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「現場」の業務効率化を進める タブレットの可能性とは?

生産性向上やより高い顧客満足を実現するため、製造やサービスの「現場」における業務効率化の重要性が高まっている。その有効な手段として挙げられるのはIT機器の導入だが、その中で脚光を浴びるのが、急速に普及が進むタブレットだ。しかし、建設・製造・運輸・小売などの現場での活用事例は増えている一方、セキュリティ対策や、現場の厳しい条件下における端末の耐久性や信頼性などに不安を感じ、タブレットの導入を躊躇している企業が多いのも事実。そこで今回の企画では、7月5日に行われた「タブレット業務活用セミナー」から、その活用・運用のヒントを探る。
IT機器の活用で現場力を高める
業務効率化や顧客満足向上を実現した先行企業
市場や顧客ニーズの多様化・複雑化とともに、生産やサービスの「現場」における業務効率化、迅速化の重要性はますます高まっている。そのためにIT機器の導入を検討する企業は多いが、実際の運用・活用において問題が発生してしまうケースも多い。こうした問題を払拭する選択肢としてにわかに注目を集めるのが、急速に普及が進むタブレットである。

タブレットの登場で、モバイルPCでは運用が困難であったシーンにも、情報端末の導入が可能となってきた。この新たなデバイスの活用により、業務の効率化・迅速化、顧客へのサービス向上、そして企業の競争力強化の実現が期待される。「例えば、現場で作業の進捗状況や検査内容などを紙に記録し、事務所に戻ってから記録を情報端末に入力するといった作業も多いと思いますが、紙をタブレットに置き換えれば、いちいち事務所に戻らなくてもその場で情報を入力できますし、瞬時に多くの人と情報共有が図れます。タブレットは持ち歩きに便利なので、作業中に立ったままでも、移動しながらでも、手軽に情報の確認や入力ができるのも大きな利点です」とパナソニック株式会社でタブレットやモバイルPCの営業企画を担当している市川 良紀氏はセミナーで語った。そのため、これまで情報端末の普及があまり進んでいなかった建築・製造・運輸・小売などの現場でも、タブレットの導入事例が徐々に増えているようだ。
具体的な現場での活用法として、市川氏は以下のような事例を挙げた。

市川氏は、「オフィスに比べると現場の情報化は遅れていますが、持ち歩きやすく、キーボードを使わなくてもタッチや音声入力で情報が取り出せるタブレットを活用すれば、現場の業務効率は格段に向上するはずです」と指摘した。
現場へのタブレット導入が遅れている原因は?
企業はセキュリティや堅牢性などに不安を感じる

システムソリューションズジャパンカンパニー
関越社
執行役員 社長 西上 友規氏
「タブレットの市場規模はPCを上回るペースで急速に伸びています。しかし、製造や運輸、接客など、いわゆる現場でのタブレットの活用は、まだまだ十分と言えないのが実情です」と語ったのは、パナソニック システムネットワークス株式会社 システムソリューションズジャパンカンパニー 関越社の西上 友規社長。
その理由として西上氏は、(1)既存業務とタブレットに搭載されるアプリとの整合性、(2)過酷な現場でも使用に耐えうる堅牢性、(3)紛失や盗難に遭っても重要なデータがしっかりと守られるセキュリティの3つに、多くの企業が不安を抱いていることを指摘した。
屋外や過酷な構内作業現場などで使用することを考えれば、うっかり地面や床に落としたり、水や粉塵にまみれたりしても、しっかりと動き続ける頑強さが求められる。コンシューマ向けに開発されたタブレットでは、そうした過酷な環境下での使用には耐えるのは厳しい。また、実際の導入・運用にあたっては、社内システムに安全にアクセスするためのセキュリティ対策も不可欠だ。セキュリティをより強固にするため、タブレット端末の導入と併せて、遠隔データ削除、遠隔ロックを可能にするMDM(モバイル端末管理)など、ライフサイクル管理サービスの利用も必要になる。
タブレットは現場の業務効率化に役立つ便利なツールではあるが、オフィスとは異なる利用環境や、持ち運びやすさゆえのセキュリティ面への不安が、企業にとって導入のための大きなハードルとなっているようだ。
十分な堅牢性と強固なセキュリティ機能で
ビジネスに安心をもたらす『タフパッド』

このようなタブレット端末の導入・運用をめぐる不安や課題に対して、パナソニックの業務用タブレット『タフパッド』は具体的な解決策を用意している。
「パナソニックのタブレットは、屋外業務や、過酷な屋内業務に携わる法人ユーザー向けに特化しています。あえてコンシューマ向けのタブレットは狙っていません」とセミナーで語ったのは、パナソニック システムネットワークス株式会社でタブレットの商品企画を担当している三好 力氏。
三好氏によると、『タフパッド』シリーズはいずれも「Fully Rugged」(十分な堅牢性)の条件を満たしている。「Fully Rugged」の条件とは、(1)約120cmの高さから落としても壊れない落下強度、(2)強烈な粉塵や土砂降りの雨にも耐える防塵・防滴性能(IP65準拠)、(3)米国防総省の調達基準(MIL-STD-810G)も満たす耐振動性能、(4)摂氏マイナス10度から50度までの過酷な温度条件下でも使用に耐えること、である。

このほかにも『タフパッド JT-B1』は、約8時間の長時間電池駆動、500cd/m2の屋外視認性を備えている。「一般のタブレットと違って電池交換可能なので、より長時間の使用にも耐えられますし、500cd/m2と言えば液晶テレビの白の明るさなので、屋外でも画面がはっきり見えます。しかも明るいだけでなく、照り付ける太陽光の表面反射をしっかり低減して、より画面を見やすくしているのも『タフパッド』ならではの特長です」と三好氏。
また『タフパッド』には、プラットフォーム改ざんの検知機能やデータ/通信暗号化機能などが搭載されており、情報セキュリティへの対応力も極めて高い。さらに、MDM(モバイル端末管理)や24時間365日サポート、導入・運用のアウトソーシングなど、端末のライフサイクル管理も顧客ごとの要望に応じて提供している。

「過酷な現場で使用するためには、何を解決すべきなのか」「安全・安心に運用するためには何が必要か」ということをあらゆる角度から検証しているからこそ、このように行き届いた性能やサービスを実現できたのである。こうしたアドバンテージの数々が、現場の業務効率化を実現し、ビジネスを成功に導いてくれるのだろう。
なお、パナソニックは同様のセミナーを今後も実施する予定だ。7月26日(金)に金沢、8月6日(火)には仙台で開催されるので、興味のある方は、ぜひその目で確かめてみてはどうだろうか。
セミナー参加企業の声

『タフパッド』は想像以上に軽くて、とても頑丈なのが印象的

現場での活用を想定した細やかな心配りは、さすがパナソニック

情報をタブレット端末に集約して負担を減らしたい





