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特集

国際相続の専門家が語る「税務の現場」を支えるレッツノート
2026年11月6日公開

国際相続の専門家が語る「税務の現場」を支えるレッツノート

山口玉美税理士事務所 Tama Tax Tokyo 山口玉美氏インタビュー

日本と海外にまたがる相続や税務の問題は、国ごとに異なる制度への対応が求められる複雑な仕事である。税理士の山口玉美氏は、日本の税理士と米国税理士(EA)の資格を持ち、国際相続をはじめとするクロスボーダー案件を数多く手がけている。海外の弁護士や会計事務所と連携し仕事を進める山口氏にとって、PCは欠かせないビジネスツールだ。2026年8月には最新の「レッツノートFC7」に買い替えた。その理由と実際の使い勝手、今後の仕事のビジョンについて話を聞いた。


複雑な国際相続の問題に向き合う税理士の仕事

まず、現在のお仕事内容について教えてください。

山口 東京都千代田区で税理士事務所を開業し、2026年11月1日でちょうど10周年を迎えます。2019年には米国税理士の資格も取得しました。もともと私は医業専門の部署で仕事をしており、東京保険医協会の顧問税理士団として、開業医の先生方の税務相談や開業時の税務セミナーの講師などを担当していました。国際税務に携わるようになったのは、お客様の一人がハワイに不動産を購入されたことがきっかけです。そこから海外に関わる税務の勉強を始め、英語も学ぶようになりました。

 現在は国際相続を中心に、海外に財産をお持ちの方や日本に住む外国人、海外在住の日本人などの税務相談を数多く受けています。新しくご相談いただく案件のほとんどが、何らかの形で海外に関係するものになりました。弁護士やほかの税理士、米国の会計事務所などからご紹介いただくことも多いです。

 例えば、国際相続では、日本に住んでいた方が亡くなり、相続人は海外に住んでいるケースがあります。財産も日本だけでなく複数の国にあり、家族関係も複雑だったりします。日本とドイツにまたがる相続案件では、現地の弁護士と連携しながら、日本とドイツの両方で相続税の申告を進める仕事でした。私の強みは、通常の税務業務ではあまり扱わないような、特殊で複雑なイレギュラーな案件にも粘り強く取り組むことだと考えています。


山口玉美(やまぐち・たまみ)
税理士、山口玉美税理士事務所 Tama Tax Tokyo 代表。日本大学芸術学部卒業。2007年、税理士試験に合格(税法合格科目:法人税・相続税・消費税)。メーカーやIT企業での経理業務を経て、中央税理士法人、税理士法人第一経理の医療事業部に勤務。2016年11月に独立開業。医療分野の税務を得意とし、医療法人成りや税務調査への対応、開業医向けのセミナーなどを幅広く手がける。また、顧問先のハワイ進出をきっかけに国際税務にも携わり、海外不動産や海外進出に関する税務支援にも取り組む。2019年には米国税理士(Enrolled Agent)として登録。東京保険医協会顧問税理士団メンバー。

日々のお仕事の中で、PCをどのように活用されていますか?

山口 日常的な税務業務では、会計ソフトや税務ソフトを使いますが、それ以外にもExcel、Wordを中心に、さまざまなソフトを活用しています。研修の講師もしているので、PowerPointで講演資料を作成することも多いです。最近ではAIを使って複雑な計算を補助してもらうことも増えました。監査法人の業務をお手伝いすることもあり、複数の資料を同時に開いて作業する機会が多いですね。

 海外のお客様とは、メールやクラウドサービス、メッセージアプリなど、さまざまな手段でやり取りしています。相続税の申告に必要な資料も、オンラインで届くことが増えました。また、SNSでの情報発信にもPCを活用しています。

 移動中もノートPCで仕事をすることが多いです。新幹線や飛行機の中で作業することもあります。調べ物やWebサイトの閲覧にはiPadを使うこともありますが、海外のお客様から届く英語の長いメールを読んだり、返信したりするときには、やはりノートPCが必要です。AIで翻訳する時も、そのままでは訳文が十分でないこともあり、自分で修正する必要があります。そうした作業ではキーボードを使った方が速いですし、複数の資料を参照しながら仕事を進める場合もPCの方が効率的です。


クライアントやビジネスパートナーとの緻密なコミュニケーションにはキーボードが必須。
クライアントやビジネスパートナーとの緻密なコミュニケーションにはキーボードが必須。

長年使い続けたPCからレッツノートへの買い替えを決断

以前はどのようなノートPCを使われていたのでしょうか。

山口 長年他社製のPCを使っていました。大きな不満があったというわけではなく、ACアダプターを共用できることもあって、買い増しをしながら使い続けていたのです。ただ、ACアダプターが重く、持ち歩くのが少し負担でした。また、複数の資料を開いたり、趣味の音楽で楽譜を作成したりすると、以前のPCでは処理が重く感じられることもあり、買い替えを検討し始めました。


そこからレッツノートに買い替えようと思われたきっかけは何ですか。

山口 実は以前の勤務先でもレッツノートを使っていました。ただ、個人で開業してからは、自分には少しハイスペックすぎるPCだというイメージがあったのです。転機になったのは2023年です。知人を通じてレッツノートのWebサイトに関する意見を求められる機会があり、パナソニックの担当者の方々とお話ししました。そのとき印象に残ったのが、チームメンバーたちの「ものづくり」に対する熱意です。良い製品を作り、多くの人に使ってもらいたいという思いがひしひしと伝わってきました。担当者の話される雰囲気も非常に良くて、「次に買うなら絶対にレッツノートにしよう」と決めていました。それで今回、満を持して「レッツノートFC7」を購入したのです。


山口氏が購入した14.0型の「レッツノートFC7」。最近の著書と共に。
山口氏が購入した14.0型の「レッツノートFC7」。最近の著書と共に。

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