日経トップリーダー Special

8/29開催 経営課題解決セミナー レポート
中堅・中小企業のDXは身近なところから8/29開催 経営課題解決セミナー レポート
中堅・中小企業のDXは身近なところからPICK UP

2022年、新型コロナ感染症の終息の見通しが立たないままに世界情勢は緊迫した状態に陥り、中堅・中小企業を取り巻く経営環境も大転換期を迎えている。物価高騰、アメリカの金融政策の引き締め・円安、地政学...。様々なリスク要因と隣り合わせの時代に、中堅中小企業はどのように対応をしていくべきかー。こうした問題意識の下、去る11月25日、日経トップリーダー主催のプラチナフォーラム2022Winterが開催された。ここでは、豪華講師陣の講演のレポートを紹介する。

PICK UP
浦山 博史 氏
株式会社LegalOn Technologies
(旧:株式会社LegalForce)
執行役員 営業・マーケティング本部長
浦山 博史

ビジネスに契約書はつきもの。ひとたび契約が締結されると、強制力を伴う権利義務関係が確立する。つまり、契約上の義務違反があれば、最終的には司法権によって強制的に実現されることを意味する。だが、株式会社LegalOn Technologies(旧:株式会社LegalForce)の執行役員で営業・マーケティング本部長の浦山博史氏は、「適切に契約審査が行われないまま、契約を結んでしまうと、思わぬ結果を招くことになりかねない」と指摘する。

つまり、取引のリスクを減らすために契約を結んだ結果、今度はその契約の規定が思わぬリスクをもたらしかねないのだ。だからこそ契約内容に思わぬ落とし穴がないか、徹底的に確認する必要がある。

リスクのある条項の見落としが
思わぬ損失に

浦山氏によると、そのような契約上のリスクが表面化することは珍しくない。

「例えば、クリーニング取次店が、あるクリーニング業者と取次契約を結び、その契約終了後に、別のクリーニング業者と取次契約を結んだところ、最初の業者との契約に違反したとして132万円の違約金が発生したケースがあります。実は、最初の業者との契約に、競業避止義務の規定があったため、別業者との契約締結がこの規定に違反してしまったのです。契約審査の段階で、こうした競業避止義務の有無や競業が禁止される地域・期間を確認しておくべきでした」

また、著作権絡みのリスクも多いと浦山氏。

「ソフトウェア開発委託では、著作物であるソースコードは特に合意がなければ開発者側に帰属します。契約で何ら規定がなければ、ソフトウェアのみが納入されます。すると、ソフトウェアの更新があるたびに、自社で作業できないため、毎回、委託先に費用を払って更新を続けていかなければなりません。委託契約の際、権利帰属の規定の有無や、その帰属先は慎重に検討しないと大きな損害になります」

人の目ではチェックに限界、
だからこそテクノロジー活用で先手を打つ

「契約締結前の作成・審査段階で、問題を洗い出す必要があります。ところが、人の目だけで審査すると、見落としの可能性があり、担当者のスキルに左右される面もあります」と浦山氏は指摘する。

同社が提供するソリューションAI契約審査プラットフォーム 「LegalForce」は、AIが契約内容の審査をサポートしてくれる。「LegalForce」のAIレビュー機能は法改正にも対応し、Word・PDFへの対応や、英文契約書のチェックも可能だ。弁護士の監修によるもので、対応する契約書類型は53に及ぶ。企業規模や業態を問わず、多くの企業や法律事務所が活用しており、導入企業の94%が品質向上を実感、95%が時間削減を実現できている。

最後に浦山氏は、「契約書作成・審査業務は、リスクを制御するためにありますが、人の目だけでは限界があるからこそ、テクノロジー活用が必須。テクノロジーを駆使した契約業務のDX化で契約リスクは制御できます」と締めくくった。

株式会社LegalOn Technologies
https://legalforce-cloud.com

(旧社名:株式会社LegalForce) 
※株式会社LegalOn Technologiesは2022年12月1日に社名変更をいたしました。

プラチナフォーラム 2022 Winter
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