

2020年代に入り、社会を取り巻く環境は激しく変化を続けている。これが予測不可能な“VUCAの時代”と呼ばれる所以だが、ことビジネスにおいても過去の常識や成功体験が通用しない場面が増えてきた。それゆえ企業が持続的に成長するためには、変化に対応できる次世代リーダーの育成が不可欠となっている。
次世代リーダーには、既存の枠にとらわれず、新しい発想で課題解決に取り組む能力が求められる。また多様な価値観や背景を持つメンバーをまとめ、組織を牽引する力も必要である。だが企業の未来を創造する人材は一朝一夕には育たない。明確な人材育成戦略を策定してこそ効果が期待できる。
一方、世の中にはたくさんの人材育成プログラムが存在するだけに「一体どれがフィットするのか」と悩む人事担当者や意思決定層も少なくない。ここ数年でDXやリスキリング、生成AIなどスキルアップやキャリア開発に関する新たな要素が次々に加わったこともあり、最適な育成手段の選択はさらに混迷を極めている状態だ。
そうした中、ドコモgaccoが提供する人材育成事業は異彩を放つ。リベラルアーツ(学際的な一般教養)との融合プログラム、都市部の人材を地域に派遣する実践型越境プログラムなどを通じて次世代を担うビジネスリーダーの養成に注力している。他社とは一線を画すユニークな内容とは一体どんなものなのか。ドコモgacco 代表取締役CEOの佐々木基弘氏に話を聞いた。
