特集

幅広い物流ソリューションに活用される 頑丈タブレット「タフパッド」
安全な倉庫作業や配送車両の運行管理にタフパッドが活躍
イーソル株式会社様
頑丈で振動に強いタフパッドなどを活用したフォークリフトソリューションを提案
イーソルは物流業界向けのハンディターミナルや伝票発行プリンタ、それらに関連するソフトウエアなどを開発販売しているメーカー。さらにフォークリフトに様々なデバイスを搭載するソリューションにも力を入れている。例えばタブレットをフォークリフト用の全周囲モニターとして用いて作業時の死角をモニタリングしたり、動態管理などのシステム画面を表示して作業を効率化したりするわけだ。
このフォークリフトソリューションにおいて、パナソニックが開発しイーソルが取り扱うタフパッドは多くの導入実績があるという。同社ではタフパッドをフォークリフトに装着するためのホルダーを自社開発しており、ブース内でも展示。担当者は「フォークリフトの作業現場には段差もあり、エンジンの振動も激しい。頑丈で振動に強いタフパッドは現場のニーズにぴったりです。頑丈タブレットとしての知名度も高いので、お客様にも安心して導入いただけています」と語っていた。

光英システム株式会社様
タフパッドからの情報で車両の運行状況を把握
光英システムは輸配送システムの導入に豊富な実績を持つ企業だ。同社が展示していたのは、タフパッドを用いた車両の運行管理クラウドサービス。ドライバーが持つタフパッドから、位置情報や配送状況などのデータを、同社のクラウドデータセンターに常に送信し、運送会社や物流センターなどの管理者が車両の運行管理状況をリアルタイムに監視できるようにするものだ。


運行車両がどこを走っているかは地図上で把握することが可能。荷物の配送状況も一覧で表示され、緑は配送完了、オレンジは現在納品先に向かっている、といった具合に色分けされる。過去の配送実績に基づき到着予測時刻も表示されるので、「いつ到着するのか」といった質問にも正確に回答することが可能だ。
さらにドライバーが、バーコードリーダーで伝票の住所情報を読み取ると、最も効率的な配送ルートを自動的に計算し設定する機能まで装備。配送先が不在の場合、再度ルートを組み直すことにも対応している。これにより、経験が浅いドライバーでもルート検討に悩まず、時間のロスを最小化しながら配送先を回ることが可能だ。

端末にタフパッドを採用した理由について同社の担当者は「端末にバーコードリーダーが搭載されていて、タブレットとバーコードリーダーを2台持ちしなくていいのが大きなメリット」と説明。普通のスマホのカメラでもバーコードの読み取り自体は可能だが、業務で使用することを考えると読み取り精度・スピードの面で使いものにならず、タフパッドだと倉庫や車の中などの暗所での読み取りでも圧倒的に有利だという。
もちろん、ドライバーが日々持ち歩き、落としたりする危険が常にあるだけに、タフパッドの持つ頑丈性能も業務を支援。特に最新の「FZ-N1」については「薄型軽量でドライバーのポケットにもすっぽり収まり持ち運びが容易。バーコード読み取り時も、リーダー部分に角度がついたため読み取りがしやすいと好評です」と高く評価していた。

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パナソニックブース
デタッチャブルタイプのタフブック「CF-20」に注目が集まる
パナソニックブースでは、4.7型、5型、7型、10.1型、20型の全ての「タフパッド」のほか、「タフブック」も展示。とりわけ液晶を取り外してタブレットとしても使用できるデタッチャブルタイプの10.1型最新タフブック「CF-20」には高い注目が集まっており、バッテリーが液晶側と本体側両方についているといった説明に、納得の表情を浮かべる人の姿が見られた。


