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ブルボンが選んだ空間づくりのパートナー クボタの空気環境で心と体の健康づくりを支援 vol.4 Case Study 3

クボタが販売する業務用加湿空気清浄機「ピュアウォッシャー」が選ばれる理由を紐解きながら、コロナ禍における企業の「安心」への取り組みに迫っていく本企画。連載第4回目は、日本を代表する菓子メーカー「ブルボン」の導入事例を紹介。「実質価値」にこだわる同社が、テスト導入で高く評価したというピュアウォッシャーの性能と、同社の考える空気の安心とは何か。取締役執行役員と設備関係担当者に話を聞いた。

災害時に真価を発揮してきた
「ブルボン」の企業DNA

 ブルボンの創業者である吉田吉造氏は、新潟県柏崎市の地で和菓子屋を営んでいた。1923年の関東大震災で菓子の供給が止まった窮状を目の当たりにした吉田氏は、地方での量産工場による菓子作りを決意する。翌1924年に「北日本製菓」を興し、持ち前の挑戦心と進取の気性で事業を多角化していった。後に「ブルボン」として、日本有数の菓子メーカーへと成長を遂げていくこととなる。

「創業の原点を継承し、どんな状況下にあっても社会に役立つ企業であり続けることを志しています」と語るのは、取締役執行役員の諸橋文弘さんだ。

「1995年、社会貢献の一環としてミネラルウォーター事業に乗り出し、生産開始の日に阪神・淡路大震災が起こりました。その際も、全ての水を救援物資として現地へ送りました」と諸橋さん。災害や社会的困難が起きたときには支援を優先することが創業の原点であり、DNAであることを改めて示した出来事だったと話す。

 現在は、創業の地である新潟県と災害時の支援協定を締結。「利害相反する人を含めて、集団の生存性を高める」という経営理念の下、消費者や地域社会、従業員の豊かな生活と幸せに寄与するという創業時の志を継承している。

生存性向上を目指し
感染症から従業員を守る

 同社は、災害時の活動に代表されるような、社会のステークホルダーの生存性を高めるための様々な取り組みを行ってきた。同様に、従業員が安心して働くことのできる環境も重要視し、労働環境における快適性や安心を担保するための対策について検討を続けてきたのだという。そうした環境づくりを模索していた中、ピュアウォッシャーと出会った。

「最初にその存在を知ったのは2014年の展示会でした」と当時を振り返るのは、設備関係担当者の佐賀光輝さんだ。冬期のインフルエンザ対策として、家庭用空気清浄機を現場に応用できないかと考えていた中、「業務用加湿空気清浄機」の文言に興味を持ったという。

「クリーンルームで培った『エアワッシャ技術』を応用し、塵や埃の除去や抗菌・抗ウイルス効果もあるとのことでした。また、聞き慣れない『微酸性電解水』を抽出できる機能もあるというので、当社で検証できないかと申し込んだのが始まりです」(佐賀さん)

 かくして、テスト設置が実施されることになり、とある工場の食堂での設置が決定した。

「落下・浮遊菌のサンプリング試験や空間加湿性能の評価テストの他、使い勝手の部分では様々な要望を伝えさせていただき、最終的に期待に沿う製品だと判断しました」と話す佐賀さんが、とくにその効果を実感したのは、期待していた感染症対策だと言う。

「当初から感染症対策にマッチする製品だと考えていましたが、設置した工場ではその年、重篤な感染症による欠勤者が一人も出なかったのです。評価チームの間では『ピュアウォッシャーのおかげだ』と話題になりました」

 諸橋さんは、「空気環境が良くなったと感じています。女性社員からは肌や目が乾燥しなくなったとの声もありました」と、導入による相乗効果を語る。また、「コロナ禍では、電解水を感染症対策に自由に使えるようにしたことで、従業員の安心感につながりました。アルコールに過敏な従業員からも安心して利用できると喜ばれています」と続けた。

 現在では、全工場の事務所や食堂をはじめ、本社の執務室や会議室など、様々な箇所に全40台のピュアウォッシャーが設置されている。

菓子が持つ力を信じて
受け継がれる創業の原点

 今回のコロナ禍でも、徹底した感染症対策と、ピュアウォッシャーへの信頼感から従業員は安心して業務を続けることができているというが、ウィズコロナの時代に対し、「ブルボン」だからこその使命感について諸橋さんはこう語る。

「コロナ禍で自由の利かない状況下では、互いを想い気遣う心が弱くなりがちです。ですが、お菓子には人の心を優しくしたり、コミュニケーションを弾ませたりする不思議な力があります。『おいしさ、思いやり、いつもいっしょに』と『笑顔の真ん中に』を合言葉に、お菓子の持っている力を信じて、社会の人々とともに進んでいきたいと思います」

 災害や社会的困難が起きたときには、どんな状況下でも役に立てる企業であり続ける、という創業の原点は、現在も脈々と受け継がれているのだ。

「先の見えない感染症対策について、機器の導入だけで安心だと確証を持つことはできませんが、ピュアウォッシャーには、今後も当社の使命感を支える存在として活躍してほしいですね」と諸橋さんは語った。

次回は有名私立大学付属高校の学生寮の導入事例を紹介。学生が集団生活を送る中での感染症対策を取材します。

感染症対策にも活躍
クボタの
「ピュアウォッシャー」とは?
ピュアウォッシャー

水を使って空気を除菌し、安心で快適な空気環境を実現する業務用加湿空気清浄機。半導体工場でも使われる「エアワッシャ技術」でミスト状の水を噴射し、機内で空気と水を接触させ微細な粉塵およびガス状の物質を除去する。最大200㎡の大空間を1台でカバー可能。また、機内で生成される「微酸性電解水」は取り出し可能で、除菌水としても使うことができる。この取り出し方法は、試験導入を行ったブルボンの要望や意見を取り入れ、より使いやすい設計となった。

