活用事例

物流コストはまだまだ削減できる! GPSタフブックに輸配送の未来が見える
タフブックの成功法則(6)物流編

車載に最適CF-19を選んだ理由Best3
振動に強い :
トラックの振動をものともしない頑丈性能
タッチパネル :
ドライバーは軍手をはめたままらくらく操作
多彩なオプション :
GPS、ワイヤレスWAN内蔵でTMSとガッチリ連携
売り上げの減少を物流コストの削減でカバー
小型スーパーをチェーン展開するいろはコンビニエンス。消費の冷え込みで加盟店の売り上げは芳しくないはずだが、焦りの色はない。数年前からロジスティクスの構築を進めてきたかいあって、売り上げの減少を物流コストの削減分で補えているのだ。
バーコードリーダーを内蔵した手のひら大のタフブックCF-U1を端末に、WMS(Warehouse Management System:倉庫管理システム)を導入し、店舗・物流センターの在庫を圧縮。特に物流センターは面積の削減を実現でき、大きなコスト削減効果を出している。
いろはコンビニエンスは、さらに利益率を高めるべく、次の一手に打って出た。それがTMS(Transport Management System:輸配送管理システム)導入による、輸配送業務の最適化だ。すべてのトラックにタフブックCF-19を搭載し、トラックの位置情報、庫内温度、速度などをリアルタイムで取得、本部で確認できるようにした。
TMSの運用にタフブックCF-19は理想的
実は、TMS導入にはやむにやまれぬ事情もあった。これまで配送計画はベテラン社員の「勘と経験」に頼ってきたのだが、それが社内でうまく継承されなかったのだ。「はたして、ベテラン社員並みの働きをシステムに期待できるのだろうか」。かすかな不安もあったが、システムの稼働とともに、それは打ち消された。配送計画はいっそう効率化され、数台のトラックを削減できる見込みが立ったのだ。「これなら当初の計画通り、投資コストは2年程度で回収できそうだ」。システム担当者は胸を張った。
TMS導入の鍵を握っていたのは、トラックに搭載する端末だ。理想の条件をすべて満たしていたのがCF-19である。特に絶対条件となっていたGPSとネットワークについては、GPS端末とワイヤレスWAN端末をオプションでCF-19に内蔵できるため、全く問題なかった。トラックが移動中でも途切れず、安定してネットワークにつながっているワイヤレスWANのおかげで、GPSが取得した車両の位置情報がリアルタイムでシステムに伝えられる。本部では地図上で、今現在、どの車両がどこを走っているのか確認できるのだ。加盟店から配送の時間を確認する問い合わせは多いが、TMSとCF-19のおかげで本部から即座に回答できるようになった。

10.4型モニターを搭載したコンパクトなタブブック。タッチパネルはペンのほか、手袋をはめたままの手でも操作できる。高い防塵・防滴性能、耐衝撃性能を備える。
さらに、冷凍機の温度コントローラーや車両の速度・ブレーキといったステータスも、CF-19を経由してリアルタイムで本部のシステムへ送られる。冷凍機の異常を本部で感知できるため、食の安全を左右する品質管理を徹底できる。ドライバーが焦って急加速、急ブレーキを繰り返しているような異常も本部側ですぐに感知できる。即座にドライバーを注意し、事故を未然に防ぐとともに、燃費の良いエコドライブも推進できる。

「かさばる紙の伝票がなくなってスッキリしたよ」と、ドライバーたちの評判もすこぶるいい。日報の作成が圧倒的に楽になった点も、ドライバーの負荷軽減になっている。CF-19はタッチパネルを備えているため、普段の操作は指で画面に触れるだけ。しかも軍手をしたまま可能だ。液晶画面を表に向けてたたんだ状態の「タブレットモード」にして搭載しているので、狭い運転席で占有スペースは最小限に抑えられている。必要に応じて、例えば報告文を書くようなときには、キーボードからの入力ももちろん可能だ。画面は高輝度液晶を採用しているため、トラックの大きなフロントガラスから直射日光が差し込んでいても、見にくく感じることはないという。
先進的な輸配送は消費者にもアピールできる
CF-19はさすがタフブックだけあって頑丈で、トラックから伝わる振動は全然応えていないらしく、一度もトラブルを経験していない。雨の日の配送では、ぬれた手のままタフブックを触ることもあるが、防塵・防滴性能も優れているため、やはり故障や不具合は全く起きていない。
いろはコンビニエンスでは、TMSとCF-19で実現した先進的な輸配送を、企業努力として消費者にもアピールしたいと考えている。既に店頭に掲示するポスターを作り始めているのがグリーン物流。トラックの削減や輸送ルートの最適化、エコドライブなどでCO2やNoxの排出を最小限に抑え、環境に優しい経営を実現している。また、これは少し先の話になりそうだが、トレーサビリティー情報も公開したいと考えている。適切な温度管理の下で配送されたことを、消費者自身が、インターネットで確認できるようにするのが理想だ。
さらには、共同物流や3PL(3rd Party Logistics)によって、ロジスティクスを収益の柱の1つにできるのではないか、などといった意見も社内では出始めている。消費低迷の中にあっても、いろはコンビニエンスの思い描く未来は明るい。

CF-19と同等以上の頑丈性能を確保しつつ、手のひらで使える小ささを実現。オプションでバーコードリーダーを内蔵できるため、検品やピッキングなど、倉庫内の業務に最適だ。さらにCF-19と同様、GPSやワイヤレスWANの内蔵も可能なので、車載端末としての使用にも向く。





