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士業でレッツノートが選ばれる理由とは?
弁護士 中川彩子氏に聞く
民事事件・刑事事件の代理人をはじめ、法律相談、企業のビジネスサポートなど、多岐に渡る弁護士の業務。その中でも、腕を問われるのが依頼者の人生を左右する裁判だろう。そうした裁判の場面において、実はモバイルノートパソコンは重要な役割を果たしているという。弁護士として多くの案件に携わりながら、コメンテーター、ファッションコンサルタントとしても活躍する中川彩子氏に「弁護士がレッツノートを選ぶ理由」を聞いた。
争いの本質を見極めて、問題を解決していきたい
まず、現在の働き方についてお聞かせください。
中川 大きく分けますと、事務所で行っている弁護士の仕事と、事務所外で行っている仕事があります。弁護士としては、柴田・中川法律特許事務所 豊橋本部を拠点として、東三河地域で起こる様々な法律問題に対応しています。事務所全体では、企業案件と個人案件が半々くらいです。企業案件は地元企業が多く、上場企業をはじめ幅広い法人からご依頼いただいています。個人案件は、本当に多種多様で、交通事故、相続、離婚、お金関係など、日常的に起こりやすいトラブルが多いです。また、上場企業の社外役員なども務めています。

弁護士法人柴田・中川法律特許事務所を共同経営。
弁護士を目指したきっかけをお聞きできますか?
中川 当事務所の代表弁護士である柴田 肇が父でして、幼少期からその姿を見てきたことが大きかったです。幼心に憧れもあったのか、幼稚園の頃に弁護士ごっこをして遊んでいたそうです(笑) もちろん当時は、本来の仕事内容は分かっていませんでしたが。実際に働いてみると、映画などで見るほどドラマチックな場面は多くありませんが、目の前で困っている方の力になれることはやりがいの一つです。やはり対人の仕事ですので、0か100かで解決できるケースは少なく、表面に現れている法律問題だけでは解決できないことも多いものです。問題の背景やお悩みを真摯にお聞きしながら、お客様ご自身も気づかれていない本当の原因を探り当て、争いの本質にたどり着けた時は達成感があります。
モバイルノートパソコンは、弁護士の業務に欠かせないツール
業務において、モバイルノートパソコンをどのように活用していますか?
中川 事務所内ではデスクトップパソコンを用いていまして、外出時にモバイルノートパソコンを活用するスタイルです。事務所外での弁護士業務としては、裁判所における裁判をはじめ、刑事事件であれば警察署・拘置所における接見、相手方への示談交渉などに外出する機会が多く、そうした際にはノートパソコンを必ず持っていきます。具体的な活用法としては、裁判所で証人に尋問する際や、拘置所などでアクリル板越しに接見する際などの記録に用いることが多いです。手書き文化が残っている業界ではありますが、尋問が長時間にわたると記録が間に合わないため、非常に重宝しています。


現場にいながらパソコンでメモを取ったり文書を作成されるのですね。
中川 そうです。裁判と裁判の間など待ち時間が多いので、空き時間に仕事ができる点も便利ですね。また、裁判の過程で事故現場の動画や、証拠となる音声データの確認が必要な場合には、光学式ドライブを内蔵したモバイルノートパソコンは有用です。裁判では、映像・音声の証拠を提出する場合にはデータ送信では受け付けていただけず、DVDなどのメディアで提出するからです。光学式ドライブ内蔵のノートパソコンがあれば、外出先でもすぐにその内容が確認できるので重宝します。
