活用事例

サイバーセキュリティの“トップガン”に訊く!
未曾有の脅威に立ち向かう名和氏を支えるレッツノート
24時間使い続けるハードワークに生き残ったレッツノート
── ところでレッツノートを使い始めたのはいつ頃でしょう?
名和氏 ノートPC自体を使い始めたのが、自衛隊を辞めた2003年からです。さまざまなメーカーのノートPCを使いまして、多い時には異なるメーカーのノートPCを平行して3、4台使っていた時期もあります。その中で残ったのは、レッツノートだけでした。
── レッツノートが生き残った理由はなんでしょうか?

名和氏 仕事上、デスクトップPC並みのパフォーマンスを持つノートPCが必要なのです。外出先でも、マルウエアの解析やプログラミング、大量データの分析などができるパフォーマンスが必要です。
日中の時間帯は常にネットワークにアクセスして、これらの作業をしています。ノートPCのファンがずっと回り続けているような負荷の重い作業です。それに、寝ている時間も情報収集や分析を自動で回していますので、24時間電源を落とすことはありません。こうした使い方に耐え得るノートPCでなければなりません。
── かなりハードな使い方ですね!
名和氏 さまざまなメーカーのノートPCの中から、残ったのはレッツノートだけです。それでも年に1台ずつは買い換えていますので、2015年夏に購入したこの「レッツノートLX4」で、おそらくレッツノートは12、3台目ですね。
── えっ!1年ごとに買い換えですか!?
名和氏 セキュリティの関係上、ホストOSにはデータを絶対入れないことをポリシーにしていますので、仮想化ソフトウエアを使って、作業は仮想環境上で行っています。これがノートPCにはかなりヘビーなのでしょう。しかも、サーバーのように24時間365日稼働させ、特に、昼間はずっと過負荷状態ですから。他のメーカー製ノートPCですと数カ月〜半年も持ちませんので、1年以上使い続けることのできるレッツノートは、私にとって、とてもありがたい存在です。
── 今使っているのは2015年モデルの「レッツノートLX4」ですね。
名和氏 SSD搭載モデルを購入したのは、この「レッツノートLX4」が初めてです。HDDは衝撃に弱いということもありますし、使用に耐えなくなってきたということで、SSDに切り替えざるを得ないという状況もありました。今のところパフォーマンス的にも問題なく動いています。
使い勝手も抜群、セキュリティ面でも安心感がある
── ハードワークに耐えること以外に、レッツノートの良さはどこでしょう?
名和氏 まず、バッテリーですね。他のメーカー製ノートPCでは、カタログに3時間と書いてあっても、私の使い方ですと30分でバッテリーが切れてしまったりもしますが、レッツノートのバッテリーは一番もちます。残量などを意識せずに充電していますので、あまり良い使い方をしているとは言えないですが、そうした使い方でもレッツノートのバッテリーは、よくもってくれています。
── 作業を行う上での使い勝手・安心感はどうでしょう?
名和氏 もう私の手がレッツノートのキーボードに馴染んでしまっていますので、非常に使い勝手はいいですね。仕事の都合上、まれに他のPCを使うこともありますが、単位時間あたりの入力速度が全然違います。
それから、レッツノートはドライバソフトウエアの素性がしっかりしているという印象があります。他のメーカー製ノートPCは、ドライバソフトウエアを解析するとこれは違うな、ダメだなという時もありますが、レッツノートのドライバにはおかしなところは見付かりません。
ドライバやチップセットに不審なものが入っていて問題になるというニュースもたまにあります。仕事の都合上、自分が使うノートPCは、ドライバも含めすべてチェックをしますが、レッツノートはまったく問題ありません。そういう面ではただ頑丈というだけでなく、セキュリティ面でも安心できるノートPCだと思います。

── レッツノートには、紛失・盗難時に備えて「遠隔データ消去ソリューション」もあります。
名和氏 紛失や窃盗という分かりやすい脅威のために、リモートでハードディスクの中身を消去するというサービスは他にも多くあります。レッツノートの遠隔データ消去ソリューションは、電源が入っていない状態でもハードディスクに保存されているデータを遠隔消去することができるということで、ハードウエアレベルに近い、非常に素晴らしいサービスと思います。
年金情報の漏えい事件などもそうでしたが、何か起きてしまった時に大事なのは追跡性です。先ほど紹介しましたデジタル・フォレンジックの部分です。誰がやったのか、内部犯行なのか、外部犯なのか、どこで行ったのかなどを把握するためには、証跡を残す必要があります。追跡性の確保というのは非常に重要なことです。
遠隔にあっても機械的に、確実に監視、確認ができる対策を入れることが大切と思います。国と特別に契約している事業者などでは、PCに操作ログを残るようにしたり、GPSを埋め込んだり、証跡が残るようにしているところも多くあります。
最新「レッツノートSZ5」のインプレッション
── 本日は2015年秋に発売されたばかりの「レッツノートSZ5」をお持ちしました。
名和氏 これは軽いですね!約929gですか。この軽さで光学ドライブ付きなのですね。海外などで仕事をする際には、DVDなどのメディアを使うことがよくありますので、光学ドライブが付いているのに、この軽さというのは良いですね。
── 有線LAN、アナログRGB、HDMIなどコネクター類を標準サイズでフル装備していることも「レッツノートSZ5」の特長です。
名和氏 私は外出先で講演やプレゼンをさせてもらう機会が多いので、外部ディスプレイに出力するための端子はかなり大事です。過去には、端子が合わないために、プレゼンでノートPCが使えないということもありましたので、端子類が充実しているのは本当に良いと思います。それとキーボードはやはり良いですね。キーストロークも深く、打ちやすいです。

「差し迫った脅威」を多くの人に伝えていく
── 今後の活動、抱負について教えてください。
名和氏 自分がこうなりたいというのはまったくありません。「差し迫った脅威」という表現ですが、来年のG7サミット、2019年のラグビーW杯、2020年の東京オリンピック、いずれも関与させていただいていますが、これらのイベントを安全に成功させなければなりません。
最近は、各所で見えない攻撃が多々発生しています。海外でも多くのテロ被害が出ています。こうした背景のもと、2016年のG7サミットでは、日本を狙う攻撃者が数限りなく存在しています。それに対する対応を進めて欲しいのですが、なかなか意思決定者はまだ脅威を感じていないという状況です。政府機関も法律とガイドラインで何とかしようとしていますが、それだけでは足りません。
人間は認知して、過去の経験に基づいた判断をして、それから行動に移ります。私たちができるのは、単にこうすれば良いという情報ではなく、実際こうなっていますよという脅威をお話ししていくことです。
日本がサイバー攻撃にやられてしまう前に、間に合うようにやっていきたい、やらなければなりません。私は、サイバーディフェンス研究所だけでなく、他の機関にも関わっていますが、さまざまなところに関わることで、より多くのところを守れる、支援できるのではないかと考えています。これからもサイバー攻撃の脅威を、企業や、ひいては国民に直接伝えていくための活動を続けていきます。

参考リンク:サイバーディフェンス研究所





