」などを市場に投入。その技術やノウハウをSingularity Platformに反映することで、ASIの進化を強力に支えているのである。 サイバー攻撃の進化は止まらない。ビジネス被害を最小限に抑えるためには、AIを駆使して脅威に先回りすることが不可欠だ。SentinelOneは、統合プラットフォームであるSingularity Platformによって、AI時代をリードするセキュリティー対策の実現を支援している。
昨今は、あらゆる業務シーンでAIが使われており、その利用形態もどんどん多様化している。これがAIセキュリティーを難しくしている要因だ。AIが、新たな脆弱性や意図しない情報漏洩の温床になるリスクがある。
「Prompt Securityは、ユーザーの利便性を損なわず、AIイノベーションを安全・確実、かつ大規模に実現できる環境の実現を複数の製品によってサポートします。人とAIの接点をとらえるセンサーによって、1万5000以上のAIサイトのアプリケーション層トラフィックや、PC内のローカルAI、複雑なエージェント型ワークフローなどを監視し、異常や不審な挙動を検出します」とキダーサ氏は紹介する。
一般的なSASE、CASBソリューションはネットワーク上のデータしか監視できず、可視化の限界があるという。その点Prompt Securityは、ネットワーク外のMCP(Model Context Protocol)の動作や自律的に動くAIエージェントも監視・管理できる。クラウド上やオンプレミスで稼働するAIの利用状況、エージェント型AIシステムなども管理・統制することが可能だという。
「自社開発のAIアプリケーションを含めて、AIの『使う』『動かす』『創る』をすべてカバーすることで、セキュリティーとガバナンスを大幅に強化できます」とキダーサ氏は話す。
一連の高度な機能は、過去10年以上にわたってSentinelOneがAI領域で培ってきた知見・経験に基づいて具現化されている(図2)。2013年にAIを活用したランサムウエア対策と自動修復を実現して以来、独自のエージェンティックAIフレームワークや、エージェント型AIセキュリティーアナリスト「Purple AI」などを市場に投入。その技術やノウハウをSingularity Platformに反映することで、ASIの進化を強力に支えているのである。 サイバー攻撃の進化は止まらない。ビジネス被害を最小限に抑えるためには、AIを駆使して脅威に先回りすることが不可欠だ。SentinelOneは、統合プラットフォームであるSingularity Platformによって、AI時代をリードするセキュリティー対策の実現を支援している。


