特集

2022年版モバイルノートパソコンの選び方
ハイブリッドワーク時代にWindows 11をフル活用せよ!
キーボードなしでメールに返信、音声入力が大幅強化
Windows 11では音声入力機能が大幅に進化しているのも、モバイルで使う際に便利な点である。Windows 10までの音声入力機能は残念ながら今ひとつ使いづらかった。Windows 11の音声入力はパソコン単体だけではなくクラウド上の音声認識サービスと連携させることで、その精度を大幅に向上させている。
通常の単語だけでなく、句読点などの記号の入力やコマンド操作も音声で可能になったため、キーボードが使えない環境でも報告書やブログの文章などの作成に使えるレベルになっている。
例えば「かっこ開く」と言うと“(”、「かっことじ」と言うと“)”、「びっくりマーク」と言うと“!”が入力される。さらに「次の行」で“改行”できるし、“最後に入力した単語を削除”といった操作も音声コマンドで指示できる。チャットやメールの返信程度の作業なら、キーボードを全く使わずに音声入力だけで十分可能だろう。
Windows11の音声入力機能は「Windows」キー+「H」を押せば起動できる。設定の「音声入力起動ツール」をオンにすると、テキスト入力に合わせて自動的に音声入力機能を起動させることも可能だ。しかも入力専用ウィンドウが別に開くのではなく、TeamsやWord、Outlookなどのアプリで文字を入力する画面に直接インラインで入力できる点も便利である。


音声入力もやりやすい一方で、やはりキーボードのうちやすさもこだわりたいポイントだ。レッツノートFVは一般的なデスクトップパソコンと同等サイズのキーピッチ(※一部のキーを除く)に2mmのキーストロークを実現。指がひっかかりにくいリーフ型のキーボードで快適に入力できる。モデルによるが暗い場所でも入力しやすいバックライトを搭載したキーボードもある。

快適なWeb会議体験にはマイクやスピーカーの性能が重要に
新型コロナの影響でWeb会議というのが当たり前になっている。Windows 11はMicrosoftのビジネスチャットツール「Microsoft Teams」を標準機能として搭載しており、タスクバーにあるアイコンをクリックすれば簡単に利用できる。「今すぐ会議」を押せば、すぐに相手を招待して会議を開催可能だ。
Web会議ではカメラやマイクが必要となる。最近のノートパソコンはどれもカメラやマイクは標準で装備しているが、よりよい環境でビデオ会議に参加するためにはその性能もチェックした方がいい。
今回検証に使った「レッツノートFV」は有効画素数最大1920×1080ピクセル(約207万画素)のフルHDカメラを搭載しているほか、Web会議で人の声が聞き取りやすくなる「AIノイズ除去」機能を搭載している。
AIノイズ除去では会話中にマイクに入り込む環境音を減らし、自分の声をよりクリアに伝えられるようにする。手元のタイピング音やペットや子どもの声、外から聞こえるサイレンの音など在宅ワークで入り込みやすい音は、あらかじめ学習したAIでノイズとして聞き分けて取り除く。こうして音声をクリアにすることで、より言葉のニュアンスが伝わりやすくなり円滑なコミュニケーションが可能になる。
レッツノートFVでは、音圧が高く人の声を対面に近い音声で再生する「ボックス型スピーカー」を搭載しており、人の声の周波数帯について音圧を増大させる「音響効果ソフト」と併用することで、会議中の音をよりハッキリと聞き取れる。また、より遠くまで音が届くため複数人の会議室でも別にスピーカーを用意することなくWeb会議ができる。

4コア以上のCPUを搭載したパソコンがベスト
最後に、Windows 11時代のノートパソコンに求められるスペックを確認しておこう。ビジネスで必須になっているビデオ会議をはじめ、複数のアプリを同時に立ち上げながらリモートワークやモバイルでの作業を快適に実行するには、パソコンにもそれなりのスペックが必要となる。タスクビューを使って仕事用とプライベート用の環境を同時に立ち上げておくことを考えると、なるべく高い性能のCPUと余裕のあるメモリー構成になっているのが望ましいだろう。
その点、レッツノートFVはインテル製の第11世代Coreブランドの4コア構成のCPUを採用しており安心と言える。CPUは基本的に世代が新しいほど高性能となる。さらに、ほとんどのWeb会議アプリで推奨している4コア以上のCPUであるかどうかは選ぶ際にチェックしておきたい。
Windows 11を利用する条件として、メモリーとして4Gバイト以上が必要となっている。この条件はWindows 11搭載パソコンならばもちろん満たしているが、快適に使うことを考えると少なくとも8Gバイト以上、できればレッツノートFVのように16Gバイトは搭載していることが望ましい。

ストレージはハードディスクよりも高速なSSDが望ましい。データの読み書きが最も高速な「PCIe」タイプのSSDが望ましいだろう。ストレージが高速になれば、パソコンの起動も格段に速くなる。
自宅でのビジネス利用を前提とした場合、画面サイズも使いやすさに大きく影響する。レッツノートFVの画面は2160×1440ドットの高精細QHD液晶を採用しており、ノートパソコンの画面でもくっきりと滑らかに表示。ビジネスに最適なアスペクト比3:2の画面により縦長の文章やウェブサイト閲覧が快適に行える。また、液晶横のベゼルと言われる縁部分を頑丈性を確保しつつスリムにしたことで、横幅は一般的な13.3型のノートパソコンとほぼ同サイズで14インチという画面サイズを実現している。これにより、持ち運びしやすい特徴を保ったままで、デスクも広々と使うことが可能だ。
2022年の新生活のスタート、ビジネスに最適なパソコン選びの参考になれば幸いである。






