レノボ・ジャパン合同会社
エバンジェリスト
元嶋 亮太氏
総務省の調査
※によれば、都道府県、政令指定都市レベルの2022年度のAI導入状況は100%。地方自治体でも約半数が「導入済み/実証中」だった。生成AIの登場以降、自治体や官公庁において住民サービス提供の効率化、生産性向上に向けたAI活用が加速度的に進みつつある。
活用が広がる中では、AIの「稼働する場所」も変わる。これまでクラウドサービスとして提供されてきたAIが、PCなどのデバイス上で動くようになるのだ。
「データが存在する場所のそばでAIを動かすことで、より高速かつ効率的に価値を得られるようになります。個別の業務や作業に特化したサポートを提供する『AIエージェント』も、この流れの先にあるものといえます」とレノボ・ジャパンの元嶋 亮太氏は説明する。
そうした中、注目を集めているのが「Copilot+PC」である。AIアシスタント「Microsoft Copilot」と、AIの価値を引き出す高性能プロセッサなどを実装した次世代AI PCだ。
クラウド型でAIを利用する場合、データをクラウド上に移して処理しなければならない。このことがセキュリティー上のネックとなり、組織のAI活用を阻むハードルになっていた。「一方、手元のPCでAIによるデータ処理を完結できれば、その心配は無用になります。例えば、膨大な量の書類を要約したり、その内容を基に報告書のたたき台を作成したりする作業を、安全性を保ったまま迅速・簡単に行えるようになるでしょう」と元嶋氏は話す。長期的な観点では、処理時間の短縮によってシステム運用コスト削減の効果も得られるという。
- 「令和6年版 情報通信白書」、地方自治体におけるデジタル化の取組状況