2025.06.27
- 物語の中に響く、時の鼓動
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拡張されたプロポーション
構造の中に宿る静かな緊張
CARTIER カルティエ
タンク ルイ カルティエ
艶やかに煌めく18KPGケースを採用したラージモデル。放射状に広がるサンバースト仕上げのダイヤルをまとい自動巻きムーブメント、キャリバー1899 MCを搭載。ローマ数字のインデックスやブルーカボションなどの伝統的意匠はそのままに、サイズアップで均整の取れた新たなプロポーションを確立する。
自動巻き、18KPGケース、縦38.1×横27.75mm。 236万2800円(予価・9月発売予定)
日常の延長線ではない、自分らしさの奥にある場所。そこへとつながる扉が開かれた。カルティエ「タンク ルイ カルティエ」の新作は、これまでにないラージモデルで力強さを宿している。小ぶりな時計が主流となる中で、メゾンはこのアイコンを過剰さに落とさぬまま大きく提示した。そしてピンクゴールド製ケースに、淡い光沢が印象的なサンバースト仕上げのシルバーダイヤルを組み合わせ、新しい表情をたたえている。ローマンインデックス、ブルーカボションを飾るリュウズ、レイルウェイミニッツトラック、剣型針─誰が見てもカルティエと分かる伝統的意匠に自動巻きムーブメント、キャリバー1899 MCが息づき、この時計は“自分の芯を貫く”という選択を表す。装飾と構造の狭間に、張り詰めた均整が漂う。個性と均衡、抑制と挑戦。その緊張感の中に、堂々と静けさを主張する存在がある。名作の美学は、また一つ更新された。いわば造形哲学を受け継ぎながら、現代的な視点を加えた、新たな輪郭と意志をまとう進化である。


















