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自治体DXフォーラム 2026
変革リーダーが集う、本音で語る、
真の課題を見つけ出すReview
ZVC JAPAN

自治体業務を圧迫する「電話」を革新!
カギはAI活用と通話のデータ化

レガシーな電話がDXを阻む

ZVC JAPAN株式会社 執行役員 公共サービス営業本部 営業本部長 野澤 さゆり氏
ZVC JAPAN株式会社
執行役員
公共サービス営業本部 営業本部長
野澤 さゆり
 手続きや対応のオンライン化によって、職員の生産性や住民の利便性を向上させる――。そのための取り組みを進める自治体にとって、難しい関門となるのが「電話」である。

 若い人からお年寄りまで誰もが使える電話は、自治体にとって不可欠な窓口だ。しかし、職員にとっては電話対応で業務が中断する上、不在担当者への伝言メモ作成や別窓口への取り次ぎに手間がかかる。「ほか、庁舎にいなければ対応できない、証跡を残しにくいため、カスタマーハラスメントを受けても立証が難しいなど、レガシーな電話が様々な課題の要因にもなっています」とZVC JAPANの野澤 さゆり氏は指摘する。

 そこでZVC JAPANが提案しているのが、「Zoom Phone」である。インターネットを介して電話機能を利用できるクラウドPBXサービス。ビデオ会議やチャット、メール、カレンダー、ホワイトボードなどを統合したプラットフォーム「Zoom Workplace」の機能の1つとして提供されている。

 「従来のクラウドPBXは音声品質が低いイメージがありましたが、Zoom Phoneは音声がクリアで円滑な通話を妨げません。システムの可用性(停止せず継続稼働する性能)は99.9%を誇るほか、政府によるクラウドサービスのセキュリティー水準評価制度『ISMAP』にも対応しているため安心してご利用いただけます」と野澤氏は紹介する。

通話音声データをEBPMに生かす

 Zoom PhoneのアプリをPC・スマートフォンにダウンロードすれば、職員がどこにいても庁舎の電話番号で外線/内線通話が行えるようになる。テレワークの推進によるダイバーシティ向上、災害対策強化なども図れるだろう。

 また、業務効率を劇的に向上させるのが、生成AI機能「Zoom AI Companion」だ。例えば、通話をリアルタイムにテキスト化して、さらに内容の要約やタスクの抽出を行える。これにより用件の記録や不在の担当者に渡す伝言メモ作成の手間が大きく削減できる。

 「通話音声をデータ化して蓄積できることもメリットです。テキスト化や要約も随時行えるので、EBPM(Evidence-Based Policy Making:証拠に基づく政策立案)の実践に役立てていただくこともできるでしょう。電話口での『言った、言わない』の水掛け論を防ぐ手立てとしても有効です」と野澤氏は強調する。

 さらに発展的な使い方も可能だ。AIによるチャットボット「Zoom VirtualAgent」を使えば、頻発する問い合わせに自動音声で回答できる。24時間365日の問い合わせ対応が可能になり、住民の満足度も高められるだろう。

 「回答できない問い合わせはオペレーター業務を代行する『Zoom ContactCenter』につないで有人対応し、それでも回答が難しい用件のみを自治体担当者様に転送するフローを構築すれば、職員が電話対応に割く時間を大幅に削減できます」(野澤氏)

 このようにZoom Phoneは、単に電話を刷新するだけでなく、より良い住民サービスの実現に寄与する新しいコミュニケーションツールといえる。深刻な人手不足に直面する自治体に、大きな価値をもたらすサービスであることは間違いない。
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