accenture 日経ビジネス 電子版SPECIAL

N e w F u t u r e

Vol.9 レガシーシステムを待ち受ける
本当の危機と、その処方箋

生殺与奪の権を他人に握らせるな

 アクセンチュアが考える、モダナイゼーションの目的とは何ですか。

中野企業に求められているのは、攻めのIT活用です。しかし実態は、企業のIT予算のうち、6~7割は既存の基幹システムの維持管理に充てられています。ここをできるだけ削って、攻めのためにお金を回していくこと。それがモダナイゼーションの目的です。

 ですが、先ほどお話しした通り、維持管理を担っているベンダーには、その予算を減らすモチベーションが働きません。それに対してアクセンチュアは、どのメーカー、ベンダーとも利害関係のない立場から、各企業にモダナイゼーションの最善策を提案できます。

西尾同時に、これも非常に重要ですが、アクセンチュアは、どんなに大規模な基幹システムでも、モダナイゼーションを完遂できる実行力を備えています。当社のモダナイゼーションに関わる部門はここ数年で大幅に増強し、現在は約400名の技術者が在籍しています。メインフレームの技術に精通し、中身を熟知したエンジニアを多く抱えており、数多くのプロジェクトが進行しています。加えて強みとなるのが、中立的な立場で活動する「脱レガシーの目利き」を50名擁していることです(図2)。

図2 図2

図2:アクセンチュアのモダナイゼーションにおける強み

 また、技術的には、Javaへのリライトについて定評ある変換ツールを自社で保有しており、多くの実績を残しています。モダナイゼーションに関しては、技術的、人的リソースで日本をリードする存在だと自負しています。

中野すでにモダナイゼーションの実施例も、数多くあります。三菱重工業様では、プログラム数約4万5000本、約1500万ステップの基幹システムをJavaに変換するプロジェクトを支援しました。また、ある鉄鋼業の基幹システムについてのモダナイゼーションは、数万本のプログラムが国産のメインフレーム上で動いており、難易度の高い作業ですが、お客様と共に脱メインフレーム、脱レガシー言語を進めています。

 リライトだけでなく、他の手法でも実績を上げています。日本を代表する損害保険会社では、レガシーシステムのクラウド上へのリホストを推進しています。また大手の総合商社のケースでは、当社はモダナイゼーションのプランニングを担当し、システム構築作業は中国の協力ベンダーが担当してコストを削減するなど、お客様のシステム、コストなどのご要望に柔軟に対応できる体制を整えています。

 最後に、レガシー問題に悩む企業に対してメッセージをお願いします。

西尾『鬼滅の刃』に出てくる「生殺与奪の権を他人に握らせるな!!」という名ゼリフがあります。基幹システムはまさに企業の生死を左右するものです。そこをベンダー任せにせず、自社主導のモダナイゼーションを検討していただきたいと思っています。

中野今、アクセンチュアには日本のレガシーを知り尽くした人材が集結しています。お客様がどのようなシステム、言語を使っていても、それが理解できる人材が存在するといっていいと思います。ぜひお声かけください。

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