*1 空気清浄・除菌に関する(株)クボタ基準目安。

*2 微酸性電解水は、高い安全性と強い除菌力を持つ機能水。 除菌成分「次亜塩素酸」を豊富に含む。

* 特定の菌・ウイルスに対する効果は確認しておりません。

半導体工場 取り出し可能で、除菌水としても使うことができる

ブルボン
ー企業・施設概要ー

新潟県柏崎市に本社を構える、1924年創業の大手菓子メーカー「ブルボン」。クレープクッキーの「ルマンド」に代表される菓子をはじめ、ミネラルウォーターなど、時代のニーズにフィットし消費者に本当に喜んでもらえる「実質価値」を大切にする、品質保証第一主義を貫く老舗メーカーだ。幅広いカテゴリーの菓子類の他、飲料や食品も提供し、健康増進総合支援企業を目指し現在も進化を続けている。消費者のみならず、従業員の健康・安心にも高い配慮を払っており、設備面での「安心」への取り組みとして、ブルボン全工場の事務所や食堂の他、本社ビルの執務室や会議室など、全40台のピュアウォッシャーを導入している。

ブルボン ー企業・施設概要ー

ブルボン独自の検証の末、
40台のピュアウォッシャーを導入

ブルボンでは、他社製品を導入・検討する際、自社で試して分析し、社員の皆が認めることで評価を得られるという「実質価値」を重んじる企業文化がある。ピュアウォッシャーもまずは1台を試験運用して、加湿性能や浮遊菌除去性能を確認。そこで満足な結果を得たことで、現在は全工場の事務所や食堂、本社ビルの執務室や会議室などに合計40台を設置している。

ブルボン独自の検証の末、40台のピュアウォッシャーを導入

写真のような大会議室でも1台でカバーできる。24時間稼働させ、明らかな環境の改善を感じているという

ブルボンのピュアウォッシャー活用方法を紹介!

本文では紹介し切れなかった写真などを掲載し、ブルボンでのピュアウォッシャー活用術を紹介!テスト設置でのデータ収集にも携わるなど、ピュアウォッシャー販売までの経緯に大きく関与しており、現在では合計40台を導入しているブルボン。全工場の事務所だけでなく、食堂や本社執務室にも設置しているという。それぞれの場所での使い方を見ていこう。

今回取材にご協力いただいた皆様

今回取材にご協力いただいた皆様

今回の取材に協力いただいた、取締役執行役員の諸橋文弘さんと設備関係担当者の佐賀光輝さん。当初のピュアウォッシャー導入の目的は冬期の感染症を予防することだったというが、「今回の新型コロナウイルスのような未知の感染症が現れた際にも、次亜塩素酸を豊富に含む微酸性電解水が取り出せることで、こまめに除菌ができるなど従業員の安心に大きく貢献してくれました」と語る。

食堂

食堂

試験導入時、最初に設置された場所が工場の食堂。「どうしてもマスクを外す必要がある食堂では、ピュアウォッシャーの設置は有効だと考えました」と佐賀さん。自社でも落下・浮遊菌のサンプリング試験や空間加湿性能の評価テストを行い、期待していた効果が確認できたことで、他の工場や本社への導入を決めた。

執務室(または事務室など)

執務室(または事務室など)

執務室や事務室といったオフィス環境では、ピュアウォッシャーを24時間稼働させている。「冬場はとくに乾燥が和らいだとの声も多く、明らかに空気環境の改善を感じています」と諸橋さん。試験導入した工場では、設置した年に重篤な感染症による欠勤者が一人も出なかったということもあり、従業員が「健康への安心」を実感できることにつながると期待している。

会議室

会議室

大勢の人が集まる会議室。ピュアウォッシャー導入前は、家庭用空気清浄機で空気環境を整えることを検討していたが、その場合、多くの台数が必要になることが懸念されていたという。「ピュアウォッシャーは1台で200㎡の大空間をカバーするので、広い会議室でも十分に空気環境の整備に対応できて大変助かっています」(諸橋さん)。

電解水の取り出し方法

電解水の取り出し方法

試験導入で設置したピュアウォッシャーは販売前の試作品であった。当時は、電解水を取り出す使い勝手が悪かったと話すが、実際の現場で上がった意見や要望を伝えた結果、取り出しやすく、タッチパネルで直感的に操作できる、シンプルな設計が実現した。

電解水は衛生管理に活用

電解水は衛生管理に活用

「取り出した電解水は、一部の工場で衛生管理に使用していました」と佐賀さん。コロナ禍の現在では、電解水を感染症対策の用途で自由に使えるようにしたという。従業員の安心につながることはもちろん、アルコールに過敏な方や、子どもを持つ従業員からも高い安全性に満足の声が上がっている。

今後ピュアウォッシャーに
期待することとは?

今後ピュアウォッシャーに期待することとは?

「ピュアウォッシャーを設置したことで、空間除菌と加湿効果による感染予防対策が実現し、工場の安心と安定した操業が確保されました」と話す。導入前の感染症に対する不安は90%解消されたといい、「今後は目に見えないウイルスに対しても、客観的に数値で評価できるようになることを期待しています」と、ピュアウォッシャーに対する期待感について語ってくれた。

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